〈ひきこもごも〉
漢字では〈悲喜交交〉
うまくできた言葉です。
平凡な日常でも
〈ひきこもごも〉の連続です。
先週の話です
仕事中、利用者さんに
お願いをされました。
「上の子（３歳くらい？）がトイレに
行きたいと言うので
下の子をみてて頂けないでしょうか？」
声をかけてきたのは
若いママさんです。
「はい、大丈夫ですよ」
下のお子ちゃま、横抱きの赤ちゃん
スヤスヤ寝ています。
私がそっと抱っこで受け取ったとき
ママさんが
「まだ首すわっていないんです」と
「はい、わかりました」
慎重に慎重に。
赤ちゃんはスースー寝息を
立てています。
赤ちゃんの顔を見ると
鼻の穴や口が小さくて
顔のパーツ全てがミニチュア
手も足ももう嘘みたいな
小ささ。
足の指先なんて小豆より
小さいんです。
「赤ちゃんってこんなに小さかったっけ？かわいい
」
周りにいるスタッフと
話していました。
少ししてママさんが戻られ
そっと赤ちゃんをお戻ししました。
赤ちゃんは寝たままでした。
その時尋ねたら
赤ちゃんは
生後１ヶ月ちょっと
体重４キロ位らしいです。
まだ産まれて間もない！
こんな感じだったかな〜
遠い記憶すぎます。
体重４キロって
うちのプーより１キロ重いけど
温かくて似た感じだった
赤ちゃんは天使ですね。
寝姿が可愛すぎます。
ママさんは大変だろうけど
頑張ってね！
頼ってくれてこちらも
ハッピー頂きました
そしてまたある日の話
私の受付の日に変な人が来ました。
この表現は良くないんだけど
〈頭がおか●い人〉です。
男性、５０歳くらいかな。
まず、施設の説明を尋ねてきて
次に各部屋を説明させ
閲覧できるファイルを見せてといい
説明をさせました。
質問があっちこっちに飛び
「ちょっと・・・おかしい」と
分かります。
こちらを振り回し親切度を
試しているのが分かります。
私の中の要警戒スイッチON
その後又受付に来て
急に文句を言いだしました。
先程と口調や表情が
替わっています。
長々と話したあと
「私は頭おかしくないです。
侮辱罪で訴えますから。」
私は理解できず
「私はそのようなこと何も
申し上げておりませんが？」
男「あなたじゃない！
前に来た時の男性です。」
「前に来ていたんかい！
なんで初めてきたからと
説明させたんじゃぃ！
やっぱりおかしい人だ。」
私の頭の中でグルグル
その言葉が回りました。
そして受付から立ち去り
又来るを３度繰り返し
（途中、別スタッフも
受付応援）
外から電話してきて又クレームを
言い
その後、１度また受付に来ました。
後で分かったことですが
その人、前に来て
トラブルを起こしていました。
来ていた子供たちに
難クセをつけ
からもうとしたので
男性スタッフが間に入り
その人の言動を注意したそうで
それを根に持ち
侮辱罪と言い出したようです。
どう考えてもスタッフ側は
「頭おかしい」なんて言う訳はなく
被害妄想です。
粘着質なものの言い方に
対応していると
こちらも疲弊します。
あまりひどいと警察通報
ですが
判断が難しいです。
接客業アルアルですが
今の時代、いろんな事件もあるので
怖いです。
以前、警察の人が来てくれて
そんな人にどう対応するかを
私達も研修を受けたこと有りますが
実際は難しいです。
その男性の真顔が
私の頭の裏側に貼り付いている
感じで暫くダメでした
悲喜交交です。
開く前はこんな
