今回のテーマ
三井住友カードの
・国際ブランドの切り替え可否
・デュアル発行とは?
・デュアル発行を用いたブランド切り替え
について
「USJ最強クレカ」として本ブログでも紹介させて頂いております、
三井住友カードプラチナ。
プラチナに限らず、基本的に三井住友カードの国際ブランドとしては、VISAかMasterCardが選択可能となっています。
(※一部、VISAしか取り扱いのないカードもあります。)
僕は三井住友カードプラチナはMasterCardブランドで取得していましたが、最近になって「VISAの方が良かったな」と思い始めました。
①国際ブランド切替検討の経緯
三井住友カードプラチナ独自の特典とは別に、
VISAと MasterCard各々の国際ブランドが提供している「プラチナ特典」というものが、
別にあります。
元々MasterCardブランドでは「招待日和」という「特定の加盟店で2名以上のコース料理を頼むと1名分無料になる」という特典が付いていたのですが、
これが三井住友カードプラチナでは2022年から対象外になってしまいました。
三井住友カードプラチナ独自の殆ど同じ特典として、
「プラチナグルメクーポン」というものもありますが、
「招待日和」と比較して利用できる店舗が少ないので
「招待日和」を活用できるMasterCardに魅力を感じていたのですが、
その特典が使えなくなった事でMasterCardでいる理由が無くなりました。
②国際ブランド切替可否
そこで「VISAに切り替えが出来ないか?」を三井住友カードに尋ねた所・・・
結論:国際ブランドの切り替えは不可
・・・とのことでした。
三井住友カードのサイトにも、このように
「切り替えはできません。新規にカードを発行して下さい」 とありますね。
つまり正規のやり方でいくと、
・不要となったMasterCardは解約の上、
・再度55000円の年会費を払ってVISAのカードを新規発行する必要があります。
③-1: 国際ブランドのデュアル発行とは?
一方で三井住友カードの特徴的なサービスとして、
国際ブランドの「デュアル発行」というものがあります。
これは名義・種類が同じ三井住友カードを、VISA・ MasterCardの両方で2枚同時に発行
できるもので、2枚目については年会費を無料もしくは割引で保有することが出来ます。
(※プラチナプリファードなど、「デュアル発行」不可のカードもある。)
三井住友カードプラチナの場合は、
本来の55000円の年会費に対し、2枚目は5500円で発行可能です。
必ずしも最初の新規契約時に2枚同時に申し込む必要はなく、
「後から別の国際ブランドを追加」ということも可能です。
この場合、審査無しで発行可能です。
③-2:国際ブランドデュアル発行のメリット
2つの国際ブランドを持つ主なメリットとしては、
①決済可能店舗が増える という点。
②両国際ブランドのカード特典を享受できる という点 にあります。
「①決済可能店舗が増える」点について
日本では「どちらか片方のブランドしか、店側が対応していない」というケースは少ないのであまり困ることは少ないですが、
海外では「VISAしか使えない」「MasterCardしか使えない」という店舗も多いので、
両方持っておけばクレカを使える場面は広がります。
ちなみにVISAはアメリカ、MasterCardは欧州が強いようです。
日本でも例えばコストコなどは、MasterCardしか使えません。
②「②両ブランドのカード特典を享受できる」という点について
「三井住友カード」等のカード発行会社が提供している特典とは別に、
VISAやMasterCardの国際ブランド自体が提供している特典というものもあります。
両方のカードを持つと、この両方の特典を+α円の年会費分で享受できることが出来ます。
ただし「三井住友カード」側が提供している特典については、
2枚持っていてもあくまで1枚分だけ。
例えばプラチナの
・USJで1人1枚エクスプレスパスを貰える
・年に1回送付される「メンバーズセレクション」
・・・などの特典はダブルで貰えるわけではないので、その点はご注意下さい。
なお僕の場合は、他のクレカでVISAとMasterCardブランドを既に保有していたので、
「①のメリット」は特に関係なかったこと、
「②のMasterCard側の特典」から「招待日和」が廃止された以上は今ひとつ魅力を感じなかったことから、
VISAに切り替えようと思いました。
但し、冒頭に紹介したように直接の切り替えはできないので、
この「デュアル発行」の仕組みを活用した国際ブランドの切り替え方法をここから紹介したいと思います。
④「デュアル発行」の仕組みを使った国際ブランド切替
やり方は簡単です。
僕の「1枚目:MasterCard /2枚目:VISA」の事例(プラチナの場合)で説明すると、
・まずはVISAブランドの2枚目のカードを「デュアル発行」する。
・カードが届いたら、1枚目のMasterCardを解約する。
・結果的に2枚目を実質1枚目として保有する。
これによりデュアル発行2枚目分の「+5500円」は掛かるものの、
・55000円の年会費は改めて請求されることはなく
・会員情報などは維持したまま
・無審査
・カードが手元にない空白期間を設けることなく
・・・実質的な国際ブランドの切り替えが可能となります!
なお、その場合に「年会費の請求がどうなるか?」についても、
三井住友カードのプラチナカードデスクに確認しました。
以下の条件だった場合に「具体的にどうなるか」を時系列で紹介したいと思います。
[仮定条件]
・1枚目(MasterCard)は 2023/1に加入。
・2枚目(VISA)を2023/5に加入。
・1枚目(MasterCard)のみを2023/6に解約。
・それ以降はVISAのみ保有する。
この場合は、以下のような年会費の請求タイミングとなるようです。
この辺の請求タイミングにより異なる場合もあるとのことでしたので、
厳密に知りたい場合はカード会社にお問い合わせください。
なおちょっと裏技的な話になりますが、
この場合は元々2月に請求されていた年会費本体55000円分の請求は、
翌年度は6月に請求されます。
よって、実質的に4ヶ月間無料でプラチナカードを持てるような状況になるので、
切り替えが前提であればちょっとお得かもしれませんね。
但し、解約する1枚目カードで支払った分のVポイント還元については、注意が必要です。
プラチナカードの「年間利用ボーナス」として、
「年間50万円利用毎に2500ポイント(実質0.5%)還元」というものがありますが、
このボーナスについては、
・付与の条件となる決済金額はVISA・MasterCardそれぞれのカード毎の集計となる
・ボーナス付与のタイミングは「カード加入月」の翌月末である
・ボーナス付与のタイミングでカードを解約していたら、ポイントプレゼントはない
・・・とあります。
今回の仮定の場合は1枚目カードを翌年の「カード加入月」より早く解約してしまっているので、その分の年間利用ボーナスについては貰えなくなるようです。
もし1枚目のカードで既に決済金額を積んで、
年間利用ボーナスを多く貰える状況にある方は、
国際ブランドを切り替える際はタイミングにはご注意ください!
以上、三井住友カードの国際ブランド切替可否、
および「デュアル発行」を用いての実質的な切り替え方法のご紹介でした。
[おまけ]紹介でのカード発行がお得!!
三井住友カードを新規発行される場合は、
ポイントサイト経由での申し込みが余分にポイントを獲得できるので、
一般的にはお得です。
しかし、「三井住友カードプラチナ」に限っては、
ポイントサイトからの入会案件は僕の知る限り、存在していません。
一方で誰かからの紹介経由でのカード発行であれば、通常に新規発行するよりも追加で、
1万円相当のVポイントを獲得することができるキャンペーンを、
三井住友カードは恒常的に展開していますので、
普通に申し込みするより断然お得となります。
もし周りに三井住友カードプラチナを持ってる人がいない方は、
当方から紹介することも可能ですので、
もし興味のある方は、概要欄の紹介用URL申し込みリンクよりご連絡ください。
[紹介入会プログラム用リンク]
https://ssl.form-mailer.jp/fms/7f4dd797770334
なお紹介入会される場合でも、個人情報が当方に伝わることはございませんので、
その点ご安心ください。
[三井住友カードのサイト]
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★新規入会キャンペーン
(プラチナ&プラチナプリファード共通)
・最大 5000円相当の還元(3.5万円決済の場合)
https://www.smbc-card.com/nyukai/campaign/cardinfo7040214.jsp#cards02
・最大5000円相当の還元(スマホのタッチ決済を3回利用)←※2023/12まで
https://www.smbc-card.com/nyukai/campaign/pop/cardinfo3010461.jsp
・紹介入会キャンペーン
10000円相当の還元
https://www.smbc-card.com/mem/addcard/vto.jsp
★新規入会キャンペーン(プラチナプリファードのみ)
3ヶ月で40万円決済で、40000円相当の還元。
https://www.smbc-card.com/camp/00002/index.jsp?dk=cpc-goo-brd-pr-210990
2023年12月時点
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三井住友カード公式サイト
国際ブランドの切り替え可否
https://qa.smbc-card.com/mem/zisedai_kojin/detail?site=4H4A00IO&category=704&id=2365
デュアル発行時の2枚目年会費