第4回例会 50人に1人の衝撃 | カウンセリング&ヒーリング 癒しの海☆BLUE OCEAN

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9月7日の第4回みやぎの萩

ネットワークの例会


司法書士の草野先生のお話は

支援者が知っておくと役に立つ

情報や具体例が豊富でした。


司法書士が関われる法的な

手続きは数多くありますが、

それがどういう内容なのかと

いえば


相続登記、住宅ローンの

抵当権抹消、債務整理、

相続放棄、遺産分割、など


得意分野や収入源は登記

手続きだそうです。


どこに自死遺族との関わりが

あるかというと


自死の原因の約2割は経済的な

要因で、借金や経営不振から

死を選んでしまう。


すると残された遺族は、財産がなく

借金が多ければ相続放棄の手続きを

したほうが良い、ということになります。


また、借金などがない場合も、住宅

ローンを組んでいた方が亡くなった際

一般に団体信用保険に入っているので

残債がなくなり、抵当権抹消の手続きを

します。


亡くなった方がご家族に借金のことを

伝えてないことも多くあって、相続放棄は

3か月以内に申述しないといけませんが

借金の時効が5年で、その少し前に

突然請求されることもよくあるそうです。


事情を知らなかった場合、裁判所が

対応してくれるケースもあるので

諦めずに一緒に考えましょうというのが

草野先生のスタンスです。


遺族 (草野先生はご家族と呼んで

いるそうです) の手続きはいろいろと

あって、どんな亡くなり方をしたかは

問いません。


病気や事故、老衰で天寿を全うして

いても、自死でも、手続き自体は

変わりませんが、心情を考えると

対応には気遣いが必要だとわかって

いただけると思うのですが


こんなにも多く、突然にご家族を亡くす

体験をしている人々がいることを知らず、

無自覚に関わって二次被害を招いて

しまうことがあるそうです。


現実に日本は年間127万人の方が

お亡くなりになりますが、その2%

2万5000人、50人に1人が自死だそうです。


その数字を聞いて本当に衝撃を受けました。


自死者の数は年間3万人と騒がれて

対策を講じて少し効果が現れて減少して

いた筈ですが、それでもなお


学校の4クラスある学年に、自死で亡くなる

方が2人いるような割合です。


小学校の体育館で一緒に並んでいる

クラスメートの中に12人も生きていられ

ないような苦しさを抱え、死を選んで

しまっているような状況ではないでしょうか。


身近な大切な人が死を選んだなら

残されたご家族もまた、とても辛い思いを

しています。


草野先生の配布資料の1枚目


「平成22年度精神保健と社会的取り組の

相談窓口の連携のための調査」


全国の司法書士会理事1000人から無作為

抽出した500人を対象に調査。回答数264票。


【業務上の自死関連問題の経験】

自死者と関わったことがある 17人(6.4%)

自死未遂者と関わったことがある 18人(6.8%)

自死念慮者と関わったことがある 81人(30.7%)

自死遺族と関わったことがある 47人(17.8%)


【その他】

・業務の中で1年間にメンタルヘルスの問題を

 持つ人に関わった経験がある 122人(46.2%)

・最も多かった相談内容は多重債務

・対応に困った内容

 「被害的な訴え」「相談が長く、頻回」「妄想的な話」

・メンタルヘルスの問題に気づきながら

「相談先がない」と回答した者が4割

・どこにつなげたらいいのかアドバイスがほしい

 177人(67.0%)



司法書士は140万以下の争いは対応

可能で、弁護士と料金はさほど変わらない。


カード破産は買い物依存症やギャンブルや

アルコール依存が起因していることが多く、

ただ破産の手続きを行っただけでは


根本原因がなにも解決していないため

犯罪を誘発する危険もあるとのこと。


資料にあるように、破産などの相談から

メンタルヘルスの問題に気づいても

連係先を持っていないことが多く


司法書士自身も対応に苦慮して消耗する

ことがあり、連携することは相談者に

とっても双方に意義があります。


場合によっては弁護士や社会福祉士の

ほうがより良い対応ができるケースが

あるそうです。


草野先生は、独占分野の国家資格者は

社会的使命で業務にあたっているので

法的支援による自死予防や遺族支援は

当然ながら守備範囲だと仰います。


その言葉に、多くの国家資格者の皆さんが

あまりにも多すぎる悲しい死に対して

取り組む意欲を持っていてくださることが

わかって勇気づけられた思いです。


講義の内容の一部のご紹介を

させていただきました。


他にも遺産分割協議や離婚調停の闇

普段は見ることのない部分をお話

いただいたりもしています。


関心のある方は公開している講座の動画

ご覧いただけますと幸いです。


この日は山形からも草野先生の

繋がりで司法書士の加藤史子さんが

ご参加くださいました。


先日、広瀬倫理法人会の早朝セミナー

ご縁をいただき『みやぎの萩ネットワーク』への

ご協力や連携をお願いした同じ山形の弁護士

細江先生をご紹介させていただきました。


山形でも職種や業種をこえたネットワークが

作られますよう、協力していきたいと

思います。


草野司法労務総合事務所

http://homepage3.nifty.com/tcakusano/gyo.html



次回は弁護士の土井先生の講義です。


10月8日(木)

会場:アエル28階 エル・ソーラ仙台 

研修室

時間:18時00分~20時00分



人が追い込まれるということは

どういうことか


予防のためのみやぎの萩

ネットワークの意義


自死の差別問題についてお話いただきます。


土井先生のブログ

弁護士の机の上より










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