佛教の教えに無財の七施というものがあります。
眼施(がんせ)・・・やさしいまなざしを向ける
和顔施(わげんせ)・・・にこやかな微笑のやさしい顔つき
愛語施(あいごせ)・・・やさしく、思いやりのある言葉使いをする
身施(しんせ)・・・自分の体を使って他人のために動くこと。奉仕。
心施(しんせ)・・・他人のために気配りをしたり、喜びを共有する(随喜)こと
床座施(しょうざせ)・・・席を譲ること
または自分の地位ですら後進や相手に譲ってしまう心
房舎施(ぼうしゃせ)・・・雨風をしのげる施しをすること
笑顔でいる、優しい気持ちを持って目を合わせる。
それで十分人の役に立つことなのだと思います。
いろんな出来事があって、自分だけが孤立している
ように感じても、地球と足の裏は繋がっていて、離れて
いる人はいません。
すべてのものはひと繋がりです。
そう思うと、人の為になることは、すべて自分に返って
くることなのだということが納得できるかもしれません。