健康診断(特定健診)受けてますか?
外に勤めていた頃は、毎年の定期健康診断があり、
健康診断を受けるのは当たり前だった私。
しかし、個人で仕事をすることになると、
半ば自動的に用意された健康診断がなくなってしまいました。
夫の会社での扶養者として、一部負担金が必要ですが、
年1回の健康診断(特定検診)を受けることができる。
それは、自己申告しないとできません。
年1回の健康診断を自分で意識して予定をしてないと、
すぐ1年は過ぎてしまいます。
健康保険の団体が窓口になるので、
ぜひ確認してみてください。
更年期世代は、自分の身体を知る機会に健診を活用しよう!
私自身、更年期世代になり、
身体に問題が出てもおかしくない年代。
病院へ定期通院する病気もなく、
多少の身体の不調はあるものの、健康だと感じて過ごしてます。
ただ「自覚症状がなければいい」ではなく、
年に1度の健康診断(特定検診)は、
自分の身体をチェックする機会としてきちんと受診をしています。
今年に入り、特定検診を受けた時のこと。
健診センターを予約し、
各種検査の間に、内科医師の診察があります。
いつもなら、年配の医師が問診票などをチェックして、
ちょっと質問があって、すぐ診察が終了するのに、
今回はちょっと違いました。
今回は女医さんで、診察室に入った私を見て、
「甲状腺がちょっと大きい」と言い、首の部分の触診をしました。
「あまり問題ないと思うが、甲状腺を一度チェックしておいた方がいい」と
言われました。
健診結果に「甲状腺の異常」の旨を入れておくとのこと。
私は、健診結果が心配で、結果が届くまでの3週間ほど、
ソワソワしながら過ごしました。
女性に多く見られる、甲状腺の病気
更年期は、心身共に不安定な状態になりやすく、
その原因が更年期症状なのか、他の病気なのか、
なかなかわかりにくいそうです。
甲状腺は、身体の代謝に関わるところ。
なかなか表から見えないので、診断も難しい。
甲状腺の疾患は、甲状腺が暴走してしまう病気「バセドウ病」と
甲状腺機能が低下する「橋本病」があります。
どちらも、甲状腺ホルモンを調節する薬を飲むことになるのが、
一般的な治療のよう。
ネットで甲状腺の病気について調べてみると、
セルフチェックができるものもありました。
セルフチェックで、ある程度該当する項目はあっても、
ホントに甲状腺に何かあるのか不安でした。
健診センターから結果が届いたら、
甲状腺専門で診察をしている、
近くのクリニックを受診しました。
健康診断結果を提出して、追加の採血があり、
後日甲状腺エコー検査を予約しました。
甲状腺エコーの検査では、即日検査結果が出ました。
甲状腺ホルモン量も、前回の採血で正常範囲内だったので、
その結果、甲状腺は問題なし。
たぶん、このコロナ禍で、首回りの部分に脂肪がつき、
甲状腺が大きく見えたようではないかとのこと。
甲状腺は「異常なし」の結果に、
ホッとしました。
健康診断で自分の生活を振り返って、普段の生活の改善を
私なりに自分がどうして、甲状腺が大きくなったかを
考えてみました。
- 自粛生活で活動量の低下
- 年齢を重ねていくにつれ、基礎代謝量の低下
- 基礎代謝低下しているのに、摂取カロリーが多い
結局は、
身体が必要な量を越えたオーバーカロリーだったかも?
自分の口にする食事を少し見直し、定期的な運動を行い、
体重や体脂肪などが少しずつ改善してきました。
その身体の不調は、更年期症状?、それとも他の病気かも?
更年期だから、身体の不調があって当たり前。
何となく、そう思い込んでいませんか?
全ての症状が病気につながるわけではないけれど、
病気であったら、適切な治療をすれば改善するはずです。
医療機関を受診するのが、億劫かもしれません。
症状が悪化したり、体調が悪いと悶々として、
心が病んでしまうことがあるかもしれません。
そうなる前に、ちょっと自分の身体を特定検診でチェック。
その結果で、安心できる材料が手に入るかもしれませんよ。
定期通院している病気がない人ほど、
ぜひ特定検診は受けるべきだと思います。