今日は六本木の国立新美術館で開催されているオルセー美術館展に行ってきました。



この美術展は、オルセー美術館の改装工事に合わせて、モネ、セザンヌ、ゴッポ、ゴーギャン、スーラ、ルソーからナビ派までの傑作115点が来日しているものです。


本日は入場制限もなく、人はそれなりに多かったけど、混雑していて鑑賞できないという程ではありませんでした。

閉館15分前は、人も少なく、お気に入りの絵を独り占め状態でした(笑)



さて感想は・・・月並みですが、素晴らしかった。。



「ポスト印象派」と銘うたれているように、20世紀初頭の前衛美術の橋渡しをした作品群が展示されているわけですが、私が一番感銘を受けたのは、クロード・モネの作品です。


日傘の女性(1886年)
$ファルコンの気まぐれブログ-日傘の女性(1886年)


ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光(1904年)
$ファルコンの気まぐれブログ-ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光(1904年)



ポスト印象派の作品は、もちろん本当に素晴らしいのですが、印象派の良さというものもまた再確認したように思います。

ものに固有の色があるのではなく、目に見えるものはすべて光によって形づくられるもの、光につつまれた現象であって、光のかげんによりものの色は変化していく。。

光は刻一刻かわっていき、それに応じて目の前のながめも移ろいゆく、その一瞬の印象を描くという印象派の絵が、私の好みに合っているのでしょう。



来月中旬まで開催しているので、本日買ってきたカタログをしっかり読んで、もう一度観に行ってもいいかなぁと感じております。