やりすぎない 程々に  09.風天小畜<上九> | 易学が伝える「あなたの宿命と運命」 人生を上品(じょうぼん)で生きる智慧

易学が伝える「あなたの宿命と運命」 人生を上品(じょうぼん)で生きる智慧

なぜ、あなたは思い通りの人生を歩めないのか?
生まれてきた意味。宿命とは?運命とは?
どのようにすれば、幸福で、質の高い人生が歩めるのか?
成功とは、達成とは?魂の成長はいかにしてなし得るのか?
Blogを通してお伝えしようと思っています。

やりすぎない、程々に

 

秋の三連休が終わり

今日からまた新しい週が始まります。

 

今年は、三連休の初日に

日光に奇門遁甲の方位取りの旅行に

行ってきました。

 

日光三社の

本宮神社

二荒山神社

滝尾神社

 

に参拝してエネルギーをチャージしてきました。

 

特に滝尾神社は奥宮で

人があまりいない、とても澄んだ空気が

漂う神社でした。

 

さて、

努力をコツコツと積み重ねてようやく目的

が果たされた時、謙虚にしておくほうが良い

と説かれている卦です。

 

西洋では、成果をどんどんと出し

成果を誇示することが大切ですが

 

東洋では、謙虚に程々にしておくのが

よいと説かれています。

 

出る杭は打たれる、

現代では、出る杭は炎上するといった

ところでしょうか。

 

謙虚にしておくほうが好かれることが

多い社会が東洋の社会、特に日本においては

そういったことが顕著です。

 

何事にもやりすぎにならずに

程々にということが大切だと

言うことだと思います。

 

 

<上九>

既に雨降り、既に処(とど)まる。

徳を尚(たっと)載(み)てるなり。

婦は貞なれど厲(あやう)し。

月、望(ぼう)に幾(ちか)し。

君子、征(い)くときは凶なり。

 

努力を積み重ねて、ようやく目的は

果たされた。垂れ込めた密雲も

雨となって、万物を潤すことができた。

また、これまで養い育ててきた徳も

車に乗せるぐらい大きくなった。

 

しかし何事にも持ち分があるので

それを超えてしまうことは問題が起こる

きっかけとなるので注意が必要である