ラプターズの個人的ワークアウトの開始…そこにある制約と今後の懸念と。まだ平常は程遠い。 | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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毎日が24時間で足りない日々ですが、
苦手な英語と戦いながらできる限りの情報をお届けします。

いつも閲覧くださりありがとうございます^^

 

 

本日も記事は予約UPとなっております。

しかも、ちょっと前の(1週間くらい前かな…)の記事になっております。UPするタイミングを逃したというか。

 

現在チームの施設を一部開放して個人トレーニングをたったの1人ずつ行っているラプターズですが

その制約が他のチームよりも厳しいものになっているということを、前にこのブログでも触れました。

そうなって以来、初めて施設を使った選手はマルコム・ミラーでした。まだ今のところはその1人の名前しか聞いていません。

でも、このように制限を徹底しているのにはもちろん理由があり、思いがあります。

そのあたりのことをチームGMのボビー・ウェブスターが語っていた記事を読んでみたいと思います。

 

 

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Raptors to reopen practice facility for individual workouts next week

ラプターズは来週、個人のワークアウトのために練習施設を再開する

 

 

※動画は関係ありません。OPEN GYMの動画です。今回はテレンス・デイビスが主人公ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケットボールの復活にはまだ長い道のりがあるが、NBAとトロント・ラプターズは先週金曜日に少し前進した。

 

一部のチームは、現地の義務とリーグの厳格なガイドラインに従って練習施設を再開し始めているが、ラプターズはさらに厳しい制限の下で追随するようになっている。

 

3月11日にCOVID-19パンデミックのためにそのドアを閉めて以来初めて、トロントのOVOアスレチックセンターは、来週から始まる自主的な個人のワークアウトのために限られたベースでプレーヤーに開放される。

 

NBAはチームがいつでも最大4人の選手をジムに入れることを許可しているが、ラプターズ(地方自治体、感染症専門家、公衆衛生当局と緊密に協力している)は1人に制限した。

一度に1人のプレーヤーと1人のコーチが建物にアクセスでき、グループ間で重複することはない。これは、チームがこの状況では最適だと判断した決定であり、プレーヤーが安全かつ健全な方法でコートに戻ることができるプロトコルなのだ。

 

 

ラプターズのゼネラルマネージャーであるボビー・ウェブスターは、金曜日の電話会議でこう語った。

 

“これは、3月中旬に始まった当初にさかのぼって考えられたんだよ。私たちは皆、下したすべての決定について、できる限り考え抜かれた徹底的な努力をしてきたと思う。だから、公衆衛生と私たち自身の医師や内部リソースとの協議と承認を得て、感染症の専門家の何人かと話をしてきたんだ――私はこれが私たちが最適だと感じたところだと思ったんだよ。”

 

“私たちはこれは妥当だと思った。私たちはうちの選手たちが少し動き始め、そしてアパートから出るのを許し、そしておそらく精神的健康のために、ショットを撃ち始めようとすることを許したと思った。必ずしもNBAのルールと比較されたとは思っていないよ。社内で開発したものだと思っている。”

 

 

 

 

 

 

 

TSNのエリックスミスさんは、カナダの医療現場で働く人たちに感謝の意を示すキャンペーンのTシャツとマスクを着けて今sね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーグの当初の計画はこのプロセスを5月の初めに開始することだったが、彼らは都市、州、または地方自治体にまだStay Homeの管理下にあるチームからいくつかの反発を受けた。彼らは練習に戻ることを許されておらず、キャパシティに制限をかけられているのだ。

 

協会の周りで浮かび上がった懸念の1つは、一部のチームが施設を開くことができたが他のチームはできなかった場合、競争が不均衡になるという考えだった。しかし、アメリカの一部が規制を緩和し始めたことで、リーグの懸念は、プレーヤーが認可されていないジムに群がろうとすることだった。NBA施設を再開すると、たとえ今のところ一部のプレーヤーであっても、管理された安全な環境でワークアウトすることができるのである。

 

ゆっくりと、より多くのチームが青信号を出している。レポートによると、クリーブランド、ポートランド、デンバーは、最初に彼らの建物に戻ると予想されていた。その他は、今後数週間にわたって再開することが期待されている。

 

 

情報筋によると、最近、ラプターズのプレジデントであるウジリ・マサイと他のチーム役員は、州政府の承認を得るために懸命にプッシュしたという。彼らは、計画と実施されるいくつかのガイドラインを説明する最初の提案を提出した。

 

“プレーヤーが入る場所から、毎日の症状と温度をチェックする人を置くこと、施設内のフロープランは何か、施設のどの部分を開けるか、アクセスできる部分はどこにするか、クリーニングプロトコルは何か、どのようにクリーニングするのか、というところをね。”とウェブスターは言った。

“それがどれほど詳細なものになるか想像できるよ。それらのタイプの提案をしていて、そして質問まで前後にあるんだ――‘これは良さそうに見えるけれど、ここにもう少し詳細な取り決めがあるのか?’ってね。結局、それは一種の通過点だよ。”

 

 

 

 

 

 

 

 

OPEN後に最初に練習を行ったマルコム・ミラー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解決すべきロジスティクス上の懸念はまだたくさんある。

 

ラプターズの選手は北米中に散らばっている。パンデミックの間、チームのほぼ半分がトロントに滞在した。その中にはパスカル・シアカム、サージ・イバカ、クリス・ブーシェ、マット・トーマスなどがいる。ただし、3月下旬に予防的な14日間の自己隔離が解除された後、数人のプレーヤーが米国に帰国した。たとえば、フレッド・バンブリートは家族とともにイリノイ州ロックフォードにいる。ノーマン・パウエルはラスベガスにいる。テレンス・デイビスはナッシュビルにいる。

 

もちろん、それはラプターズに限定されない。すべてのチームが同じ問題に直面している。現在のトリップ制限を考えると、大きな違いといえば、他の29のクラブがすべて1つの国にあることだ。アメリカのラプターズの選手にとって、トロントに戻ることは国境を越えることを意味する。

 

現時点でそれが可能かどうかについては、いくつか疑問がある。ウェブスターは、各プレーヤーの移動ステータスに応じて、ケースバイケースで処理されると語った。国境を越える選手は、練習施設へのアクセスを許可される前に、検疫ガイドラインに従う必要があるからだ。

 

“それが現在のルールであり、私たちは善良な市民として、現在の状況を守ろうとしているからね”とウェブスターは語った。

“私たちは話し合いをしたが、それはその部分にあるんだよ。私たちは特別な利益団体ではなく、例外を探している人でもないんだ。だから、このルールは進化し続けているから、私たちは模範になるよ。”

 

 

現在市内にいるプレーヤーに関しては、ウェブスターは施設がオープンしたら、彼ら全員が施設でワークアウトすることに関心を示したと考えている。チームは今週末、各プレーヤーの日時を揃えるコールを予定している。

 

チームによると、プレーヤーとスタッフはOVOセンターのコートエリアのみを使用できる。ロッカールーム、ウェイトルーム、医療施設、オフィスなど、建物の他の部分はすべて閉鎖されたままだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

TSNでは相変わらず、以前の試合を放送しているみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NBAは、プレーヤーのワークアウトにヘッドコーチが同席することを許可していない。建物に入ると、スタッフは常に手袋とマスクを着用する必要がある。プレーヤーはコートにいるとき以外はマスクを着用する。入場時に症状と温帯のチェックが行われる。リーグに関するレポートによると、誰もが少なくとも12フィート以上離れていることを求められている。

 

このステップは、NBAがシーズンを救済し、再びバスケットボールをプレーする方法を考え出すことに近いという意味ではない。どちらかと言えば、それは我々がそこからどれだけ離れているかを物語っているのだ。リーグとそのチームが、1人または2人の選手を個々のワークアウトのためにジムに入れるためにクリアしなければならないこれらすべての障害を考慮してほしい。実際のゲームをプレーするために必要なすべてのことは言うまでもなく、会議や練習のために同じ場所にチーム全体を配置する際に、何が問題になっているのか想像してみて欲しい。

 

しかし、それはそういうことだけでなく、進歩である。

 

“私たちはそれについて徹底的に話し合い、元の状態に戻るよ。私たちはこの分野の医師や専門家と毎日話し合っていて、当分の間、誰もが私たちがやろうとしていることに満足していると思っている。”とウェブスターは語った。

 

“保守的な側面で、一度にジムに1人のプレーヤーに限定すると言っていた理由だよ。来週は全員が学習し、状況は変化する可能性があるからだ。でも、私たちはこの非常に限られたオープニングで私たちは快適な状況であり、エキスパートが適切なプロセスとプロトコルにおいて適当だとしているんだ。”

 

 

原文:TSN

Raptors to reopen practice facility for individual workouts next week

 

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私もカナダの支援のためにこれ、買いたかったんですけど。

日本には配送されていないんだって。残念…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“私たちは話し合いをしたが、それはその部分にあるんだよ。私たちは特別な利益団体ではなく、例外を探している人でもないんだ。だから、このルールは進化し続けているから、私たちは模範になるよ。”

 

このウェブスターの考えが、ラプターズだよなぁて思います。

自分たちは注目をされる存在だからこそ、例外ではなく制限を固く守って模範にならないければならない。

それは、他のチームも同じですけど、このアメリカの緊急事態宣言中はNBAの選手たちはずっとそうしてきましたよね。彼らは必死に耐えてきました。彼らは自分たちの責任や義務を理解しているんですよね。

 

この記事で言われているように、

“このステップは、NBAがシーズンを救済し、再びバスケットボールをプレーする方法を考え出すことに近いという意味ではない。どちらかと言えば、それは我々がそこからどれだけ離れているかを物語っている”

これはまさにその通りで、踏み出した1歩はまだまだとても小さい1歩なんですよね。

だからこそ、ここで踏ん張らないといけない。この1歩の歩幅ををだんだん広げていけるように。

マサイ・ウジリを始め、各チームのエグゼクティブたちは州を懸命にプッシュしてきたと。

あくまで、州の方向に従いたいからこそ、州を動かすことも必要。見えないところでエグゼクティブたちも頑張っているんですねぇ…

 

 

 

 

 

 

はやくラウリーのこんな表情を見たいですよね…

 

 

 

 

 

 

リーグはこれから2~4週間の間に今後の計画を発表すると言っていまして、その調査に入ったところらしいです。それがどんな方向に行くのかはわかりませんが…まあ、どこかに場所を絞って、プレーオフからの開始になるっていう可能性が一番高いですよね。

今後どうなるのかわかりませんが、静かに見守っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。