高額な治療
最近やたらに生物学的製剤などの高額な医療費がかかる治療についての勉強会が続いている。
主に難治なアトピーや掻痒症に顕著な効果があると言われているもの。
注射は1本11万円ほど。保険3割負担でも3万円台、2週に1度の注射だと6〜7万はかかる。
それでも保険ってすごいなと思わせる。
高額医療を適用する場合(いや、すべてにおいてそうだが)はきちんと審査してからにしてほしい。
前職場では、明らかに怪しげな患者を今まで何度も見てきた。
マイナ保険証になったとしても空港のイミグレくらい徹底しないと不正は防げない。
顔と指紋認証ね。
日本人でもこのやり方は…という人がいた。法の抜け穴を利用したあくどいやり方。模倣されると真面目な日本人全員が困るのでここでは書かないが。
低賃金で一生懸命働いてこどもの面倒や親の面倒を見て関節リウマチになってしまった女性。
3割負担でも4週間に1度打つ、リウマチの生物学的製剤が高額で打てなかった。
生活費が優先なのだ。
高額医療の控除もあるが、それは後の話。とりあえず今日の治療費を払うお金に余裕がないということだ。
前出のずるい人は治療が受けられ、この真面目な女性は受けられない。
全く歪んだ医療費にやるせない気分になる。
せめてふらっとやってきた外国人に国民健康保険を適用するな!診察を受けレントゲンを撮り、注射を受け、処方もされた。しかも「内服薬や湿布をたくさんくれ、国に持って帰るとみんなが喜ぶから」と、図々しいお言葉まて頂いた。さすがに先生がブチ切れて必要最低限の数しか処方しなかったが日本国民の保険だぞ!
旅行者には強制保険加入制度を速攻ですすめてほしい。
浮いた費用で真面目女性のような人を救済できる制度を作ってほしい。
現場からは以上です。