崩壊と腐敗と消滅 | 山羊の歌

山羊の歌

―僕のこゝろは、少年時



君の命は短かった
消えてくれて嬉しい

もう君には必要ないから

消えてくれてありがとう



なんて生易しいものじゃなくて
もっと赤黒くてドロドロしてる


流れて流れて

排水溝を通って

形がなくなって


誰が水で全部ながして
モップで拭いて
掃除してくれたら
どれだけ嬉しいんだろう