音譜お知らせ音譜

 

北海道内で受験可能な「全中学・高校のHPへのリンク集」です。

右矢印こちらのサイトにある上記のバナーをクリック!

 

 

今回のブログは、7月17日に掲載したものと同じ内容です。そちらの内容を元に開催しました7月28日(日)、8月18日(日)の説明会が好評でしたので、9月16日(月)と29日(日)に追加開催をします。前2回はご都合が合わずに参加を見送られていました方で、今回はご都合が合うという方がいらっしゃいましたら、是非お申込ください。前回のブログを読んでいないという方も、今回のブログを読んで、もし内容にご興味を持たれましたら、説明会にお越しください。

※9月16日(日)説明会のお申し込みは締め切りました。

 

 

※説明会のお申込フォームは一番下にあります。

 

 

 

いよいよ夏休みも終わりが近づいています。9月、10月、11月に道内の公立中学校では、学力A、B、Cの各テストが行われ、その成績資料を元に三者面談を行い、願書を出す高校がほぼ決まります。

 

道内では公立高校を第一志望とする受験生が多いため、「滑り止め」と呼ばれることの多い「私立併願校」です。

 

ですが、最近は私立高校の人気も上がり、私立の専願や単願も増えてきました。

 

ちなみに「専願」と「単願」の違いを説明すると(ご存知の方が多いとは思いますが)、「単願」はその一校のみの出願を指し、「専願」は他にも出願をしていたとしても、「もし合格したならば必ず入学します」という確約をした上での受験を指します。

 

いずれの形での出願にせよ、ほとんどの中学生は私立高校に願書を出すことになります。そこで、私立高校を選ぶ際の見るべきポイントについて私なりの観点から書いてみたいと思います。

 

 

① 系列大学に行きたい学部・学科があるか

 

私立高校は大学の系列校とそれ以外に分かれます。「〜大学付属〜高校」といった名前の高校が系列高校の典型です。

 

さらに大学の系列高校も、道内・市内といった地元の大学と、首都圏や関西などの道外にある大学に分かれます。

 

それらの大学に進学したいと思う学部・学科があり、道外の場合には仕送り代も含めて費用の負担も可能だという場合には選択肢に入れるべきです。

 

近年は、医学部の医学科・看護科あるいは薬学部の人気が非常に高いです。女子の中高一貫校でも看護科と薬学部への進学希望者が特に多いです。

 

学費はかかりますが、歯学部獣医学部への内部進学は他校の生徒が一般入試で進学するよりもかなり有利になる印象があります。これらの学部進学希望者へのサポートが充実している学校は多いです。大学進学後に編入を経て、希望学科に進んでいるケースも見られます。

 

費用負担の高さを気にせずに確実な「歯学部・獣医学部・看護科・薬学部」への進学を目指すならば、これらの学部・学科のある大学の系列校を選ぶという方法があります。ただし、医学部に関しては内部生といえども進学の条件は厳しく、内部生としてのメリットは小さくなります。

 

 

② 特待生の枠に入れるかどうか

 

公立高校が第一志望として人気がある理由の一つに「授業料が安い」ということもあります。公立の東・西・南・北高校受験者の滑り止めとして、昔から人気のある札幌市内の2校は大学の付属ではありませんが、上位成績合格者には入学金と授業料が免除もしくは減額となる「特待生」の制度が充実しています。

 

「浮いた授業料を予備校の学費や通塾費に回したい」という声を保護者の方から聞くこともあります。

 

 

③ 「最上位クラスに入れるか」又は「課外・学外活動のメリットを受けられるか」

 

公立校は一部校を除き、普通科の1コースのみの学校が多いですが、私立校では2〜3のコースに分かれている方が普通です。それぞれのコースの役割について解説します。

 

 

A 進学実績を作るためのコース

 

その校で最上位の学力を持った生徒を集めたコースで、クラス数は1〜2と少数の場合が多いです。生徒数が減少し、学校の存亡がかかった時期に「〜選抜」「特進〜」等の名称で少数精鋭のクラスを開設し、東大や京大の合格者を出すのを目標に、人的・物的資源を集めたクラスがよく作られます。特待生の多くがこのクラスに在籍します。

 

授業時間数も補講も多く、夏休みや冬休み期間の講習も充実していますので、学校の基本的なサービスは「授業」だということを考えれば、それだけでもお得です。

 

また、当然教員も指導力のあるメンバーを揃え、講師一人当たりの指導生徒数も少ないことを考えれば、その点でもお得です。一般入試での競争力を身につけさせるため、定期考査の難易度も高くなります。旧帝国大学は2次の個別試験もありますので、それに対応した試験内容の学校では平均点が5割を切っているのは珍しくありません。

 

 

B 経営を収益面で支えるコース

 

名称上は、「国公立〜」「〜大学進学〜」となっていることが多いですが、実際には、上位コースの方がその大学への進学者が多いということがよくあります。

 

クラス数も多く、学校経営を収益的な面で支える重要なボリュームゾーンです。

 

ただし、指定校推薦枠利用AO入試での進学を考えている生徒には大きなメリットもあります。これらの進学の場合には評定平均が重要になりますので、学校側も考慮し、上位コースよりも定期考査の難易度は低めです。これらの進学を目指して意図的に上位からこちらへ編入してくるケースも目にします。当然ながら、定期考査の平均点は高めになります。

 

 

C 知名度を上げるためのコース

 

学校は営利団体ではありませんので、生徒を増やすための方法は一般企業とは異なります。生徒の課外活動を支援したり、学外活動がしやすいように便宜を図ることで、マスコミを通じたブランディングを行っています。

 

課外活動で一番分かりやすいのは、高校野球。

 

全国的に見ると、規模の大きい甲子園の常連校は、進学実績の優れたクラスも持っていたりします。

 

ラグビーやサッカーなども含めた球技は特に人気があり、日本代表を務める監督などがいる高校は寮や夜間照明、雨天時用の屋内練習場も備え、施設に相当の投資を行っています。

 

また、学外活動であれば、国際的な各種コンテストやフィギュアスケートなどです。

 

公休が取りやすいので、合宿や海外遠征などの学業への影響を小さくできます。

 

したがって、公立高校よりも融通が利くので、単願で私立を選択するケースもあります。

 

そして、全国や世界レベルでの活躍があれば、大学進学で有利に働く可能性があります。

 

 

 

上記A〜Cの3種に分類してみましたが、どのコースに在籍していても授業料は変わらないのがほとんどでしょう(講習代や部費・遠征費は除きます)。しかし、その使われ方は、C>A>B の順に多いのが一般的のように思います。

 

自分が願書を出すコースがどの分類に該当し、そのコースのメリットが自分に合っているかをよく考えておきたいところです。

 

 

④ 入試の仕組みが合っているか

 

私立は公立校よりも入試内容が自由ですので、オリジナリティの高い入試を行っている学校もあります。

 

5教科マークシート方式のみで記述試験が無かったり、単願であれば英・数・国の3教科のみであったり、などです。英語に関しては公立中学校の教科書に出ていない単語も出題可能ですので、英語が得意な子は私立の方が差をつけやすい場合もあります。

 

最近ではペーパーテストを行わずに、その代わりとなる北海道学力コンクールなどの学外模試を中3の8月以降に受けてもらい、その偏差値が基準を超えていれば、グループディスカッションのみで合否を判断するという学校も現れました。

 

 

⑤ 通いたいと思える雰囲気があるかどうか

 

最初のところで述べたように北海道では「滑り止め」として考えている方が多いために、第一志望の公立高校ほどには時間をかけて情報収集や比較を行っていない方が多く、いざ「通わなければ」となった段階でよく考えずに選択してしまったことを後悔するというケースも耳にします。

 

極端な場合には、それまで一度も足を運んだことも無かった高校に通い始めて、そのときになってから雰囲気が自分に合っていないことに気づいたという方もいました。

 

偏差値ランクだけで私立併願校を決めてしまわずに、出願する可能性のある私立高の学校祭やオープンキャンパスには出来るだけ足を運び、「通いたい」あるいは「通ってもいい」と思える学校を探しておかれるようにお勧めします。

 

 

⑥ クリスチャンならミッション系へ

 

クリスチャンの生徒の場合には指定校推薦枠以外にも他系列のミッション系の大学に推薦で進学できるケースがあります。教区の神父さんの推薦があれば、さらに有利になるケースがあるようです。

 

 

⑦ 卒業後に学校評価は上がりそうか

 

学校の評価は十数年のスパンで変動しています。進学時はさほどの難易度ではなかった学校も、卒業後に人気が上がって進学校としての地位を築き、難易度が上がり、「自分のころは入るのが簡単だったのに、最近は難しくなって評判が上がり、得意先でも褒められる」と言っている営業の方に会ったことがあります。

 

そのようなことが起こるのは、新コースを開設したり、入試方式を大きく変更した場合や大学の系列に入った場合などです。名称変更やそれに伴う制服の変更をした場合なども可能性があります。

 

卒業校の評判は就職や転職に影響を与える可能性がありますので、将来の人気上昇を予測して出願校を選択するという方法もあります。

 

 

 

今回は学校名は伏せて、普段はあまり語られることのない側面についての話をしてみました。

 

もっと詳しい内容にご興味のある方や、ご質問のある方は、下記の説明会へお越しください。

 

 

 

【テーマ】中3の皆さんへ「 私立併願校を決めるポイントはここだ!」

 

追加開催日:9月16日(日) 9月29日(日)の2回です。

※9月16日(日)説明会のお申し込みは締め切りました。

 

時間:13:00〜15:00(終了予定)

 

 

 

場所:ブルーミングキッズ教育社

   札幌市豊平区平岸3条16丁目1−45 マイハイム天神山1F

   地下鉄南北線 南平岸駅から徒歩5分

      →地図はホームページからもご覧になれます。

 

 

参加者が少ない場合には、茶話会形式で行いますので、気楽にご参加下さい。

 

 

お申し込み:こちらのフォームに必要事項をご記入ください。

      →説明会申し込みフォーム

 

 

後日、お申し込み完了のご連絡を致します。

 

 

今後も様々なテーマで説明会や茶話会を開催していきますので、ご興味のあるテーマがありましたら、ご参加下さい。

 

 

                       Written by  Desaki  Takafumi