美容相談♡【美容師の手荒れ対策】 | Bloom beauty bar

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今日は40代の女性の相談にこたえていこうと思います。
「冬になって手荒れがひどくなってきました。美容師の人はシャンプーや薬剤などで手荒れがしやすいと思いますが、どういった対策をしているのかおしえてください。」とのことですね。

私自身は割と手荒れがひどい方ではないのですが、やっぱり周りには痛々しいぐらいに荒れて病院に通ってる人もいました。
手荒れがひどい場合は、病院に行って自分に合った薬をもらうのがいいと思いますが、日常のちょっとしたところにもひどくしないコツがあるなとも思ってます。

特に美容師が手荒れしやすい原因はの1つは、薬剤やシャンプー、トリートメント、スタイリング剤に触れる機会が多いこと。
でも、触れただけではなくて、触れた後に手洗いで流し切らずに残存しているのも要因なんですね。
(美容師の場合は毎回キレイに洗い流している余裕がなかったり、どうせ洗ったところでまたすぐ触るしと諦めもあります)
なので、まずはシャンプーやトリートメント、ハンドソープなどなどはぬめりを感じなくなるまで、なんならぬめりを感じなくなってもしばらくはしっかりと洗い流すようにしましょう。

そして、洗い終わった手をふく時は水分を吸わせるだけで、ごしごしとこすらないようにすること。
洗い流さないトリートメントやミルクを使っている場合は、キャリアオイルに変えてみるのもおすすめですよ。
詳しくはこれも読んでみてくださいね下矢印

手を洗い終わってからは、ハンドクリームをたっぷり塗って保湿します。
ハンドクリームには保湿してバリア機能を高めるセラミド入りがおすすめ音符
他にも、消炎症作用、抗炎症作用のある成分の入ったもの、あとは血行を良くするビタミンEやヘパリン類似物質などが入っているものがいいです。
化粧品として売られているものではなく、こういった成分が効果として認められている「医薬部外品」や「医薬品」を選ぶといいですね。
ドラッグストアでどれに分類されているかみてみてください。
「医薬部外品」の効果として認められている成分には「有効成分」と記載されているので、そちらも要チェック注意

あとはお湯に触れる機会が多いのも荒れてしまう原因ですね。
どうしてもお客様にシャンプーする時の温度って高めですから(;^_^A
冬はあったかいお湯が気持ちいいですが、家でもシャンプーや手を洗う時は温度は熱くならないように気をつけていますし、食器洗いの時は薄手のラテックスフリーのニトリルゴム手袋を使っています。
(鶏肉とか触る時もこれOK)
ラテックスは使い続けると蕁麻疹ができたり、かゆみ、かぶれ、発疹などのアレルギー症状が出ることもあるので、そういう素材にも気をつけてみるといいと思います。

また、手荒れがひどい先輩は普段使う水道水にも気をつけていました。
水道水に入っている残留塩素で荒れてしまうので、家ではシャワーやシンクなどでは浄水器を通した水を使っていましたし、特に炭酸が発生するシャワーヘッドはおすすめで、炭酸の入ったお湯に何分か手をつけるということを毎日していたら、次第に手荒れが改善されていました。

それと、これは誰にでも当てはまるわけでもないし、特にアトピーの人にはおすすめしないんですが、私は着物に触れることも多く、ハンドメイドアクセサリーも作っているので、生地やパーツを劣化させたくないために、仕事中に保湿クリームは一切つけなくなりました。

そう決めた1年はカッサカサで痒くて、指の皮もがちがちに硬くなったりしたんですが、2年目の冬からはそういうことがなくなって、あんまり保湿しなくてもトラブルが起こりにくい手になりました。
まぁこんな事例もあるんだなぐらいに思ってもらえたらと思います。

小さいことですが、日常で気をつけられることってたくさんあるので、参考になったら嬉しいです*