ウクライナの外国人部隊に日本人…親露派地域でイギリス人ら死刑判決の例も
ルハンスク州でウクライナ軍と戦闘に参加する外国人部隊(2日)=ロイター
ウクライナ軍の外国人部隊に日本人が参加していることが、ウクライナ国防省への取材で明らかになった。
外国人戦闘員を巡っては、親露派武装集団が一方的にウクライナからの独立を宣言した「ドネツク人民共和国」の裁判所で英国人ら3人が9日、死刑判決を受けた。日本政府は、日本人に参加しないよう求めている。
ウクライナ国防省によると、外国人部隊には米国、英国、ポーランド、カナダ、オーストラリア、フィンランド、ブラジル、韓国など55か国から参加。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は3月上旬、計約1万6000人と述べたことがある。
タス通信によると、ドネツク州の親露派武装集団は、外国人部隊の戦闘員に関し、捕虜への人道的処遇を定めたジュネーブ条約が適用されない「雇い兵」だと繰り返し主張し、最近も韓国人戦闘員を一時拘束したことをほのめかしていた。
(ローマ支局 笹子美奈子
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