<朝日新聞長時間労働>5人にも労使協定上限超える違法残業

毎日新聞 12/15(木) 11:08配信



 ◇社内調査 製作部門などの東京本社社員

 朝日新聞東京本社が社員1人に規定を超える長時間労働をさせて中央労働基準監督署に是正勧告を受けた問題で、ほかの5人についても労使協定の上限を超える違法な残業をさせていたことが、同社の社内調査で分かった。

 同社広報部によると、5人とも東京本社社員で、製作部門2人、広告部門2人、財務部門1人。製作部門の2人は今年7~8月にリオデジャネイロ五輪に派遣されて機器設営を担当し、法定時間外労働の上限83時間を1カ月当たり25時間50分~64時間超過した。他の社員3人は6~10月に上限を8~19時間上回った。広報部は「労基署に報告する」としている。




【早川健人】

最終更新:12/15(木) 11:54
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