【ワシントン時事】米政府機関の消費者製品安全委員会は15日、韓国サムスン電子が最新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」約100万台を米国でリコール(回収・無償修理)すると発表した。
同委はバッテリーの過熱に関する報告が92件あったと指摘。うち26件は使用者らのやけど、55件は家屋や自動車などの物損に関するものという。
サムスンは8月、韓国や米国など10カ国・地域で「ノート7」を発売。今月初め、発火や爆発などが生じる恐れがあるとして、販売を中止し、世界規模でリコールを実施する方針を表明していた。同機種は日本では未発売。