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今週も中京・中山の2場開催、3回中京・4回中山最終週。

G1スプリンターズステークス、G3シリウスSの2重賞実施週。

 

●1位(1位)キズナ(31億8831万2000円)(146勝)

(30億8860万2000円)(143勝)

先週は2歳馬による勝利のみでしたが2歳OP野路菊S、新馬2勝の3勝で2歳リーディングもトップを奪回。大挙7頭出しとなったG2神戸新聞杯は2着ジューンテイク、3着ショウナンラプンタが菊花賞の優先出走権を獲得。4着オールセインツは優先出走権の獲得に届きませんでしたがG2セントライト記念、G2神戸新聞杯の両TRともに収得賞金を既に持っている組が3着内だったのでボーダーは上がらずジャスティンミラノ、シンエンペラーなどは菊花賞に出走予定がなくシュガークンの離脱などもありオールセインツが含まれる1500万組まで出走可能というケースも。

 

神戸新聞杯で上位の2頭も道悪競馬に強い逃げ馬が展開の利もあって捕まえきれず菊花賞に向けてこれではといった内容でしたがリーディング的には十分な賞金加算でG2オールカマーでもサヴォーナの入着など、先週もほぼ1億円加算と2位ロードカナロアとの獲得賞金差を広げることには成功。年間獲得賞金のキャリアハイは昨年の32億2255万5000円なので今週3400万ほどの獲得で更新と秋の京都・東京開催前にクリアの可能性も十分。

 

スプリンターズステークスには産駒登録なし。

 

シリウスSにはグリューヴルム、ハギノアレグリアス、ハピが登録。

グリューヴルムはOP(L)ブリリアントS12着以来5ヶ月ぶり。2走前に3勝クラスを勝利して前走はOPクラス初出走でリステッドレース大敗からの今回は重賞初出走予定。中京は未出走で関西馬ながら過去4勝中3勝は関東エリアと実績からは手を出し難いでしょう。想定は先週から短期免許で騎乗し既に勝利も記録しているアンドレアシュ・シュタルケ。

ハギノアレグリアスはG3平安S7着以来4ヶ月ぶり。前走は展開も向かず珍しく崩れましたが本来の阪神実施であった23年シリウスSはハンデ58.5キロで勝利。中京でも当該コースのダート1900m戦を含む条件レースを2勝し不利のあった23年G2東海Sでも2着と問題なくハンデ次第となるでしょうか。想定は岩田望来の継続。

ハピはG3プロキオンS4着から。ダートでは苦手コースもなく得意コースもないといったタイプでここでも入着候補といった評価に。中京実施の22年シリウスSは2着でしたが3歳時でハンデ53キロだっただけにこちらもハンデが鍵となりそう。想定は芝のOP大阪ーハンブルクC9着時に1度騎乗の坂井瑠星。海外遠征で騎乗のなかった週間もありますが3回中京では11勝を挙げ先週まで開催リーディング。

 

●2位(2位)ロードカナロア(27億4307万2000円)(118勝)

(27億1658万5000円)(117勝)

先週は2勝クラス特別1勝。この勝利が産駒通算1100勝とメモリアルな勝利にもなりましたが先週は重賞出走馬もなくこの1勝のみでキズナとの獲得賞金差は4億4000万以上と苦しい状況に。

 

スプリンターズステークスには24年G3函館スプリントS・G3キーンランドCで重賞2勝、前走G3キーンランドCで優先出走権を獲得したサトノレーヴ。

22年G3アーリントンC・G1NHKマイルカップでG1レース1勝、重賞2勝、前走G2セントウルS12着ダノンスコーピオンの2頭が出走予定。

 

サトノレーヴはG3函館スプリントS、G3キーンランドCを連勝し前走で優先出走権を獲得して出走。本年のサマースプリントシリーズチャンピオンですが使い倒して獲得したようなタイトルでもなく19年函館スプリントステークス3着・キーンランドC2着・セントウルS1着でサマースプリントシリーズチャンピオンのタワーオブロンドンがスプリンターズステークスも制した例もありローテもそれよりは1走少なく間隔も取られているので。北海道地区のスプリント重賞を連勝と洋芝オンリーかといえばそうでもなく中山でもデビュー戦となった3歳未勝利、2勝クラス特別、OP(L)春雷Sと芝1200mで3戦3勝、そもそもキャリア[7-1-0-1]で唯一3着内を外したレースも重馬場実施の本年G3阪急杯4着のみ。4月のOP(L)春雷Sを1分7秒1で勝利した時点で有力だったと思われ、この時期にこれだけ走れば現状の超高速馬場にも対応するでしょう。半兄は13年G2セントウルSなど重賞3勝、13年G1スプリンターズステークス2着のハクサンムーンで父ロードカナロアのライバルであったという血統的側面も。想定は前走ワールドオールスタージョッキーズ出場で騎乗したダミアン・レーンの継続。本年はあと1ヶ月短期免許の期間が残っており家庭の都合で(夫人の出産予定)元々その後は中央で騎乗しないようですが、堀厩舎のエースジョッキー的存在でもありここは獲りに来ているでしょう。

ダノンスコーピオンはG2セントウルS12着から。本年はG2京王杯スプリングC4着もありましたがそれ以外は2桁着順を続けており、前走は休み明けで初のスプリント重賞出走だったとしてもさすがに負けすぎなので。前走は0秒6差なのですが差の付き難いスプリント重賞なのでこれが買い材料ともならないでしょう。想定は戸崎圭太の継続。

 

シリウスSには産駒登録なし。

 

スプリンターズステークスは父子制覇なども懸かりますがリーディング観点では1着1億7000万、2着6800万とワン・ツーでも順位逆転はなりませんがキズナ産駒の出走もなく獲得賞金差を詰めたいところ。現実的にはサトノレーヴがどこまで賞金を加算するかということになりそうですが。

 

●3位(3位)エピファネイア(25億8674万1000円)(76勝)

(25億7335万5000円)(76勝)

先週は未勝利で1300万ほどの賞金加算。2歳リーディングでもキズナに逆転され2位に後退。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

スプリントG1とダート重賞なので仕方ないともいえますが上位2種牡馬のキズナはシリウスSに3頭、ロードカナロアはスプリンターズステークスに2頭それぞれ出走予定。エピファネイアもその後の秋期G1に有力馬が出走予定なので上半期同様にビッグレースを勝ちまくればというところでしょう。

 

●4位(4位)ドゥラメンテ(15億3583万円)(82勝)

(15億1991万4000円)(81勝)

先週は1勝クラス1勝で順位4位をなんとか維持。

 

スプリンターズステークスには24年G3シルクロードSで重賞1勝、前走G1高松宮記念10着ルガルが出走予定。

 

3歳時の昨秋にG3京阪杯でトウシンマカオの2着、本年のG3シルクロードSを勝利して1番人気で出走したG1高松宮記念は重馬場も影響したか10着。今回はそれ以来6ヶ月ぶりの骨折休養明けということで状態も心配ですが調教では相変わらず物凄い時計も出ているのであまり心配はないかと。週中に雨予報も出ていますが当日は良馬場実施となりそうで道悪の心配もなそうですが中山初出走で関東エリアの実績が皆無に近く、東日本エリアではテンハッピーローズが勝利した23年OP(L)朱鷺S3着のみ、関西でも京都に実績が寄っており急坂の中山でギブアップしなければ。想定は西村淳也の継続。

 

シリウスSには産駒登録なし。

 

●5位(5位)ハービンジャー(15億3338万4000円)(55勝)

(15億26万3000円)(53勝)

先週は2勝クラス特別など2勝。順位は変わりませんでしたが4位ドゥラメンテとほぼ並んだような状態。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

スプリントG1とダート重賞実施週なのでハービンジャーも今週は重賞以外での賞金加算に期待といったことに。日曜中京メインOP(L)ポートアイランドSにはエミュー、ボーデンが登録。

 

●6位(6位)モーリス(14億6583万5000円)(69勝)

(14億2427万3000円)(68勝)

先週はダートOPながつきS1勝。ながつきSではもう1頭入着しG2オールカマーでも5着馬などが出て2場開催1勝の週間としてはマズマズの賞金加算。

 

スプリンターズステークスにはモリノドリームが登録。

登録時出走馬決定順17位の次点で非抽選馬対象。

 

シリウスSにはカフジオクタゴンが登録。

22年G3レパードS勝ち馬で重賞入着などはその後もありますが、3歳時の重賞勝利後は連敗中。昨年のG3シリウスSでも5着ですが1秒差の前走OPラジオ日本賞7着から。想定は藤岡佑介。

 

●7位(7位)ルーラーシップ(14億3353万5000円)(62勝)

(14億1065万円)(61勝)

先週は障害OP特別1勝の順位7位は変わらず。先週はトップ10内の順位変動もなかったのですが。

 

スプリンターズステークスには産駒登録なし。

 

シリウスSにはフリームファクシが登録。

出走すればダート初出走、ここで対応できるとも思えませんが近走はマイル近辺に使われており東京芝1400mのOP(L)パラダイスS3着から。阪神実施のシリウスSならば芝スタートで芝馬の台頭も見られるコースですが中京ダート1900mでは。翌日の中京メインOP(L)ポートアイランドSにも登録されており過去成績からはこちらが向くと思われますが。

 

●8位(8位)ドレフォン(14億153万1000円)(60勝)

(13億4881万1000円)(57勝)

本年のドレフォンとしては珍しく3週勝ち馬は出ませんでしたが先週は3勝クラス特別など3勝で獲得賞金14億円突破。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

ダート重賞実施週ですがシリウスSには産駒登録なし。

 

●9位(9位)ハーツクライ(11億7341万9000円)(43勝)

(11億7341万9000円)(43勝)

先週は3頭しか出走馬がなく賞金加算もありませんでしたが順位は変わらず。

今週の重賞に産駒登録なし。

 

●10位(10位)キタサンブラック(11億2650万6000円)(53勝)

(11億2480万6000円)(53勝)

先週は未勝利で170万の賞金加算。11位ディープインパクト、12位リオンディーズも未勝利週で順位10位は変わらず。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

 

 

・11位以下

スプリンターズステークス注目馬などは総合記事にもあるので省略。本年は香港馬がポイントとなりそうでG1高松宮記念3着ビクターザウィナーはジョアン・モレイラ想定、ムゲンはカリス・ティータン想定。

 

今回はトップ10内を狙うということで先週G2神戸新聞杯をメイショウタバルが勝利したゴールドシップが獲得賞金10億円突破で13位に浮上。

10位(10位)キタサンブラック(11億2650万6000円)(53勝)

13位(14位)ゴールドシップ(10億4028万9000円)(46勝)

 

キタサンブラックも伸びなかった週間なので獲得賞金差は1億円を割り込んで8600万ほど。

秋華賞のコガネノソラ、菊花賞のメイショウタバルも控えておりトップ10内を窺うと先の2頭でオークス・日本ダービー時にも書きましたがコガネノソラはオークス12着、メイショウタバルは日本ダービー出走取消。これで本年のトップ10入りは消えかけましたがコガネノソラはG3クイーンSを勝利、メイショウタバルも先週の重賞勝利と再びチャンス到来。ハーツクライやディープインパクトもかつてほどの強さはなくG1レースで一発があれば。

 

12位リオンディーズ産駒テーオーロイヤルはG2京都大賞典の始動予定。主戦の菱田裕二は負傷休業中ですがその後のローテ次第ですがこちらもチャンス。

10位キタサンブラックもG2紫苑Sで勝ち馬クリスマスパレードを出した上に2歳戦の出走がないディープインパクト、ハーツクライに対してはアドバンテージも。

14位ダイワメジャーはアスコリピチェーノが海外レースに出走予定もボンドガールなどを擁しておりここまではトップ10内のチャンスありと思われます。