中央競馬総合リーディングサイアー(10月16日現在) | ブログ

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◆ランキングデータ

 

 

◆重賞勝利種牡馬

秋華賞 スタニングローズの父キングカメハメハは6位⇒6位

府中牝馬S イズジョーノキセキの父エピファネイアは9位⇒9位

東京ハイジャンプ ゼノヴァースの父ディープインパクトは1位⇒1位

 

 

1位(1位)ディープインパクト(35億628万6000円)(137勝)

グランスラムアスク(1勝クラス・粟島特別)、サンセットクラウド(1勝クラス)、ゼノヴァース(G2・東京ハイジャンプ)、ダノンティンパニー(1勝クラス)で4勝

賞金35億円突破

先週はG2東京ハイジャンプ、粟島特別など1勝クラス3勝の4勝。

G1秋華賞の7番人気ウインエクレールは11着。7月札幌の3勝クラスSTV杯2着から、OP(L)スイートピーS勝ち馬で賞金には余裕もあり予定通りのローテと思われるが夏場以降もう1つ調子が上がらない様子で関東馬の栗東入厩による参戦も厳しい結果に。基本的には古馬になってからで中山コース向きだろう。

G2府中牝馬Sの11番人気ライティアは6着。前走3勝クラス長岡S勝利から19年11月2歳時のデイリー杯2歳S5着以来の重賞出走。2番手からの先行策で大きく止まってはいないが速い時計の決着で掲示板には僅か届かず、ここは相手も強かったが良く走っているだろう。6番人気ラヴユーライヴは9着。前走はハンデのOPケフェウスSを52キロで3着。初出走の東京も向かなかっただろうがコーナー4つのコースで夏場の平坦向きといった過去実績で牝馬限定重賞とはいえG1級の強力メンバーには通じず。7番人気リアアメリアは13着。昨年17着のレースで本年も2桁着順に、このところ復調気配ではあったが高速決着も厳しかったか。

1勝クラス粟島特別では9番人気の3歳牝馬グランスラムアスクが勝利。3歳OP(L)忘れな草賞3着、スイートピーS5着と入着経験はあったが勝ち切れず、新潟芝1800mを逃げ切って21年11月東京の新馬戦以来となる2勝目。特別戦は初勝利。粟島特別は17年エイシンティンクル以来の産駒2勝目。当日の新潟競馬場では3レース今村騎手、7レース永島騎手、9レース古川奈騎手が勝利して女性騎手3人が同日・同馬で勝利。

土曜東京7レース1勝クラスでは2番人気ダノンティンパニーが勝利。3歳時は出走がなく本年の4歳1月に園田でデビューし3連勝で中央転入。中央では初出走となったが好位から直線で抜け出し2着に2馬身半差で快勝。東京芝1600mの勝ち時計は1分32秒9。母ライトニングパールは11年英G1チェヴァリーパークS勝ち馬、おじに16年香港ヴァーズ、17年宝塚記念で国内外G1レース2勝、重賞6勝サトノクラウン。18年セレクトセール1億6200万円取引馬。

日曜阪神7レース1勝クラスでは4番人気サンセットクラウドが勝利。前走G2神戸新聞杯は13着と敗れたが自己条件に戻って距離延長され、直線で長く続いた2着馬との叩き合いをハナ差で制して勝ち上がり。三冠馬コントレイルの全弟が素質を開花させつつあるか。

G2東京ハイジャンプでは3番人気ゼノヴァースが勝利。前走G3新潟ジャンプSでは2着と敗れたが当時の勝ち馬ホッコーメヴィウスを直線で競り落とし重賞初制覇。

秋の新潟開催スタートで3場開催となった先週は土曜東京で1勝、日曜は各場で1勝ずつの3勝で週間4勝。産駒最後の出走となる可能性も高い得意の3歳牝馬G1で入着馬は出なかったが障害重賞勝ち馬を出すなど獲得賞金35億円突破。

 

菊花賞にはG1ホープフルステークス2着、G2神戸新聞杯で重賞1勝、前走G2神戸新聞杯1着で優先出走権を得たジャスティンパレス。

G2弥生賞ディープインパクト記念で重賞1勝、G1日本ダービー3着、前走G2セントライト記念2着で優先出走権を得たアスクビクターモア。

G2青葉賞で重賞1勝、前走G2神戸新聞杯5着プラダリアの3頭が出走予定。

ジェンヌ、タイムオブフライト、レッドバリエンテの3頭は登録時3/8で出走可能の抽選対象、最大6頭出走予定。

産駒成績(3着内)は11年3着トーセンラー、13年2着サトノノブレス、15年2着リアルスティール、16年1着サトノダイヤモンド、17年3着ポポカテペトル、18年1着フィエールマン、19年1着ワールドプレミア・2着サトノルークス、20年1着コントレイル・3着サトノフラッグ。

競走馬時代は05年に出走し無敗のクラシック三冠達成。

産駒勝利で通算5勝目、16年サトノダイヤモンド、18年フィエールマン、19年ワールドプレミア、20年コントレイル(父子無敗で三冠達成)の勝利で父子制覇達成済。

 

ゼノヴァースが東京ハイジャンプを勝利

神戸新聞杯ジャスティンパレス以来の本年重賞8勝、通算279勝

ゼノヴァースは4度目の重賞出走で重賞初制覇

過去重賞最高着順はG3新潟ジャンプS2着、平地競馬では20年G3京成杯9着で重賞1走

産駒の東京ハイジャンプ制覇は初めて

障害重賞制覇は20年G3新潟ジャンプSフォイヤーヴェルク以来

 

 

2位(2位)ロードカナロア(30億5726万6000円)(147勝)

ウンブライル(OP・もみじS)、セルレア(1勝クラス)、ナンヨーアイボリー(3勝クラス・テレビ静岡賞)で3勝

賞金30億円突破

先週はOPもみじS、3勝クラステレビ静岡賞、1勝クラス1勝の3勝。

2歳OPもみじSでは単勝1.3倍の1番人気に応えてウンブライルが勝利。6月東京の新馬戦以来となる出走で関西へ輸送しての10キロ増。7頭立てのレースではあったが阪神内回り芝1400m戦を後方から差し切って2着に3馬身差の完勝と、ここでは物が違ったが芝1400m戦の連勝で大舞台で勝ち切るにはあと1ハロンの延長をこなせるか。もみじSは17年ダノンスマッシュ以来産駒2勝目、ダノンスマッシュは20年香港スプリント、21年高松宮記念で国内外G1レース2勝、重賞8勝。

3勝クラステレビ静岡賞では4番人気ナンヨーアイボリーが勝利。3着まで同タイムの接戦となったがクビ・ハナ差で前を行く2頭を差し切ってOP入り。全4勝は芝レースも含め中京2勝・東京2勝の左回り巧者。

日曜新潟7レース1勝クラスでは15番人気セルレアが勝利。20年8月新潟の3歳未勝利以来の2勝目、1枠1番から1頭だけ内ラチ沿いを走り外ラチ沿いを進み大外の2着馬をアタマ差で凌ぐ押し切り。2勝はいずれも新潟直線芝1000m戦で未勝利勝ちは18頭立て2枠4番、今回は18頭立て1枠1番と同コースでは不利といわれる内枠から勝利。

先週土曜は未勝利。日曜は各場で1勝ずつの週間3勝。重賞出走馬はなくリステッドレースでも入着馬は出なかったが2歳OP特別、3勝クラス特別勝ち馬を出し前回から5800万ほど加算し前回150万まで迫っていた獲得賞金30億円突破。年間獲得賞金30億円突破は産駒デビュー3年目の19年から4年連続4度目。昨年は菊花賞などの実施週に獲得賞金30億円を突破しており本年は1週早いペース。

 

菊花賞には産駒登録なし。

これまで産駒の菊花賞出走なし。

競走馬時代は出走なし(該当年11年1着オルフェーヴル)。

 

 

3位(3位)ハーツクライ(25億8721万2000円)(107勝)

クロニクル(2勝クラス)、マイネルオーサム(1勝クラス)で2勝

先週は1勝クラスで2勝。

G2府中牝馬Sの5番人気シャドウディーヴァは7着。20年2着、21年1着とレース連覇および3年連続連対も懸かっていたが本年は着外に。後方から追い上げ勝ち馬に次ぐ上りを計時も上位には届かなかった。

日曜新潟メインOP(L)信越Sでは5番人気ラルナブリラーレが4着。前走OP(L)パラダイスS2着から出走し道中は最後方から進めて入着。良く伸びて2着とは同タイムだが開幕週の新潟内回りではさすがに勝ち馬までは届かず。

日曜阪神8レース2勝クラスでは1番人気に応えて3歳クロニクルが勝利。前走5ヶ月ぶりで6キロ増、今回は更に10キロ増となったが馬体の充実ぶりを示していたか2着馬に1馬身半差の差し切り、ダート1800m戦で未勝利から3連勝。

土曜新潟6レース1勝クラスでは3番人気の3歳マイネルオーサムが勝利。3歳未勝利勝ちは福島芝2600m、今回は新潟ダート2500mの勝ち上がり。先週産駒通算1400勝を突破したが産駒の新潟ダート2500m戦勝利は初めて(ダート2500m戦は他に中山で1勝)。

先週は土曜新潟1勝。日曜阪神1勝の週間2勝。リステッドレース入着馬も出したがG2重賞勝ち馬を出した前週や秋G1シーズンということからはやや物足りない成績。

 

菊花賞には前走2勝クラス阿賀野川特別1着セレスタが出走予定。

ボーンディスウェイは抽選対象で最大2頭出走予定。

産駒成績は11年2着ウインバリアシオン。

競走馬時代は04年に出走し1番人気7着(1着デルタブルース)。

 

 

4位(4位)ドゥラメンテ(24億3815万円)(105勝)

先週は未勝利

G1秋華賞の1番人気スタニングローズは3着。桜花賞・オークスの二冠馬で牝馬三冠の懸かっていたレースは軽度ながら骨折明けの出走。その影響はなかったように思われるがゲートで大きく後手を踏み後方から、最速上り33秒5で追い上げたが内回りコースの直線で捌ききれず勝ち馬に迫ったが力尽き最後は2着馬にも交わされ3着。スムーズな競馬さえ出来れば三冠達成と思われる勝ち馬から1/2・ハナの0秒1差と着差からも非常に悔やまれる結果。12番人気サウンドビバーチェは7着。G3紫苑Sで今回も勝利したスタニングローズの0秒1差2着で優先出走権を得ての出走。オークスは馬場入り後の放馬で競走除外となり、ここでも放馬という自体になったが今回は無事出走。8枠15番からの出走でハナも切れず2番手、前が残る展開でもなくレース前のアクシデントも影響した割には負けていないが着外に。

先週は2着馬も出ない未勝利週に。G1秋華賞でスタニングローズが3着とこのレースだけで2800万ほどの獲得賞金はあったがニ冠牝馬が三冠獲得に失敗した印象も強く、春に同じくG1レース2勝のタイトルホルダーも海外遠征明けの今秋はG1有馬記念のみ出走となりそうで3位ハーツクライ逆転は厳しくなってしまったか。産駒による連覇の懸かる今週の菊花賞で巻き返したいところ。

 

菊花賞には前走2勝クラス札幌日刊スポーツ杯1着ディナースタ。

前走2勝クラス藻岩山特別1着ドゥラドーレスの2頭が出走予定。

産駒成績は昨年初年度産駒タイトルホルダー1着。

競走馬時代は菊花賞は不出走(該当年15年1着キタサンブラック、ドゥラメンテは同年皐月賞1着・日本ダービー1着)。

産駒勝利で連覇達成の2勝目。

 

 

5位(5位)キズナ(23億8704万7000円)(101勝)

ダディーズビビッド(OP・L信越S)、ハギノアレグリアス(OP・太秦S)で2勝

勝利数100突破

先週はOP(L)信越S、OP太秦Sで2勝。勝利回数100突破。

G1秋華賞の11番人気エグランタインは6着。前走G2ローズS3着から出走し入着には僅かに届かず。オークス上位3頭が着順を変えて秋華賞も上位3頭を出走しローズS上位馬がその次位という結果に。2勝クラスに出走可能ということもあり自己条件ならば上位の存在だろう。

G2府中牝馬Sの4番人気アブレイズは5着。G1ヴィクトリアマイル7着から出走、ハイペースを先行し早め抜け出しを計ったが最後は止まって掲示板まで。昨年は13着のレースで着順を大幅に上げた。8番人気アカイイトは10着。G1ヴィクトリアマイル8着から14キロ増の出走。内枠でインを立ち回った馬が上位で大外の8枠15番、東京も向かずいかにも叩き台といった様子。昨年も府中牝馬S7着からG1エリザベス女王杯を10番人気で勝利しており本年も勝負はそちらだろう。

日曜新潟メインOP(L)信越Sでは1番人気に応えてダディーズビビッドが勝利。前走G2セントウルS4着から出走し21年OP(L)橘S以来の勝利となってリステッドレース2勝目。OP(L)信越Sは昨年3着からの勝利。

2歳OPもみじSの4番人気アスクドリームモアは3着。G3函館2歳S9着以来3ヶ月ぶり14キロ増の出走は2番手から進めたが直線で連対2頭に交わされての3着。

土曜阪神メイン太秦Sでは1番人気に応えてハギノアレグリアスが勝利。直線では逃げ馬が大きくリードを取っていたが2着馬と併せるようにしてキッチリ差し切り。2走前のOPアハルテケSで屈腱炎から1年8ヶ月ぶりに復帰し4着となって今回はそれ以来4ヶ月ぶりの出走でOPクラス初勝利。この勝利が年間100勝目となって産駒デビュー2年目の20年から3年連続3度目の年間100勝達成。

先週は土曜阪神1勝。日曜新潟1勝の週間2勝。リステッドレースを含むOP特別2勝の週間で2着も5頭、G2府中牝馬Sで入着馬も出るなど好調な週間。

 

菊花賞にはG2京都新聞杯で重賞1勝、前走G2神戸新聞杯10着アスクワイルドモアが出走予定。

インプレスは抽選対象で最大2頭出走予定。

産駒成績は20年4着ディープボンドが過去最高着順。

競走馬時代は不出走(該当年2013年1着エピファネイア)。

 

 

6位(6位)キングカメハメハ(20億5589万3000円)(74勝)

スタニングローズ(G1・秋華賞)、レッドミラージュ(1勝クラス)で2勝

賞金20億円突破

先週はG1秋華賞、1勝クラス1勝の2勝。

G1秋華賞では3番人気スタニングローズが勝利。G1オークス2着から前走G3紫苑S1着とトライアルを叩いて出走。レースではスムーズに先行し直線抜け出すと前を捉え猛然と追い込んで来た上位人気馬の強襲を抑え三冠最終戦でついに戴冠。8番人気エリカヴィータは13着。G1オークス9着から18キロ増の出走は成長分もあり関東馬で輸送があっての数値だけに好材料と思われたが結果は大敗。4年連続連対中の国枝厩舎所属馬だったが歴史的名牝アーモンドアイなども含まれる該当期間の結果で、それらとの比較も世代G1実績などからさすがに酷だったか。

G2府中牝馬Sの3番人気アンドヴァラナウトは14着。G1ヴィクトリアマイル14着以来5ヶ月ぶり14キロ増。最内枠からの出走でイン有利の馬場も味方したが最後は連対2頭の決め手が上回った。過去最高馬体重の出走でもあり、使われた次走で上積みも見込める。15番人気ゴルトベルクは14着。スムーズなレースを出来なかった事もあったがOPクラスでの実績は乏しく着外と、全妹で3着したアンドヴァラナウトとは

対照的な結果に。

日曜東京メインOP(L)オクトーバーSでは13番人気ブラヴァスが4着。重賞勝ち馬で負担重量59キロのリステッドレース出走となったが入着と地力を見せた。酷量というのもあったが初出走で合わないコースと思われる東京という苦しい条件下で好走。

日曜東京7レース1勝クラスでは4番人気の3歳牝馬レッドミラージュが勝利。前走8月新潟芝2400mの3歳未勝利1着から東京芝2400m戦で連勝。今回は2着を3馬身半離し勝ち時計は2分23秒8。

先週土曜は未勝利。日曜は阪神1勝、東京1勝の2勝。G1秋華賞をスタニングローズが勝利しこのレースのみで1億1300万ほど加算。G2府中牝馬Sでも3着馬が出るなど週間1億5400万ほどの加算で獲得賞金20億円突破。

年間獲得賞金20億円突破は産駒デビュー3年目の10年から13年連続13度目。昨年はエリザベス女王杯などの実施週11月14日付で獲得賞金20億円を突破しており、本年以降2歳戦の出走がなくなるなど落ち込みも想定されたが昨年は見られなかったG1勝利を記録するなど獲得賞金ペースはここ数年持ち直している辺りも歴史的大種牡馬キングカメハメハという一端。

 

菊花賞には産駒登録なし。

産駒成績は10年2着ローズキングダム、16年3着エアスピネル、18年3着ユーキャンスマイル。

競走馬時代は出走なし(該当年2004年1着デルタブルース)。

本年最終世代3歳の登録がなく21年ヴァイスメテオール16着が最後の産駒出走。3歳三冠およびクラシック競走で菊花賞のみ未勝利が確定。

 

秋華賞をスタニングローズが勝利

シリウスSジュンライトボルト以来の本年重賞8勝、通算133勝

スタニングローズはG3フラワーC、G3紫苑S以来の重賞3勝目、G1初制覇

秋華賞は10年アパパネ以来の産駒2勝目

本年最終世代の出走、2世代目の産駒で牝馬三冠を達成したアパパネと最終世代スタニングローズで秋華賞を制覇

 

 

7位(7位)ルーラーシップ(16億9966万7000円)(74勝)

ダノンドリーマー(2勝クラス・能勢特別)で1勝

先週は2勝クラス能勢特別で1勝。

土曜阪神メインOP太秦Sでは6番人気ユアヒストリーが4着。5月東京のOP(L)ブリリアントS7着以来の出走でクラス2度目の入着。

2勝クラス能勢特別では2番人気ダノンドリーマーが勝利。6月東京の町田特別以来4ヶ月ぶりの出走、クラス5連続入着3着4回から前走は6着と掲示板を外したが7頭立ての少頭数も良かったか直線でキッチリ差し切って特別戦初勝利。

先週は土曜阪神で1勝。OP(L)オクトーバーSでは1番人気バジオウが着外に敗れるなど2歳重賞制覇の翌週となった先週は伸びを欠き、獲得賞金17億円には僅か届かず。

 

菊花賞には産駒登録なし。

産駒成績は17年1着キセキ。

競走馬時代は出走なし(該当年10年1着ビッグウィーク)。

 

 

8位(8位)モーリス(16億4697万4000円)(88勝)

ヒシタイカン(新)で1勝

先週は新馬で1勝。

日曜東京メインOP(L)オクトーバーSでは4番人気トゥーフェイスが3着。6月東京の3勝クラス江の島S1着以来3ヶ月ぶり、OPクラス初出走。混戦となった2着争いで3着といった結果も先行勢の中では良く踏ん張ったとなるか。

土曜東京5レース新馬戦では4番人気ヒシタイカンが勝利。東京芝2000mで11頭立ての新馬戦を8枠10番から差し切り。おばに14年G1桜花賞など重賞4勝ハープスター、21年セレクトセール1億120万円取引馬。

先週は土曜東京で新馬戦1勝。出走頭数も少ない週間で阪神では土日1頭ずつの出走で着外と競走中止の入着なしに終わった。

 

菊花賞には産駒登録なし。

昨年から初年度産駒が出走可能、これまで菊花賞に産駒出走なし。

 

 

9位(9位)エピファネイア(15億8829万5000円)(84勝)

イズジョーノキセキ(G2・府中牝馬S)、エピプランセス(1勝クラス)、サンライズジーク(未)、フィレット(新)、マテンロウマジック(1勝クラス)、ランフリーバンクス(未)、リックスター(新)、ルモンドブリエ(新)で8勝

勝利数80突破

賞金15億円突破

先週はG2府中牝馬S、1勝クラス2勝、新馬3勝、未勝利2勝の8勝。勝利回数80突破。

G1秋華賞の15番人気タガノフィナーレは15着。前走で2勝クラス特別を勝利し抽選を突破しての出走も結果は振るわず。過去に上位馬も送り出した牝馬限定2勝クラス夕月特別1着をステップとしたが左回り中京の実施で2着と同タイムの逃げ切りと、このメンバーではさすがに通じなかったが本年開業の厩舎によるG1初出走、重賞自体も本馬で2度目の出走、これから強くなっていく陣営だろう。

G2府中牝馬Sでは12番人気イズジョーノキセキが勝利。前走3勝クラス垂水S以来4ヶ月ぶり、20年G2チューリップ賞4着、21年G1エリザベス女王杯などの重賞入着もあったが東京では未勝利など盲点となったか人気薄からゴール前で1番人気ソダシをアタマ差で捉える差し切り。

日曜阪神メインOP(L)信越Sでは3番人気テンハッピーローズが2着。前走OP(L)朱鷺S4着から着順を上げての連対、21年から6走連続左回り芝1400m戦に使われており得意条件を狙い澄ましての好走。6番人気フェルミスフィアは5着。こちらも左回り芝1400mの条件戦を連勝からの出走、20年OP(L)アネモネS以来のOPクラス出走で入着。

土曜阪神6レース1勝クラスでは5番人気の3歳マテンロウマジックが勝利。5月阪神の3歳未勝利1着以来の出走となったが先行策から直線抜け出して2着に1馬身1/4差で勝利。休養期間を挟み阪神ダート1800mで連勝。

土曜新潟7レース1勝クラスでは1番人気に応えて3歳牝馬エピプランセスが勝利。昇級初戦となった前走の都井岬特別4着から平場戦に回って勝ち上がり。祖母ビワハイジのSchwarzgold一族。

土曜東京3レース新馬戦では3番人気リックスターが勝利。東京芝1600mでスローの瞬発力比べを馬場の真ん中から早めに抜け出し2着に半馬身差の押し切り。牡牝の違いはあり近親ではないものの、父エピファネイア、母父ハーツクライという配合の鹿戸厩舎所属馬は昨年の年度代表馬エピファネイアと同じプロフィール。21年セレクトセール2860万円取引馬。

土曜新潟5レース牝馬限定新馬戦では1番人気に応えてフィレットが勝利。秋の新潟開催で最初に実施の牝馬限定芝1600mの新馬戦を2着に半馬身差で勝利。おじに19年G3シリウスSなど重賞2勝ロードゴラッソ。

日曜阪神5レース新馬戦では1番人気に応えてルモンドブリエが勝利。母ラクレソニールは16年仏1000ギニー、仏オークスなどG1レース2勝などキャリア8戦8勝。

土曜東京1レース未勝利では2番人気サンライズジークが3戦目で勝利。9月中京芝2000mでデビューし新馬戦はディープインパクト最終世代の産駒オープンファイアが勝利したレースの5着。2戦目の中京ダート1800m未勝利で2着。今回は東京ダート1600mで2着に1馬身半差の逃げ切り。母は重賞2着4回、08年G1秋華賞3着プロヴィナージュ、21年セレクトセール3960万円取引馬。

日曜阪神3レース未勝利では1番人気に応えてランフリーバンクスが2戦目で勝利。8月札幌の芝1500m新馬戦はG3サウジアラビアロイヤルC勝ち馬ドルチェモアに3馬身離された2着。今回は阪神芝1600mに出走し2着に5馬身差で勝利。初戦は後の重賞勝ち馬の2着と相手が悪かっただけか。母ワイルドラズベリーは10年白百合SなどOP特別2勝、G2ローズS2着、G1秋華賞4着、21年セレクトセール8580万円取引馬。

先週は土曜阪神1勝、東京3勝、新潟2頭出走で2勝。日曜は阪神で2勝の週間8勝。懸案となっていた本年重賞未勝利も解消され5歳馬による重賞勝利は初めて(初年度産駒の重賞勝利はデアリングタクト、アリストテレスに続きイズジョーノキセキで3頭目)。今シーズン2歳戦は圧倒的に強く新馬・未勝利で5勝を加算し唯一の獲得賞金2億円突破となって2億4000万円台まで伸ばし2位ルーラーシップに9000万円近い獲得賞金差。勝利回数23は同部門2位ハーツクライに9勝差の独走態勢。

 

菊花賞にはG2京都新聞杯2着、前走G2神戸新聞杯5着ヴェローナシチーが出走予定。

産駒成績は20年2着アリストテレス、21年2着オーソクレース・3着ディヴァインラヴ(牝馬)。

競走馬時代は13年に出走し1着。

ヴェローナシチー勝利で父子制覇達成、連対以上で初年度産駒初出走から3年連続連対、3着以上で2年連続3着内。

 

イズジョーノキセキが府中牝馬Sを勝利

本年重賞初制覇で20年から3年連続重賞制覇、通算11勝

重賞制覇は21年G1有馬記念エフフォーリア以来

イズジョーノキセキは4度目の重賞出走で重賞初制覇

(過去重賞最高着順は20年G2チューリップ賞4着)

産駒の府中牝馬S制覇は初めて

 

 

10位(10位)ダイワメジャー(14億7327万円)(72勝)

アストラエンブレム(障・未)、ジューンヨシツネ(1勝クラス)で2勝

先週は1勝クラス1勝、障害未勝利1勝の2勝。

土曜阪神7レース1勝クラスでは3番人気の3歳ジューンヨシツネが勝利。初ダートの前走6着から出走し、差し比べとなったゴール前の接戦をアタマ・クビ差で制して勝ち上がり。

土曜新潟1レース障害未勝利では2番人気アストラエンブレムが勝利。入障2戦目の勝利で平地競馬では20年OP(L)谷川岳Sなどリステッドレース2勝を含む7勝、17年エプソムCなど重賞2着2回の通算8勝目の9歳騸馬。

G2東京ハイジャンプの1番人気ホッコーメヴィウスは2着。新潟ジャンプS、阪神ジャンプSを連勝中で重賞3連勝も懸かっていた一戦。道中は軽快にハナを切って押し切るかと思えたが最後の直線で勝ち馬に捉えられ2着。連勝は止まったが障害重賞4走連続連対で昨年に続く東京ハイジャンプ2着。

先週は土曜阪神1勝、東京1勝の2勝。日曜は未勝利となったが障害重賞東京ハイジャンプでホッコーメヴィウスが2着。

11位オルフェーヴルはG1秋華賞でメモリーレゾンが4着、OP太秦Sでベルダーイメルが入着も2週連続未勝利週。10位ダイワメジャーとは9000万円弱、12位ヘニーヒューズとは6600万ほどの獲得賞金差と追うダイワメジャーよりも迫られているヘニーヒューズとの獲得賞金差が小さくなっている。

 

菊花賞には産駒登録なし。

競走馬時代は出走なし(該当年2004年1着デルタブルース)。

 

 

・11位以下菊花賞産駒登録注目種牡馬

11位(11位)オルフェーヴル

前走1勝クラス富良野特別1着マイネルトルファンが登録で抽選対象。

産駒成績は19年5着の牝馬メロディーレーンが過去最高着順。

競走馬時代の11年に勝利してクラシック三冠達成。

 

21位(21位)キタサンブラック

G2セントライト記念で重賞1勝、前走G2セントライト記念1着で優先出走権を得たガイアフォースが出走予定。

本年から初年度産駒出走可能でガイアフォースが初出走予定。

競走馬時代は15年に勝利。

ガイアフォース勝利で父子制覇達成。

 

30位(30位)ブラックタイド

G3ラジオNIKKEI賞で重賞1勝、前走G3新潟記念3着フェーングロッテンが出走予定。

シホノスペランツァは抽選対象で最大2頭出走予定。

産駒勝利で15年キタサンブラック以来の産駒2勝目。

競走馬時代は不出走(該当年04年1着デルタブルース)。

 

76位(75位)シンボリクリスエス

前走G2神戸新聞杯2着で優先出走権を得たヤマンゼストが出走予定。

ヤマニンゼスト勝利で13年エピファネイア以来の産駒2勝目。

競走馬時代は不出走(該当年02年1着ヒシミラクル)。

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2661勝(4)
3位キングカメハメハ2153勝(2)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝
7位クロフネ1476勝(0)

8位サクラバクシンオー1435勝
9位ハーツクライ1403勝(2)

10位ライジングフレーム1379勝

11位パーソロン1272勝

12位ヒンドスタン1258勝
13位ダイワメジャー1218勝(2)

14位マンハッタンカフェ1162勝(0)

15位ステイゴールド1141勝(1)

16位トサミドリ1135勝

17位ダンスインザダーク1110勝

18位シンボリクリスエス1082勝(0)

19位ネヴァービート1064勝

20位トニービン1054勝
20位ゴールドアリュール1054勝(0)

22位アフリート1040勝
23位チャイナロック1012勝

 

ネオユニヴァース928勝(0)
ロードカナロア790勝(3)

ルーラーシップ631勝(1)

ハービンジャー581勝(2)

へニューヒューズ453勝(2)

オルフェーヴル438勝(0)

キズナ364勝(2)
エピファネイア276勝(8)

ドゥラメンテ233勝(0)

モーリス209勝(1)

※2022年10月16日現在

 

 

◆今週の重賞

●菊花賞(G1 阪神芝3000m)

・出走馬決定順

優ジャスティンパレス(神戸新聞杯1着 5000万)(1位ディープインパクト)

優ヤマニンゼスト(神戸新聞杯2着 2000万)(76位シンボリクリスエス)

優ボルドグフーシュ(神戸新聞杯3着 1500万)(14位スクリーンヒーロー)

優ガイアフォース(セントライト記念1着 4200万)(21位キタサンブラック)

優アスクビクターモア(セントライト記念2着 4700万)(1位ディープインパクト)

6位アスクワイルドモア(3700万)(5位キズナ)

6位ビーアストニッシド(3700万)(37位アメリカンペイトリオット)

8位フェーングロッテン(3600万)(30位ブラックタイド)

9位プラダリア(3100万)(1位ディープインパクト)

10位セイウンハーデス(1600万)(25位シルバーステート)

10位ポッドボレット(1600万)(22位ジャスタウェイ)

12位ヴェローナシチー(1500万)(9位エピファネイア)

12位セレシオン(1500万)(3位ハーツクライ)

12位ディナースタ(1500万)(4位ドゥラメンテ)

12位ドゥラドーレス(1500万)(4位ドゥラメンテ)

 

16位インプレス(900万)(5位キズナ)

16位シェルビーズアイ(900万)(13位ハービンジャー)

16位ジェンヌ(900万)(1位ディープインパクト)

16位シホノスペランツァ(900万)(30位ブラックタイド)

16位タイムオブフライト(900万)(1位ディープインパクト)

16位ボーンディスウェイ(900万)(3位ハーツクライ)

16位マイネルトルファン(900万)(11位オルフェーヴル)

16位レッドバリエンテ(900万)(1位ディープインパクト)

 

・23頭登録

 

 

●富士S(G2 東京芝1600m)

 

 

◆他OP特別

●阪神

オータムリーフS(ダート1400m)

●東京

アイビーS(L・芝1800m)

ブラジルC(L・ダート2100m)

●新潟

新潟牝馬S(芝2200m)