週中競馬記事(2021年8月3日)~リーディグサイアー展望・回顧~ | ブログ

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●1位(1位)ディープインパクト(41億6162万3000円)(135勝)

近年の傾向からディープインパクトの夏競馬は関屋記念まで重賞を勝たないとしていたのですが、本年のクイーンSは1~3番人気が出走し勝ち馬が出ました。勝つならマジックキャッスルかと見ておりテルツェットが勝つとは思わなかったのですが、そのマジックキャッスルは2着、ここは相手が走りすぎたところもあり元から重賞2着も多いので。2番人気のドナアトラエンテは走らなかったのですが産駒ワン・ツーとG3クイーンSで大きく賞金加算し障害重賞G3新潟ジャンプSでもフォイヤーヴェルクが連覇ならずも3着確保。

他にも特別戦勝ち馬が複数出て新馬でもかなり強そうなところ、といってもルージュスティリアはドスローに対応しただけでこれをどう評価すべきか。ペースの再現性に乏しいというよりはノーザン生産馬ではなく社台牧場といっても社台Fではないですしこの辺りが微妙でしょうか。

そのようなことで週間1億円オーバー、獲得賞金41億円を突破しました。

 

今週はダートの2重賞でG3エルムSとG3レパードS

レパードSには前走1勝クラス勝利のノースザワールドが登録。900万組は登録時11/18の抽選なので出走するかわかりませんが前走は初ダートで1勝クラス勝利、データ上はこの臨戦過程が苦戦傾向なのですが本年はイレギュラー開催な上に世代のダートレベルがここまではかなり低く見解も非常に難しくなると思います。

産駒のダート重賞自体が得意カテではありませんが2011年にボレアスで勝利したレース、ボレアスはG3ユニコーンS3着、G1ジャパンダートダービー2着からと勝ち馬としてはもう古いデータですがそのようなローテ・実績。昨年もラインベックが走らなかったようにノースザワールドは出走しても難しいかと。

 

エルムSには産駒登録なし。この状況では2週連続重賞制覇は難しいはずですが獲得賞金42億円突破は狙える数値でここはクリアするでしょう。

 

●2位(2位)ロードカナロア(23億7366万2000円)(110勝)

先週はOP関越Sで勝ち馬を出し、目立ったところはそれぐらいだったのですが夏競馬の2場開催なのでこの程度獲れれば悪くはないでしょう。

 

重賞登録馬はレパードSのルコルセール。デビュー当初の芝からダートに転じて3連勝という成績、ニキーヤ一族でダート馬だったのでしょうけど函館の2勝クラス特別からというローテ、使うからには大丈夫でしょうけど臨戦過程としては疑問も残るところ。レースも昨年のように行った馬が押し切ってしまうかと思えば差し馬が良かったりとにかく難解、ルコルセールがハナに行くということはなさそうですが前目には付けられるタイプ。

 

●3位(3位)ハーツクライ(17億2440万1000円)(79勝)

先週は未勝利となってしまい、ディープインパクトこそ大幅な賞金加算はありましたがこの時期は上位種牡馬でも苦しいようです。G3クイーンSのクラヴァシュドールなどは復調傾向でタフな条件となったレースで良く頑張ったとも思います。

 

重賞登録馬はエルムSにスワーヴアラミス、タイムフライヤー、ロードゴラッソの3頭。有力なのは前走OPマリーンS勝ちのスワーヴアラミスでしょう、本年は函館実施のエルムSでローテは札幌の大沼S59キロ2着、函館のマリーンS57.5キロ2着から、エルムSは負担重量減で56キロ。前走は展開に恵まれたようなところもありますが基本的に番手抜け出しの安定型で大きく崩れることもないかと。

タイムフライヤーのマリーンSは出して行ってローザノワールとやり合うような形になって失速。函館ということを考えれば悪くはなかったと考えますが、結果からは函館コースとはいえやり過ぎだったということに。負担重量は58キロから57キロ、今回は豊さん想定なのであれほど行くこともないでしょう。乗り替わりになったルメールがアメリカンシードでおそらく1番人気、この馬がハナでしょうか。この馬も関越S勝利のサトノウィザード同様に松田国英厩舎からの転厩馬ですがこちらは現在の厩舎になって良くなったようにも感じられず。

ロードゴラッソは近走が振るわず厳しいでしょう、昨年も11着で札幌から函館に変わっても。地方ダート向きで中央のコースでは苦戦傾向。

 

●4位(4位)キズナ(15億9592万円)(78勝)

先週は賞金加算が少なく獲得賞金16億円突破は次回以降に、数値からはさすがに次回でしょう。これといって特にありませんがG3クイーンSのシャムロックヒルは負担重量、馬場など前走と違い対応し切れなかったと思いますが、行けなかったことも良くなかったようで。行ったところでテルツェットにあれだけの決め手を発揮されたら無理だと思いますし他の上位馬にも先着されたでしょう。近い時期の牝馬限定G3戦のマーメイドSは軽ハンデ馬、クイーンSは実績上位馬という傾向が本年も継続されたとなるでしょうか。

 

レパードSにはレプンカムイが登録。1勝クラスを逃げて圧勝し前走の2勝クラスインディアトロフィーがホッコーハナミチ(レパードSに登録)の2着、これがレコードから0秒2差の2着も抽選対象に。前走は2番手からでしたが出走となって逃げた場合は逃げ馬台頭のケースに嵌る可能性も。キズナ産駒のダート重賞勝ち馬はなく3勝クラス勝ち馬も1頭だけなので不安もありますが、3歳馬同士とはいえ53⇒56キロというのも。まずは抽選突破でレースもハナに行ければといった程度かと。

 

●5位(5位)ルーラーシップ(15億1351万2000円)(76勝)

未勝利週でしたが獲得賞金15億円突破。G3クイーンSのフェアリーポルカは急に雪や雨が強くなると頑張る、実際はそんなことはなく他馬よりも苦にしないということでしょうが良く踏ん張ったことには違いないかと、悪天候でも地方のダートでも4着には来るような近走。

 

レパードSにはスマートパルフェが登録。抽選対象で1勝クラス勝利直後は厳しいのですが牝馬の成績も良くないレースでミラクルレジェンド1頭が牝馬勝ち馬。後のJBCレディスクラシック連覇馬でレパードS出走時も1000万特別勝利からジャパンダートダービー4着、同じ牝馬というだけでこの馬と比較するのが現段階では酷なところも。

 

エルムSにはダンツキャッスルが登録。大沼S1着、マリーンS3着からで札幌の大沼Sで差し切って、函館のマリーンSでは届かなかったように条件戦では函館でも勝っていますが例年通り札幌実施ならばというところでしょう。コーナーの形状で函館の方が差し難いということを強く推したくはないのですが、この馬に関してはそのような近2走のOP特別なので。前走は展開も向きましたし函館で自分から動いて勝てるかとなると疑問ですが前が潰れて展開が向けば。

 

●6位(6位)キングカメハメハ(13億6689万2000円)(63勝)

先週は3勝クラスと2勝クラスで特別戦2勝。どちらも強い勝ち方で少ない出走頭数の週間で堅実な賞金加算として良いでしょう。距離克服の3歳牝馬アンドヴァラナウトが秋華賞馬候補に浮上など、権利を穫ればとなりますがフルゲート割れれば。

アラタは3連勝でOP入り、G2弥生賞でも6着と走っていたように長期休養を経て立て直されたとスべきでしょうか。本年のトップセラーがあまりにも尖っていますが、この馬も2019年の千葉サラ売却価格2位という馬で期待もされていたと思われます。

 

レパードSにはディールクルムが登録。前走2勝クラスいわき特別2着の抽選対象ですが同じく登録のある

メイショウムラクモに1秒2差7馬身離されたもの。メイショウムラクモの1勝クラス勝利時も8馬身1秒3離されています。新馬ではタケルペガサスに勝ってここまでは連対率100%という馬でもあってメイショウムラクモにはここまでの対戦から分は悪いのですが差し込んで来るタイプなので抽選を突破して差し馬台頭パターンに嵌れば。

 

~母父部門~

1位キングカメハメハ   20億1058万2000円

2位ディープインパクト  17億221万円

3位クロフネ         14億4379万9000円

4位サンデーサイレンス 13億3335万3000円

5位シンボリクリスエス  12億9498万2000円

 

先週でキングカメハメハが獲得賞金20億円を突破。サンデーサイレンスが伸びてG3クイーンS2着マジックキャッスルの母父シンボリクリスエスを凌いだといったようなことかと。閲覧しているデータが更新されておらず状況を今ひとつ把握できませんが大きな動きはないようです。

 

 

●7位(7位)オルフェーヴル(12億7596万4000円)(65勝)

先週はトゥルボーの新潟ジャンプS制覇の1勝。父のステイゴールド産駒はオジュウチョウサンを筆頭に障害戦で産駒が強さを発揮していますがオルフェーヴル産駒は障害重賞初制覇となったようです。ロードカナロアなどと同じく最年長世代が6歳の5世代目で障害勝ち馬自体がトゥルボーを含め3頭、障害重賞出走はトゥルボーが2度目なので、トゥルボーが前走の東京ジャンプSで敗れたスマートアペックスのように3歳から活躍して4歳で障害重賞を勝利するような馬も例外的にいますが、この段階での産駒障害重賞勝利は早い部類ともいえそうです。

 

レパードSにはオセアダイナスティが登録で抽選対象。ルコルセールで書きましたがこの馬も前走は函館

勝利組、こちらは1勝クラス特別勝利からなのでこれでも消せそうですが、前走は出ましたがゲートを出ないで大敗することもあるので非常に買い辛いタイプでしょう、出たところでこの相手に函館の1勝クラスからでは?というのが本音ですが。

 

●8位(8位)エピファネイア(10億8559万3000円)(48勝)

先週は未勝利での1勝のみ。未勝利週も平気でやってくる本年のエピファネイアなのでどこかで大きく伸ばすでしょう。

 

今週の重賞は産駒登録なし。シンボリクリスエス産駒ですしキズナよりも産駒はダートで走るように思うのですがこちらもダート重賞勝利はなく、2勝クラスで1頭勝利の3勝クラス勝ち馬はいない状況とここまでは競走馬・種牡馬で同期のキズナよりもダート成績は悪いといえそうです。種牡馬成績自体もキズナが上回っていますが。

 

●9位(10位)ヘニーヒューズ(10億4714万6000円)(61勝)

先週は出走頭数が少なかったものの入着率は非常に高く、辛くも9位をキープ。そこを取り上げるよりもダイワメジャーを相手に8月に入った段階で上回り8位に迫ろうという奮闘ぶりを称賛すべきでしょう。

 

レパードSには産駒登録なし。3歳ダートで良い馬も多いのですが重賞となるとこのような状況になるのもヘニーヒューズなので。

 

エルムSにはレピアーウィットが登録。この馬は重賞勝ち馬で本年のマーチS勝ち馬ですがヘニーヒューズ産駒の中央重賞勝ち馬となると、レパードSの勝ち馬でもあるアジアエクスプレスやワイドファラオといった芝・ダート重賞勝ち馬でこのような能力の高い馬がダート重賞を勝つと見た方が良いのかも知れません。レピアーウィットが芝でということはなさそうですがデビューから3戦は芝で2着も2回と全くダメということもなさそう。

肝心のレピアーウィットがエルムSでどうかといえば好走と凡走を繰り返して順番だけなら走る番、休み明けも走ったり走らなかったりで掴み辛いタイプといえそうですが函館初出走で東京・中山に良績とこれを頼りに軽視するべきでしょうか。前には行ける馬の函館重賞で横山武想定と怖い一面も窺えますが。

 

●10位(10位)ダイワメジャー(10億4661万6000円)(56勝)

ヘニーヒューズを逆転しませんでしたが50万円ほどの差まで詰めてほぼ並んだような状況でしょう。

先週は新馬で1頭強い勝ち馬が出てソリッドグロウが函館芝1200mで2着に7馬身差を付ける勝利。短距離戦でこの着差なので相手は軽いとしても相当な素材、ただモントライゼの全妹で騎手コメでは折り合いも問題ないとのことでしたが使って行く内に煩くなってまたダメになる危惧も。全きょうだいでも同じに出るとは限らずモントライゼにしても直線競馬に使ったら適正が全くない上に熱中症だったらしく秋から巻き返す余地もあるでしょう。

 

今週の重賞登録馬はありません。

 

 

●今週は以上です

以上