付き添っていた私はいったん自宅へ戻る
・・・が!
プルルルル、プルルルル
手術当日の夕方、病院から電話!!
えーっ!! 急変か?!
「ICUから一般病棟へ移動の際は個室でも問題ないでしょうか? このまま調子が良ければ明日個室へ移すかもしれません。 荷物の準備だけしておいて下さい」
看護師からの伝言なので詳細は分からないが・・・
きっときっと麻酔が覚めたカコちゃんは、パパ~っ!ママ~っ!とICUで大騒ぎしているに違いない
大泣きすると心臓に負担がかかりよろしくないので、ママ付き添いで個室管理するということなんだろうと思った
うん、きっとそう
そして翌日
朝病院から電話があり、やっぱり個室へ移るのはムリとの事で面会のみとなりました
ICUの面会は火・木・土・日の週4日、1日15分のみ
毎回思うけど短いよなぁ・・・しょうがないけど
胸水も溜まることなく、静脈圧も良好、血液の循環も良いのだが、利尿剤を投与するとおしっこがザッと出る反面、その際に血圧が下がり、血圧にふらつきがあるそう
それが今日個室移動が見送られた理由だった
麻酔が覚めた後、さぞ大騒ぎしたに違いない・・・そう思って看護師に尋ねると
「そんなことないですよ、カコちゃん結構おりこうさんしてましたよ」
かぼそーい声で「プレイルームいきたい・・・」「テレビみたい・・・」と言うカコちゃん
フォンタン循環に体が慣れるまではかなり体がだるいそうだ
本来のカコちゃんならもっと強く自己主張するのにね・・・
かぼそーい声のカコちゃん
そりゃしんどいよね・・・
がんばろう、うん、これを乗り越えたら新生カコちゃんだもん
今は割と順調なカコちゃんですが、一つ何か具合の悪いところが出てくるとドミノ式にどんどん悪い方へ傾いていくのがフォンタン循環の怖いところ
カコちゃん一見元気そうだけど、体の中は結構大変なんです、あまりムリはできませんとA医師から言われた
それでも明日個室移動できるように荷物の準備だけはしておいて下さいと言われる
個室に移動するかしないかは明日の朝ご連絡します、と