3 が分かる。


 2歳の息子は、数ヶ月前からエレベーターに乗った時には、どんどん表示が変わる、階数表示を指さして、へー、へー

って言っていた。

 親としては、表示が変わる度に、1,2,3,とか、階数を発音していた。


 息子自身はまだ、喃語しか話せない。


 今日は、エレベーターに乗った時に、「息子くん、3階を押して。」って言うと、3階のボタンを押してくれた。


 今までは、閉める開けるのボタンは押してくれていたが、階数のボタンは、親が押していたのだ。



 コレは…。



(いつも3階のボタンを私が押すので、場所を覚えてるだけかもしれない)




「息子くん、5階も押して」

と言うと、




5階のボタンを





押したのである。






天才… だ!





どうやら、1〜5程度までは理解している様であった。


もちろん、私たちは3階で降りた。



空のエレベーターが5階まで、上がって行った。ごめんなさい。