「和」の世界が
注目されている。
和の世界っていっても
我々のご先祖様が培って
蓄積したものなので
じいちゃんの
そのまたじいちゃんの
さらにそのまたじいちゃんの
それのさらにじいちゃんの・・・・
とさかのぼっていくと
せいかつのなかで
しぜんと
つくられたもの。
歴史の中で
つくられたもの。
だから
我々日本人しかもっていない。
アメリカ人でも
中国人でももっていない。
そういうのが注目されているが
じつは
こんな風に
和の世界が注目されるまえから
日本の歴史好きな人
伝統好きなひとは
たくさんいた。
そのなかでも
戦国オタクは
結構多いでしょう。
かくいう俺もそうで
司馬遼太郎を
200冊くらい持ってたりする。
どれくらい
戦国好きかというと
鎧を着て街中を歩けといわれたら
この上ない快感をもって歩ける
それくらい好き。
図書館へ行って
寺とか書の写真集を読むと
恍惚となる。
それくらい好き。
秀吉のまねをして
朝早く
ぞうりを
暖めたりしている。
それくらい好き。
もちろんうそですが。
だけど
戦国オタク、
もとい
戦国好きは
結構いるだろう。
いない?
・・・
みんな
正直になれよ!
じつは
土曜日の8時は
NHK見るために
テレビの前に
いるんじゃないか?
年末は
6時間歴史ドラマを
VHS3倍で
とってたんじゃないか?
やっぱりそう?
そんなわけで
歴史オタク・・
もとい
歴史好きになる
きっかけが
どんな人にも
あるでしょう。
つまり原体験と言う奴。
俺の原体験は
信長の野望をしたこと。
おおかれすくなかれ
歴史オタク・・
もとい
歴史好きを
名乗る人ならば
このシリーズで
一回は遊んだ事が
あるはずです。
このシリーズによって
歴史魂を
叩き込まれたはずです。
今の信長シリーズは
どんどん進化している。
ネットゲームにもなっている。
それにくらべたら
システムは稚拙だし
グラフィックもしょぼい。
当たり前だが。
攻城戦もなければ
武将数も少ない。
でもはまった。
信長しか知らなかったので
最初は信長を使った。
開墾とか訓練をする。
なにこれ?
ぜんぜんおもしろくないじゃん。
あー、買って損した
とおもいつつ
戦争へ。
そして
ヘックス画面を見る。
え?
これが戦闘画面?
まあいいや。
と思って動かしていくうちに
「あ、なんか、面白いかも」
と思い出す。
これって
将棋ぽくもある。
戦力を蓄えたり民の心をつかんだりと
努力次第で
有利になる将棋だ。
戦闘に勝った。
国が増えた。
うれしい・・・
そんな感じではまっていきました。
そうなると
周りの大名の名前や
歴史上で果たした役割が
知りたくなる。
説明書に書いてある
一通りの伝記じゃ
思い入れがはいらない。
もっと知りたい。
もっと斉藤道三について知りたい。
家康について知りたい。
武田について知りたい。
信長に抱かれたい・・・。
ってちがうよ!!
そうこうして
いろんな本を読んでいるうちに
司馬遼太郎にめぐり合ったわけです。
そうやって
自分たちの生まれる400年前、
つまりじいさんの
じいさんのじいさんの
じいさんのそのまたじいさんの・・・と
15代くらいさかのぼった世界の面白さに
はまってしまった
そうなると
そんな面白い世界の主人公になれるこのゲームは
さらに魅力的なものになります。
だんだんマニアックになって
島津で行こう
長宗我部でいこう・・・
里見で天下を取るか
なんて風になっていくのです。
もうそうなると
やばいですね。
ふつうのプレイじゃ
満足できないんです。
ふつうのプレイじゃ
満足できない
みだらなからだに
なっちゃうんです。
弱い大名で
天下を取って
にやっとする
それが
快感なんです
そのころには
歴史オタ
・・ゴフゴフっ
・・ゲホッ
・・歴史好きになっているはずです。
友達の中には
信長様になら稚児として抱かれてもいいぜ!
なんていう奴もいました。
マジですか?
そういうわけで
歴史の疑似体験をするこのゲーム
面白かったです。
最初にプレイしたのはMSX版。
方言モードっていうのもありました。
担当する大名によって口調が変わるんですね。
かなりいい加減でしたが。
「年貢りつは40%ですたい」
とか。
堕落神主北条/
やすさんのHP 戦国武将の絵が見れます。