2011年02月22日 18時59分30秒

苦役列車

テーマ:ブログ
記者会見を見たときから手に取らずにはいられなかった
今月の文芸春秋。

「蹴りたい背中」のとき以来の芥川賞ダブル受賞だ。
そして、その二人の人物の非常に対照的であること。


ロングテールの住人

上海~大阪出張の道中に2作品を読んだ。さっさと読んで捨ててしまいたかったのだが
タイミングがなくて、結局読み終えたのは帰宅直前。。。


「きことわ」

記者会見の印象そのままに、女流作家らしい繊細なタッチで描かれている。
時間と空間がうまく表現されていて、その技術力も評価されているようだが
自分としては最後まで集中力がもたなかった。
そのせいかもしれないが、読後感として重いものはなく
テーマを受け入れられそうな気がしてしまうのは作者の力なのかもしれない。
ただ、新人として描写の力はもっと伸ばして欲しい気がする。
情景が眼前にすっと広がるような感じがなく、飽きてしまったのは
むしろそのせいかもしれない。



「苦役列車」

こちらも記者会見の印象そのままに、重い内容に終始し男臭さ満載だ。
ところが「きことは」とは対照的に、その表現力は独特の言い回しも
手伝って、ずしりと自分に伝わってくる。
最初は、この表現は ??? と思っていたが、内容も相まって、しっかりと引き込まれていく。
これが私小説であるということも大きく影響しているはずだ。それが一種の主観と客観に対して
作者が絶妙なバランスをとっているのだと思う。
客観の部分でうまくテーマを成立させ、主観の部分で読者に対して伝える力をもたせる。
そんな印象を抱いた。
内容としては、昭和の終わりの内容でありながら、どこか戦後脈々とかつ厳然と存在する
テーマのように思った。つまり普遍的なテーマであるよなという感覚だ。
まあ、ストーリーとしては全くもって平凡であるからなぁ。
そういう意味では、もっと真新しい展開を見せる内容で、さらに磨きをかけた
表現をもってすれば、今後も期待できる作者になりそうだ。
少なくとも僕は彼の作品をしばらく追いかけてみようと思う。


------

活字離れが叫ばれる中で、さらに活字と言えば東野圭吾を代表するような
商業的サスペンスがほぼ大半を占める世界。
まあ、僕だって東野圭吾は面白いと思いますけど、読後感が極めて軽い。軽すぎる。
完全にエンタメですからね。
それでも活字読まないよりはいいですよ。

バリ旅行でおもいっきり本を楽しむために気合い入れてセレクトしてます。
リスクヘッジのためにもポートフォリオが重要だな。
ああ、こういうときに電子化されてれば。。。













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2011年02月16日 16時02分58秒

すでにヘトヘト

テーマ:ブログ
毎年二月は出張が多い気がする。

ただいま関空で難波行きの電車に乗ってますが、群馬、埼玉、上海、大阪と移動してきました。

今更、中国に行っても刺激はほとんどないのですが、今回は凄く寒かったので、体力を消耗したような気がします。

photo:01


羊のスネにかじりつくかなざわ。

彼は中国が初めてですが、もはや東京と同等のクオリティの街になっているので、全く違和感がないと思う。

総経理も僕も面倒なので、観光地に全く連れて行かず、お土産が買えないと泣いていました。

しかたないので、アポ帰りによ園に行って、しこたまお土産買わせました。皆さん期待してあげてください。


photo:02


すっかり現地化している総経理とたんたん。


photo:03


ラピートに乗れてうれしー!

photo:04


移動しただけで一日が終わりに。。。

久しぶりに道頓堀のかむくらでラーメン食べてからホテルに行こうかな。
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