彼の声 2024.8.4 「後悔できないこと」 | 彼の声

彼の声 2024.8.4 「後悔できないこと」

voice-164

 そうなってしまうことに関しては特に何か
信じられる理由があるわけでもないのだが、
それでもなぜか自分でも信じられないことを
やってしまうと、なぜそうなってしまうのか
よくわからないのだが、それで構わないよう
な気がして、すぐには自分がやってしまった
ことを理解できずにうろたえてしまうが、何
かに導かれながらそんなことをやっているよ
うな他力本願な気分となって、そういう成り
行きに身をまかせていればいいような気がす
るから、そうなるがままになって、実際にこ
こまでやってきたわけだが、具体的に何をや
ってきたとも思えないのだから、何もやって
いないのと同じではないものの、何かこれと
いって提示できないようなことでもあるから、
結果として何がどうなったにしても、何かが
どうにかなってしまったことについてはそう
いうことでしかないわけだが、その何かとい
うのが自分には今ひとつ理解できないことだ
から、どう評価すればいいのかもわからない
まま、自分の知らないところで結果的に何か
がどうにかなっているのかも知れないから、
そういうことに関しては何とも言えないとこ
ろだが、今後何かしら結果が出て、それを理
解できたところで自分なりに評価してみれば
いいことであるから、そうなった際にそんな
ことをやってしまったことの良し悪しを判断
するにしても、それを否定的に捉えるか肯定
的に捉えるかは、その場の状況や情勢にもよ
るが、そんな判断を下してみたところで、そ
の頃にはもう過ぎ去ったことでもあるだろう
から、大して痛手を被っているとも思えない
わけで、それを今から予想しているわけだか
ら、いい加減で当てにならない予想でもある
わけで、そんな予想を果たして信じられるか
というと、自分で予想しているのに信じてい
ないわけだが、自分が信じてもいない予想に
基づいて行動するとなると、絶対に間違えそ
うだが、そんな自分が自分を騙すようなこと
で構わないのかというと、そうでもしないと
なかなか行動に結びつかないのかも知れない
し、わざと間違えるようなことをやらないと、
それによって活動がうまく行かなくなるとし
ても、それで構わないような活動内容なのか
も知れず、要するにそんな活動などやめてし
まえばいいから、わざと間違えて活動をやめ
るきっかけを作っているらしく、そうやって
そんなどうでもいいような活動からの離脱を
目指しているのかも知れないが、そう考える
のも勘違いだとしたら何なのかというと、も
しかしたら間違いでも勘違いでもない可能性
もあるから、とりあえず今は自らが囚われて
いる成り行きに身をまかせるしかなく、身を
まかせていればそこから離脱できるわけでも
ないにしても、その中で行動していれば成り
行きも自ずから変わってくるだろうから、自
分がそこから離脱するというよりは、成り行
きが変わって行くのに合わせて自分の行動も
変わって行くように仕向けていればいいのか
も知れず、果たしてそんなうまく事が運ぶと
も思えないが、途中で成り行きと行動が合わ
ずにぎくしゃくして、それなりに摩擦や軋轢
も生じるだろうが、そうなっても構わないわ
けで、そうなる以前にすでに勘違いでいい加
減な予想に基づいて行動しているわけだから、
うまく行くはずがないと思っていればいいわ
けで、そういうところで何か確信を抱くよう
なことになると、その確信に裏切られた時が
窮地に陥る時でもあるから、それに関しては
今までの経験を踏まえて、歴史的な経緯も踏
まえるなら、どうせこれから信じられないよ
うなことが起こって、誰もが予想だにしなか
った結果がもたらされるのが見え見えだと思
われるような成り行きに誰もが囚われている
と思っておけばいいわけで、そんなことまで
考慮に入れるような成り行きでもないとして
も、用心しておくに越したことはないし、現
状の中でも信用できる人の予想が裏切られる
ようなことが起こる可能性が高いと情勢を見
ているわけだが、果たしてそれが勘違いでい
い加減な予想なのかといえば、そうであって
もなくてもどちらでも構わないのだが、どち
らにしても結果と言えるような結果が出れば、
そんな結果に一喜一憂するだろうが、だから
といってそれによって身の破滅をもたらすよ
うなことでもなければ、どうということはな
いわけで、それが思いがけず身の破滅をもた
らすような結果になっても、それに対処して
いるうちは生きているだろうから、それが気
休めや気晴らしや焼け石に水程度の対処だと
しても、やっている最中ではそれが自身の活
動となっているわけだから、そういうことを
やっているうちに成り行きが変わってくる可
能性もあるわけで、そうなるのを今ここで予
想するのもいい加減な勘違いになってしまい
そうだが、つい先日も日銀が金利をちょっと
上げたぐらいで、日本はもうお終いだと思っ
ている人がいるなら、それ以前に異次元の金
融緩和を継続している時点で、日本はもうお
終いだと思っていた人もいるだろうし、さら
にそれ以前に不動産バブルが崩壊した時点で
も、日本はもうお終いだと思っていた人もい
るだろうから、その延長上で今後もいくらで
も、日本はもうお終いだと思う機会がやって
くるのかも知れず、そういうお終いならいく
らでも気が済むまでそう思っていればいいこ
とに過ぎないとしても、そう思ってしまうこ
とが真の意味でのお終いという状態を裏切っ
て、要するにお終いの価値がインフレぎみに
下がっているわけだが、果たしてそういう価
値の下がったお終いを真に受けても構わない
かというと、真に受けても構わないだろうし、
お終いとはその程度のことだとたかを括って
も構わないが、どこの誰が日本がお終いだと
言っているのかも、その際には考慮しておか
ないとならないし、日頃から何かとその種の
言動を繰り返し述べている人がそんなことを
言っているなら、またかと思うだけで、大し
て気にならないが、果たしてそれ以外の人が
そんなことを言い放っているかというとそう
でもなく、そうであるなら今回もその程度の
こととして日本はもうお終いだと思っていれ
ばいいことに過ぎないが、それ以外で何か気
になる兆候でも察知しているのかというと、
どうも自分の勘違いな勘を信じるなら、今回
はそれとは真逆の成り行きになるような気も
しているわけだ。

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