【ねんどろいどができるまで】企画仕様書をつくろう【連載2話】 | グッスマらぼ

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みなさん、こんにちは。
製造部 ウエダです。


「ねんどろいどできるまで」2回目の更新になります。
本日は、商品化への第一歩「商品仕様書」についてご紹介です。


「ねんどろいど ルル子」に関する初出し情報満載でお届けします!


めでたく「ねんどろいど化」が決まったルル子!
連載1話:商品化決定までのながれ→http://amba.to/1XbVbSv

ねんどろいど化が決まると
早速、企画担当は「商品仕様書」というものを作成します。




商品仕様書作成

どんなパーツをつけるのか、
どんなポージングができるようにしたいのか、

といった商品の仕様をまとめたものを「商品仕様書」といいます。
この「商品仕様書」は企画担当がつくります。


↑先日公開されたのがこちらの画像。
商品に付属する全パーツの内容をまとめたものが「商品仕様書」です。



本日は「ねんどろいど ルル子」の企画担当ミウラさんに
いろいろとインタビューをしました。



\企画担当 ミウラさん/

「グッスマ星人」を片手に笑顔をいただきました!
前回のらぼブログでは目線をいただけなかったのでリベンジ。


ウエダ(以下ウ):本日はよろしくお願い致します!

ミウラ(以下ミ):よろしくお願い致します。

ウ:さっそくですが、
  「ねんどろいどルル子」の注目すべきポイントはどこでしょうか?

ミ:一番悩んだところでもある表情です!

ウ:表情ですか…!!

ミ:ルル子は表情が豊かなところが魅力なだけに
  表情を絞るのがすごく難しかったです。

ウ:アニメでも1コマ1コマ違う表情を見せてくれますもんね!

ミ:そうなんです…。
  10種類くらい面相をつけたいくらい表情豊かで…。

ウ:その中からどんな表情を選んだんでしょうか?
  できればらぼブログで紹介させてください((((o゚▽゚)o)))ワクワク

ミ:初公開の情報ですよ!




表情1:通常顔


ミ:すぐに決まったのが通常顔です。

ウ:文句なし、かわいいです!


表情2:驚き顔


ミ:1話で印象的だったのがこの表情。
  個人的には80年代風な表情がツボでした。




表情3:虚無顔


ミ:そして3つ目が虚無顔。

ウ:この画像だけで笑ってしまいますね…。
  本当に中毒性のある表情ばかり。


ミ:「驚き顔」と「虚無顔」はルル子らしさが出ている表情だったので選びました。
  あと、すでに出ているねんどろいどと被らない表情というのも意識しました。

ウ:迷ってしまうほど表情のレパートリーがあるのは嬉しい悩みですね。

ミ:ねんどろいどは500体以上発売していますが、
  表情の種類っていうのはまだまだあるんだなーと感じました。

ウ:そうですね!

ミ:ああ…あと2つくらい面相を増やしたい…(ぼやき)

インタビューの間、何度も面相を増やしたいとぼやいていたミウラさん。
表情を選ぶのは苦渋の選択だったようです。



ウ:他にこだわった点などはありますか?

ミ:この決めカットをみてください。




\こちらのポーズは初開です/


ウ:右てのひらが…大きい!?


ミ:そうなんです。
  通常の「ねんどろいど」の手のひらの3倍くらいはあります。

ウ:なんと!

ミ:初めは普通のサイズで考えていたんですが…
  アニメーション制作を担当しているTRIGGERさんに仕様書をお見せした時に
  手のひらのサイズを大きくしていても面白いんじゃないか…とご意見をいただいて。
  それだ!と。

ウ:TRIGGERさんの意見だったんですね!
  他のねんどろいどではみたこともないし、考えもつかなかったです!
  意見をいただき反映しつつ、商品の仕様を考えているんですね。 
  楽しそうだなぁ~ ((o(> <)o))

ミ:確かに考えるのは楽しいですが、苦労する部分もありますよ!
  「ルル子」で言えば、企画書を作成する段階では
  アニメが1・2話分までしか作られていませんでした。
  なので、付属させるオプションパーツについては悩みました。
  
ウ:アニメの後半でその作品を語るのに「大事なもの」がでてくることは多いですもんね。
  ルル子にはどんなパーツが付属するんですか…?

ミ:いろいろ付属しますよ。
  中でも注目して欲しいのはこのパーツです。



\ケイジ・クォーターパウンダー/


ウ:おおおお父さん!!!!そうきましたか!
  (そして「ケイジ・クォーターパウンダー」という名称だと初めて知りました…!)
  でも…この姿での初登場はたしか6話でしたよね?
  仕様書を作る段階ではまだアニメになっていなかったのでは??

ミ:アニメに登場したのは6話でしたね!
  いただいた資料や台本の中で知り、このパーツは絶対につけたいと思いました。

ウ:アニメに登場した今となっては付属させてしかるべきパーツとなりましたね。
  ジャスティス!!

  というわけで、本日はインタビューにご協力いただきありがとうございました。
  企画部のお仕事に関してもお話がきけて勉強になりました。
  そして、こっそりガッツリ初出し情報もいただけて大満足です★

ミ:こちらこそ。
  「ねんどろいどルル子」良い商品になるようがんばります!





仕様打ち合わせ

つづいて「商品仕様書」が完成した後に行うのが、
「仕様打ち合わせ」と呼ばれるものです。

この打ち合わせには
企画部製造部制作部が参加します。


左:企画担当 ミウラさん
中央:製造担当 ウエダ
右:制作ディレクター めすかさん



企画担当が提出した「商品仕様書」をもとに打ち合わせを進めるのですが…


↑こちらが「ねんどろいど ルル子」の商品仕様書


どういった内容の話をするかというと…

例1★おさげの差し替え仕様について

企画担当の希望では、
左側のおさげは差し替えができるようにすること。
通常のおさげと、驚き顔の時に使用するおさげの2種類が付属予定です!

そうなると、制作部では
差し替えができるようにおさげと前髪を別のパーツにし原型を作らなければいけません。
原型を作り始める前に、大事な仕様はうちあわせをして食い違いがないようにします。


例2★髪の毛の色分けライン
多くのねんどろいどは髪の毛の色はベースの色とグラデーションのみですが、
ルル子の前髪には特徴的なラインがあります。
この髪のラインを、商品にするときにタンポ印刷で表現するか、塗装で表現するか
といったことも意見を出しあいます。


タンポ印刷の場合は造形があるとキレイにタンポが入らない場合があります。
そのため、タンポをいれたい部分をフラットにしています。

逆に
塗装
にする場合は塗装のラインにあわせて原型にスジ彫りを入れる必要があります。
塗装の場合は、スジ彫りがないと塗装範囲が定まらず量産でずれる可能性が高くなるからです。
このあたりの説明はまた製造開発の記事でお話出来たらと思います!


こういった製造上検討が必要な仕様は製造開発の段階で変更をすることもあるのですが、
仕様打ち合わせの段階で方向性を決めることもあります。


こうした打ち合わせを経て、
ついに原型制作に入っていきます…。


というわけで、本日はここまで。


次回予告:「原型制作」
次回、ついに原型制作へ。


そして本日23時からTOKYO MXにて「宇宙パトロールルル子」第8話が放送!
皆様お見逃しなく!
そのほか放送情報については公式サイトをチェックしてくださいね。
オンエア情報はこちら→http://luluco.tv/onair


それではまた会えますように。




製造部 ウエダ




©TRIGGER・今石洋之/宇宙パトロールルル子製作委員会☆彡


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