広報みなみそうま2月号【お知らせ版】届きました!福島民報もお取り寄せしております!
PBでは被災者の皆様、そして全国の皆様に情報共有すべく、努力しております。
先日、近所の方と福島の話をしていたら、
「忘れちゃいけんもんね」
との言葉。
私は、福島はまだ終わっていない。まだ続いている。
みんな放射線との不安と共存しながら生活している。
それを伝えたかったのだが、事故が収束したかのように世間では思われている。
まもなく震災から1年を迎えようとしている中、やはり、遠い国の出来事のようにとらえている人は残念ながら多い。
これが温度差というものなのだろう。
PBにできること。
福島の情報をみなさんに伝え、そして全国に避難しているみなさんに伝えたい。
いつかは故郷へ帰れますように。
福島でみんな頑張っています。
子供たちを守りながら、大人に頑張ってもらいたい、そう願う毎日です。
福島民報新聞 2月15日付
広報みなみそうま2月号(お知らせ版)
南相馬市教育委員会では、いち早く
「給食丸ごと1週間分冷凍し、ミキサーにかけたものを、ゲルマニウム半導体検出器で測定する」
という学校給食提供食について、放射線量の測定方法を改革いたしました!
東大大学院理学系研究科の早野龍五教授から提案を受けたそうですが、南相馬市は、行動が早い!
【以下 広報みなみそうま より抜粋】
現在、全国の自治体で行われている食材の一部を抜き取るサンプリング検査では、調理後の給食をたべたことによる内部被ばく量を正確に知ることはできません。
一方、今回の検査では、子供たちに提供した給食を丸ごと測定するため、実際に給食で摂取した放射性物質の積算量を誰でも簡単に知ることができます。
確かに、部分的なサンプルを測定しただけでは、本当に大丈夫なのだろうか?という不安は拭いきれませんでした。
丸ごとであれば、これは安心できると思います。
ほかの自治体も実施しているのか気になります。
そこで、
PBスタッフKは、福島市教育委員会 保健体育課へ問い合わせてみました。
担当者によると、
現在、給食センターには食物用放射線量の簡易式測定器は4台あるのみで、ゲルマニウム半導体検出器は無い。
給食センターから配送される給食を利用の学校については、週1回 測定。
それ以外の単独給食(自校で給食を作っている学校:通称 自校食)の学校については、月2回
それぞれ1回の測定で5品~6品についてのみ。
来年度4月以降については、サンプル検査ではなく、給食の丸ごと検査にもっていきたい、との話もでているそうで、
3月の議会で了解を得れば、実施できるようになるかもしれない、との現在検討中、の答えをいただきました。
南相馬を見習っていただきたいものです。
大人は年度末とか、予算がああだ、こうだと、時間をかけて、話を進めようとしますが、日々給食を食べているのは子供たちです。
こうして議会だ、なんだと話している間も、子供たちは授業を受け、お昼には給食を食べています。
放射線で汚染されたものが口から体内に入らないように、早く大人たちに動いてほしいものです。
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