東日本大震災被災地支援(3.30)

スタッフ1名が合流。全3名で、寝食を共にしながら、北上しています。
スタッフの健康管理しながら、随時、入れ替えております。
移動には、ANAやJALのご厚意で、航空機を利用させていただきました。

石巻市の避難所での物資の供与。
石巻市役所は、市役所のフロアの一部が避難者に開放されていました。
町全体・建物内に潮・ヘドロの臭いが残っています。
屋外のアーケードではガラスの破片や落下の可能性のある天井装飾品が普通に置かれています。
石巻災害ボランティアセンターや社会福祉協議会、石巻NPO連絡会、等々にお会いし、現状をお伺いしました。
石巻市は避難所を集約し、帰宅できる避難者には帰宅を促しています。
しかし、多くの家屋が全壊状態で、それはとても困難です。
避難所ごとにも格差が生じていることも問題です。
石巻のように避難所が多い地域では、避難所間の格差も避難者の不満の原因になっています。
援助の偏在は、情報の偏在が原因です。
そこで、情報の共有・連携についてはコミュニティFMを利用しています。
在宅で避難している人々にも援助のニーズが高く、
一方で、こういうケースは特に行政による対応が難しいため、
NPOが率先してやるべきことだと認識を共有しました。
避難者の要望も、最低限の食事や居住環境に対するものから、以前の生活を取り戻すことにシフトしてきました。
それに応じて、援助の種類も変化させなければなりません。早急な対応が必要です。
しかし、将来的な計画をたてるのは、まだまだ難しい段階です。
ジレンマをかかえながら、
現場では、行政、NPO、ボランティア、そして被災者の方々が、最善の努力をしています。
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広島銀行 本店 普通 3556132 特定非営利活動法人ピースビルダーズ
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