東日本大震災被災地支援(04.04_福島市) | ブログ版PB通信

東日本大震災被災地支援(04.04_福島市)

ピースビルダーズ代表理事の、伊勢崎賢治
 と
ピースビルダーズ理事の、篠田英朗
が、東北地方に入りました。

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↑議員事務所にて打ち合わせする伊勢崎(右)と篠田(左)


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↑南相馬市にむけて搬出される物資


海外の現場での復興経験豊富な二人が、今回は、日本でその経験を活用します。

初日は、既に現地で活動しているピースビルダーズスタッフと合流した後、
高橋秀樹福島県議会議員高野光二南相馬市議会議員らと、今後の支援体制のあり方について協議しました。

高橋県議、高野市議、及び支援活動に従事する現地スタッフによれば、
福島の場合、
風評被害による被害は甚大であり、津波被害地であっても地元に入れないという特異な状況の中での困難が続いている
ことについて、強く訴えたいとのことでした。

原発は福島県民のための東北電力ではなく、関東の人々のための東京電力のための施設であったにもかかわらず、計り知れない範囲の被害を福島県民が受けている。
そのやりきりない思いを、全国の人々に訴えたいとのことです。

何と言っても、深刻なのは風評被害です。
農産物を全く市場に出すことができず、農民の生活手段が奪われています。
壊滅的打撃を受けた沿岸部の漁業従事者も、同様の危機的状況にあります。
県民は、原発から逃げたいという気持ちを持ちながら、逃げてしまっては何もかもが終わってしまうという危機意識もあり、ジレンマをかかえています。
政府の曖昧な政策が続く中、避難所から自宅に戻る人も日々増えている状況です。
南相馬市は、このような状況の象徴的な場所であり、助けが必要です。

故郷に住み続けたい、故郷を失いたくない、という思いで生活を続けている人々を、何とか助けてほしい、という、切実な思いが伝わってきました。

福島県内は、東北の中では一番関東圏に近いにもかかわらず、
原発のお陰で、極端にボランティアが少なく、人手不足も深刻な問題です。

本日、ピースビルダーズからは、ボランティア3名が広島を出発しました。
数日前のブログで集まってくれた方々です。
とりあえず、1週間の予定で活動します。
今後も、彼らの活動と需要をみながら、追加のボランティア派遣も検討していきます。

引き続き、みなさまのご関心とご支援をお願いします!



◆引き続き、現地で活動してくださるボランティアさんを募集しています。
  詳しくは、http://peacebuilders.e-know.jp/e325391.html をご参照ください。
  出発日は、数度にわけて、今後も募集していきます。


◆募金受付口座

広島銀行 本店 普通 3556132 特定非営利活動法人ピースビルダーズ

三菱東京UFJ銀行 広島中央支店 普通 1281204 特定非営利活動法人ピースビルダーズ

ゆうちょ銀行 五一八支店 普通 4292696 特定非営利活動法人ピースビルダーズ


*たくさんのご寄付をいただき、心より御礼申し上げます。今回、思いの他、全国からの反響が大きかったため、寄付の受付口座を地方銀行だけでなく、ゆうちょ銀行、全国の銀行に広げさせていただきました。
遠くからのご支援に、心強く感じると同時に、このご芳志を無駄にしないよう、より心を引き締めて活動してまいります。
銀行振込の際は、お手数ですが、お名前、ご連絡先、何でもひとこと、など、メールでご連絡いただければ幸いです。この口座は地震のためのご寄付専用ではありません。ピースビルダーズの他の活動(平和構築事業やフェアトレード事業などなど)のものと混乱しないためにも、また、より有効にご寄付を活用させていただくためにも、お差支えのない範囲で、メールでのご一報にご協力をお願いできれば幸いですface01



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