東日本大震災被災者支援(南相馬市の子供たち②)
前々回のブログに引き続き、福島県南相馬市内の子どもの様子をお知らせします。
震災以来ずっと、南相馬市内の小学校のうち、
福島原子力発電所から30キロ以内にある小学校や、
津波によって大きな被害を受けた小学校は、
授業を再開することができない状態にあります。
そのため、この地域に残る小学生の子どもたちは、
原子力発電所から30キロ以上離れた場所にある小学校や施設・体育館等に分散して設けられている臨時教室にスクールバスで通いながら、授業を受けています。
(参考:南相馬市ホームページ「平成23年度南相馬市公立小中学校の始業について」http://www.city.minamisoma.lg.jp/shinsai2/syotyugakkounosigyou.jsp)
5つの小学校の受け入れ先となっているある小学校では、教室の数が足りず、
図書室や廊下の作業スペース、ランチルーム等が臨時教室として使われています。
一方で、こちらの小学校では、放射線を避けるために屋外の校庭は利用できないので、
体育館は子どもらの遊び場所として確保しているそうです。
また、子どもたちの授業をしたりその様子を見守るために、
それぞれの小学校から引率の先生方も一緒に来ていて、臨時の職員室もあります。
心配なのは子どもたちへの環境の変化に伴うメンタル面での影響ですが、
お話を聞いてみたところ、子どもたちに目立った変化は今のところは見られないそうで、
実際に授業の様子もみせて頂いたところ、元気に、そして真面目に授業を受けていました。
子どもたちの適応力や活発さには、いつも本当に驚かされ、そして、癒されます
しかし、普段と違う環境の中で、長い目でみて、子どもたちにどのような影響があるか分かりません。
「家族や友達を震災でなくした」
「外で思い切り遊ぶことができない」
「楽しみにしていた遠足が中止になった」
「知らない子どもが周りに大勢いる」
などストレスの原因はいくつも考えられます。
子どもたちの様子に細かく目を配ること。その声に耳を傾けること。
いつどんな状況であっても、やはりやらなければいけないことです。


↑ 教室が足りず、ワークスペースを借りて授業を受ける子供たち。
◆特定非営利活動法人ピースビルダーズ(PB) 寄付口座◆
広島銀行 本店 普通 3556132
三菱東京UFJ銀行 広島中央支店 普通 1281204
ゆうちょ銀行 五一八支店 普通 4292696
*たくさんのご寄付をいただき、心より御礼申し上げます。今回、思いの他、全国からの反響が大きかったため、寄付の受付口座を地方銀行だけでなく、ゆうちょ銀行、全国の銀行に広げさせていただきました。
遠くからのご支援に、心強く感じると同時に、このご芳志を無駄にしないよう、より心を引き締めて活動してまいります。
銀行振込の際は、お手数ですが、お名前、ご連絡先、何でもひとこと、など、メールでご連絡いただければ幸いです。この口座は地震のためのご寄付専用ではありません。ピースビルダーズの他の活動(平和構築事業やフェアトレード事業などなど)のものと混乱しないためにも、また、より有効にご寄付を活用させていただくためにも、お差支えのない範囲で、メールでのご一報にご協力をお願いできれば幸いです

震災以来ずっと、南相馬市内の小学校のうち、
福島原子力発電所から30キロ以内にある小学校や、
津波によって大きな被害を受けた小学校は、
授業を再開することができない状態にあります。
そのため、この地域に残る小学生の子どもたちは、
原子力発電所から30キロ以上離れた場所にある小学校や施設・体育館等に分散して設けられている臨時教室にスクールバスで通いながら、授業を受けています。
(参考:南相馬市ホームページ「平成23年度南相馬市公立小中学校の始業について」http://www.city.minamisoma.lg.jp/shinsai2/syotyugakkounosigyou.jsp)
5つの小学校の受け入れ先となっているある小学校では、教室の数が足りず、
図書室や廊下の作業スペース、ランチルーム等が臨時教室として使われています。
一方で、こちらの小学校では、放射線を避けるために屋外の校庭は利用できないので、
体育館は子どもらの遊び場所として確保しているそうです。
また、子どもたちの授業をしたりその様子を見守るために、
それぞれの小学校から引率の先生方も一緒に来ていて、臨時の職員室もあります。
心配なのは子どもたちへの環境の変化に伴うメンタル面での影響ですが、
お話を聞いてみたところ、子どもたちに目立った変化は今のところは見られないそうで、
実際に授業の様子もみせて頂いたところ、元気に、そして真面目に授業を受けていました。
子どもたちの適応力や活発さには、いつも本当に驚かされ、そして、癒されます

しかし、普段と違う環境の中で、長い目でみて、子どもたちにどのような影響があるか分かりません。
「家族や友達を震災でなくした」
「外で思い切り遊ぶことができない」
「楽しみにしていた遠足が中止になった」
「知らない子どもが周りに大勢いる」
などストレスの原因はいくつも考えられます。
子どもたちの様子に細かく目を配ること。その声に耳を傾けること。
いつどんな状況であっても、やはりやらなければいけないことです。


↑ 教室が足りず、ワークスペースを借りて授業を受ける子供たち。
◆特定非営利活動法人ピースビルダーズ(PB) 寄付口座◆
広島銀行 本店 普通 3556132
三菱東京UFJ銀行 広島中央支店 普通 1281204
ゆうちょ銀行 五一八支店 普通 4292696
*たくさんのご寄付をいただき、心より御礼申し上げます。今回、思いの他、全国からの反響が大きかったため、寄付の受付口座を地方銀行だけでなく、ゆうちょ銀行、全国の銀行に広げさせていただきました。
遠くからのご支援に、心強く感じると同時に、このご芳志を無駄にしないよう、より心を引き締めて活動してまいります。
銀行振込の際は、お手数ですが、お名前、ご連絡先、何でもひとこと、など、メールでご連絡いただければ幸いです。この口座は地震のためのご寄付専用ではありません。ピースビルダーズの他の活動(平和構築事業やフェアトレード事業などなど)のものと混乱しないためにも、また、より有効にご寄付を活用させていただくためにも、お差支えのない範囲で、メールでのご一報にご協力をお願いできれば幸いです

