続・進むべき方向 | 港区白金一丁目

続・進むべき方向

前回の「進むべき方向」の続きを書きます。


まず、「各々が営業的要素を持つべきだ」という考えに至った経緯について、


簡単に振り返ります。




1.会社創世期(しかもベンチャー)なので、当然のことだが黒字を求められる


2.黒字を出すためには広告部門、そして会員制webサイトの収益モデルでは

  速度はもちろん、目標とする結果に追いつけない。(目標達成が困難)




上記2点を主としてはいますが、それと共に忘れてはいけないことがあります。




・我々は何をする会社でしょうか → 方向性についてみんなで考えましょう。


・その中で自分は何をするために来たのでしょうか、そしているのでしょうか。


・本来の目的は、今携わっているビジネスの着地点(目的)は何だったでしょうか。




つまりは、社員全員に「おたくは何をする会社ですか?」と質問した場合に、


全員が同じ回答を言えるかどうかということ。


そして、その中での自分の立ち位置を確認・確立できているかということ。


ビジネスの軸がぶれていないかということ。


これらを確認し、忘れずに注意してゆくことが必要だということです。




おそらくですが、売り上げが立つか立たないかということと、


会社としての方向性を貫けるかどうかは別問題のような気がします。


両方のバランスをとることは容易なことではありません。


現に我々も、(僕も含め)各々が「営業的要素」を持たなければ、売り上げを


立てることに貢献しなければ…と考え、そのアプローチの一環として「不動産部門」


に関する業務を始めています。



僕はこう考えます。



今、していることは間違ってはいないと思います。


そして、不動産部門に関わり、利益、売り上げを立ててゆくことは必要なことだと


思っています。


しかし、僕らは「webメディア」という部門です。


ですから本来考えるのはその部門で、どうやったら利益を上げてゆけるかということです。


もし僕ら広告に関する部門の全員が「やっぱり不動産が売り上げ立てやすいからみんな


で不動産業にシフトしよう」…となってしまったら、そもそもの根底が変わってしまいます。


僕らのいる意味、会社の目指した方向が変わってしまう気がするんです。



だから、部門間の相乗効果を生むようなアプローチは実践して行っても、自分たちが


webメディア部門であることを忘れないように心がけようと思います。



僕らの視点からしか出来ないアプローチ。


それが何かを考えてゆくことが必要なのだと思います。


僕自身、今後も未来永劫広告部門で生きて行くとは思っていませんし、いずれまた


違ったことにチャレンジするかもしれません。


でも今は、こうして大好きなメンバーと一つの会社に集い、せっかく「webメディア」と


いう部門に属することが出来たわけですから、もちろん成すべき事は成しつつ、


会社のことを第一に考えつつも、「部門」としての形をキチンと一つ残せるような


何かを考えてゆきたいです。



会社はもちろんですが、とにかく会社のメンバー、みんな個性的で大好きです。


だから、そのみんなで、どうしてもやり遂げたいし、成長してゆきたい。


そのためには、本当に苦しいだろうし、明らかに自身の意にそぐわない業務だって


当たり前のように出てくると思います。でもそれを乗り越える力、強い意志と希望を


持って、明日以降も臨んでゆきたいと思います。



毎日、学ぶことだらけですね♪(笑)