大阪国税局の発表によると、
2011年に亡くなった人の相続税の申告状況は、死亡者数に占める割合は4.5%、
つまり、1000人亡くなれば45人が相続税の申告をしているということですね。
また、遺産の内訳をみると、
土地の割合が過去最低で、現金・預貯金が過去最高ということ。
震災前の相続税の改正案では、この申告割合を8%くらいまで引き上げたかったため、相続税の基礎控除額を40%引き下げるなどの改正を考えていたのですが…
今後の税制改正に注目です。
相続税の税務調査では、預貯金・株式等の金融資産がとくに修正申告の中心となっています。
そして、相続開始前3年以内の生前贈与財産が注目されます。
生前贈与するにも注意が必要ですよね。