今に始まったことではないけど、今日の東京新聞に、東京湾の「河口周辺ではかなり高い汚染が広く残っていることが確認された。」とありました。
原発問題に関しては、言いたいことは山ほどある。(怒)
原発の放射能汚染でいろいろ書くと、まず風評被害、と言って叩かれる。
私はチキンなのでブログの「炎上勘弁」なのですが、書かざるを得ない心境です。(でも、炎上させないでね…。)
福島の原発事故以来、原発が安全でクリーンなエネルギーでないことは誰もが知っている。これは事故を起こしたらってことだけじゃなくて、放射性廃棄物についても同じ。行き場がなくって、今でもずっと貯蔵している。
廃棄技術は未完成なまま、廃棄物だけ増えている。以前はコンクリ詰めにして海に捨てていたらしい。とんでもない話だと思う。
オリンピック誘致のために、「状況はコントロールされている」とか「汚染水による影響は、福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメートル範囲内で完全にブロックされている」と大ウソをついた安倍首相。でも、実際には漏れ続けている。
それに、放射能汚染といえば、セシウムばかりに焦点が当たっているけど、学者たちの声に耳を傾ければ、その他にも懸念すべき物質はたくさんある。
事故から3年7か月経ったけど、それは終わったわけじゃなくて、まだまだ深刻な問題のままのはず。
被害に遭われた方たちには、心からお見舞いします。
本当にやり切れないことだと思います。
だからこそ、批判的な言動に対して、すべて「風評被害」で片づけようとする風潮に強い憤りを感じます。
問題は、東電や政府は問題を把握しきれていないのに、問題ないというウソを平気で言って、無理やり国民を安心させようとすること。
こんなことウソだなんて、すぐにわかるのに、隠し通して「喉元過ぎれば~」を期待しているかのような発言を繰り返していることだと思っています。
こんな情報なんて信用できないから「ウソだ」と言えば、風評被害と言われるのは、どうしても納得がいかない。
だって、被害に遭われた農家や漁師の方々だって、自分たちの慣れた土壌や海で取れた農産物や海産物が、もし汚染されていると知っていたら、消費者に届けたいなんて思わないでしょう、普通に考えるとね。
被害に遭われた方も、生活がかかっています。本当に安心して暮らせるようにするには、問題を正しく分析して公表し、手厚く適切な対応をすることではないでしょうか。
たとえ、住み慣れた土地を離れなければならないという、残念な結論だったとしてもね。
もっといろいろ書きたいけど、今日はここでやめておきます。
忌野清志郎さんが生きていたら、この日本のありさま、なんて歌うんだろう…。
ウソで塗り固められた原発問題、残念でなりません。
さて、しばらく海外逃亡、じゃなくてお仕事です。
ちょっと更新お休みするかもしれません。
- ザ・タイマーズ/ユニバーサルミュージック

- ¥1,959
- Amazon.co.jp
- カバーズ/USMジャパン

- ¥2,057
- Amazon.co.jp