本当は英語ネタの記事も充実させようと書き始めたのですが…また突っ込みたくなるニュースを発見したので、ちょっと脱線。
相変わらずの毒舌で失礼…。
「ポテトチップスなどに含まれる、化学物質のアクリルアミドのリスクを評価している内閣府食品安全委員会は3日、次世代にも影響が及ぶ「遺伝毒性をもつ発がん物質」との評価案を示した。」(毎日新聞のサイト記事からの引用)
スナック菓子が体に良いと思って食べている人は、ほとんどいないのでは?
かといって、国の機関である「食品安全委」が、ポテトチップスを名指しで公表するのは、なんだか悪意を感じる。
ポテトチップスの写真付きで、こういった書き方をしているのは、毎日新聞だけじゃなく、ほかのメディアも同様だけど、毎日新聞では、こうも書いている。
「アクリルアミドは炭水化物を多く含む原材料を120度以上の高温で揚げたり、焼いたりすると発生する。これまでの調査では多く含むものにジャガイモの加工品、ケーキ・ビスケット類、トースト、コーンスナック、コーヒーなどがある。」 また、「アクリルアミドは家庭内の調理でも発生するため」とも書いている。
これって、スナック菓子だけが悪いわけじゃないって、タイトルを否定してるよね!
イギリスやドイツなどのヨーロッパ、オーストラリアやニュージーランドなどの大洋州では、ジャガイモは主食として食べられている。それも、夕食などではフライドポテトにして山盛り、は普通の光景だと思う。(マッシュポテトなどの他の調理法もあるけど。)
彼らの朝食は、トーストやコーンフレークとコーヒーを含んでいる場合も少なくない。さらに昼にはサンドイッチに加えてポテトチップスとコーヒーも珍しくない。さらに夕食ではさらに山盛りのケーキをはじめとしたデザートも食べることもある。
でもさ、米国も含めて肥満の人は多いけど、癌で死んでる人って、日本人と比べて極端に多いの?
日本食は確かにバランスが取れていると思います。(というか、食材や調理法も含めて、バランスを取りやすい選択肢がある、といった方が正しいかな。)
個人的には、研究は大事だけど、重箱の隅をつつきながら、これを偉大な研究成果のように発表して、国民を不安に陥れる方が、よっぽど病気ではないか、と思う。
終戦直後、多くの日本人は十分に栄養が取れなかったし、衛生的にも良くなかったはず。その後、菓子なども手に入るようになった時には、保存料や合成着色料などの化学物質を含んでいて、今では考えられない環境だったと思う。
でも、この世代と、現在の若い世代で、大きく寿命や健康状態が変わっているとは思えない。
むしろ、アレルギーが増え、食品の特定物質に苦しんでいる人が多くなっているようにさえ感じられる。
ストレスが増えていると言われる社会の上に、食品の細かい部分にも神経をとがらせるなんて、少なくとも私にはとても…。
人は現代で世界最高の捕食者だけど、潔癖のなれの果てに、未来には細菌によって絶滅するっていうストーリーも、あながちウソではなくなる日が来るかも。
これで3日坊主脱出! 少し更新お休みするかもしれません。←4日坊主
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