BB DESIGN WORKSの考えるSTAINED GLASS | anetaka-blog

anetaka-blog

LIVING GALLERY 姉小路高倉-ANETAKA-発信のブログ。
京町家の小さなギャラリーから日々の出来事や楽しいお話、
イベント情報などをお知らせしています。

anetaka-blog-LAMP-1
BB DESIGN WORKS ステンドグラス照明

こんにちは。
前回のブログでステンドグラス 作家
BB DESIGN WORKS の新作ランプの紹介をしました。
BB DESIGN WORKS は、デザイナーと技術者が
それぞれおり、素敵な照明やインテリア小物を製作しています。
一般的に皆さんの持っておられる『ステンドグラス』の
イメージとは、きっと大きく違うものではないかと思います。
デザイン・技術・機能とが揃うステンドグラス作家は
きっと少ないと私は思います。

今日は、デザイナーが語る、ステンドグラスについてを
紹介したいと思います。
考えと、生まれてくる作品とが正に重なっていると感じる
デザイナーの言葉です。


◆ BB DESIGN WORKS の考える STAINED GLASS ◆

ステンドグラスは、アーティストの方が手吹きで吹き上げた
一枚の美しい作品であります。
そのガラスの持つ、自由で液体のような素材を、
金属の線が区切ったり囲ったりして作品が出来ていく訳です。
私は、このソフト感とハード感が同居している
ステンドグラスという技法が大好きです。
もちろん初めからそうだった訳ではなく、はじめの内は
『なぜ?あえてガラスをカット(切断)していくのか』
が、納得できませんでした。
一枚でも、もうこんなに美しいのに・・・と。
ですが、月日を重ね、作り続けていく内に、
カットするからこそ繋がる“美”があるのだ!!と思い、
作品をつくっています。 初めて作った日から、かれこれ
15年ぐらい経つのですが、飽きることなく逆にどんどん新鮮で
楽しくなっていくのが、とても不思議です。
ステンドグラスはホットグラスなどとは違い、少し習えば
誰でも案外簡易にできる技法です。だからこそ、
他とは違う真似の出来ない、私たちだからこそ生まれる
ステンドグラスならではの美しさや魅力を、
今までもこれからも、もっと表現し続けていきたいのです。
デザイナーと技術者が、とことん協奏しあう
クオリティーの高い、ステンドグラス作りを目指します。
最後に・・・私たちが愛し、つくるステンドグラスの世界に、
一人でも多くの人が見て、心を動かしてもらえたら、
それが私たちにとって一番の幸せであります。

BB DESIGN WORKS 植井 智津江

anetaka-blog-LAMP-2