タバコに連なるエトセトラ その5 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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というわけで、御成敗式目はだな。北条・細川家というあんこを隠す為に、源・鎌倉幕府という包装紙を使った利権システムだったわけだ。




はあ。
話が変だって。





ああ、そうか、そうか。


タバコの話だったな。
さっきまで、四つ角のサトさんちで、御成敗式目の話をしてたんで、そっちへ行っちまったわい。




そうだ。
タバコだった。


で、このタバコだが、中央アメリカあたりに自生していた草だったことは話したかな?




はっ?

ジセイ。


バカもーん。

まだ、わしゃ時世の歌を作るほどの年じゃない!




ああー?

若いから仕方ないが、そりゃ漢字に直したら、自精。
そういう話は、嫌いじゃないから、いつかしてやるわい。



あのな。自生っていうのは、栽培なんかしなくても野山に生えているってことだ。よく覚えておけ。






そうなんだ。

そのあたりには、今じゃ、世界の食卓欠かせなくなっちまった野草がいっぱい生えていた。





例えば、トマトだろ。

トウモロコシ。


ジャガイモ。

そうだ。
トウガラシもそうだ。






えっ?

1学期の家庭の期末テストに出たから、知ってる?



そうか。


それじゃ、この話は飛ばすぞ。




はあ?

ナポレオンは、ジャガイモ入りボルシチを食べてなかったから、チンギスカンに負けた?


マルコ・ポーロが中国から持って来たうどんには、南京虫が穴を開けてしまっていて、それがスパゲッティになった?





うーん。




やっぱり、分かっとらん。







さて、喉が渇いた。




ちいと喉を潤わしてから続きだ。











★つづく