英霊などというと、いかにも右翼(こういう言葉が今もあるかどうか知らないが)かと思われるやも知れない。
が、右とか左とかは関係なく、とにかく国を守る、あるいは、家族のために、との思いで、極寒のシベリアで、常夏の南洋で、あるいは、追われて逃げおおせることなく、満州の土になった方々の心は偉大であろう。
今、これを否定する動きが顕著化している。
どこか、へんだ。

何の映画か忘れたが、南洋で、“雪だぁ、雪だぁ。雪が降ってる”と言いながら息耐えた兵士を描いたものがあった。
なお、“ビルマの竪琴”は、日本とは異なるあちらの仏教を考えると、まずあり得ない話だろう。
が、言いたいことは分かる気がする。
