しま爺街中植物図鑑:昔は、ちと知られた存在でっせ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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シソ科
カキドオシ属
カキドオシ



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名前からわかるように、垣根を掻い潜って生えてくる野草。

現在はほとんど知られていないが、連銭草と呼ばれ漢方の世界では昔から珍重されていたようです。

カントリムシという俗称は、子どもの癇癪を和らげたる効用からきたという。


最近は、血糖値を下げるなどの報告もなされているらしいですね。

昔は、腎臓系疾患に使われてもいたようです。

インターネット情報では、ゲンノショウコと並ぶ代表的な漢方薬材料です。




補注
一見、似た野草があります。



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シソ科
オドリコソウ属
ヒメオドリコソウ



まあ、これは同じ科ですから、間違えても仕方ないかなあ。



でも、こちらは全く科が違います。

でも、花は似ていますよね。




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ゴマノハグサ科
サギゴケ属
ムラサキサギゴケ


都会に自生するムラサキサギゴケは、排気ガスの影響からか、なかなかこれほどのびのびとした葉をつけられず、地面に必死で這いつくばっています。




ホトケノザ


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これも、似ているといえば、似ている。