★ の ★ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
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◆能ある鷹は爪を隠す
★十年後には死語となる言葉の代表。アピール能力と経済能力、社会的評価がもうすぐ同じになる。
その世界では、このことわざは意味がなくなる。
ただし、今進行している日本解体が頓挫すると、多少は生き残る可能性もあるが。






◆能書きの読めぬ所に利き目あり
★日本人の多くは、特に田舎の老人の多くは、偉いと言われているもの、立派そうな名前に弱い傾向がある。
例えば、全国レベルの新聞やテレビで流されたニュースは、そのまま事実となってしまう。


が、よく考えると、これは田舎の老人に限ったことではない。
インターナショナル某カンパニーの格付けで、だれそれが世界を動かすトップテンになったなどというと、オオーッと思ってしまったりする人がいる。
ところが、そのインターナショナル某カンパニーを調べてみると、実質数年前に潰れた、創立だけは古い会社で、それを買い取り、ロンドンのレストランの二階に間借りしているペーパーカンパニーであったりすることがあるだろう。

まあ、これほどマンガチックではないと思うが、似たようなことはあるに違いない。






◆残り物に福がある
★これは酸っぱいブドウの変形版だ。まあ、欲しい物が手に入らぬ私などが使うべき言葉だろうな。






◆喉元過ぎれば熱さを忘れる
★日本人の得意技です。
まあ、長所でもありますが、今の時代には致命的短所になる可能性ありですね。
過去のトピックを挙げてみますか。


長野サリンガセニュース

かいわれ大根ガセニュース
沖縄サンゴマッチポンプニュース

暴走族ヤラセニュース

納豆ダイエットガセニュース

バナナダイエット眉唾ニュース

新型インフルエンザどこへ行ったのニュース


まあ、政治ものは毎日やっているようですね。

以下は、マニアックな政治もの


番頭善行氏の棚ぼた

ハーモニカおじさんの三日天下や憐れ

三光汽船オーナー持ち上げてどん底へ

軽井沢に安比、あそこは良いとこだ。お受験にも出た明るい開発

浜さん、リングは任せた。
アイツがやれと言ったから文部大臣になってやった。それを辞めろとはどういうことだ。辞任はしない、罷免しろ。

首都圏移転構想。あの方がいなくなったら消えちゃったね。今はどうなってるん?






◆乗りかかった舟
★今はすぐに乗り換えるのが流行りです。

主義や主張とはパフォーマンス、つまり一手段にすぎません。

主義主張を通すのは政治家ですが、現在三角屋根に住んでいらっしゃる方の大半は、政治家ではなく政治屋でしょうね。






◆暖簾に腕押し
★【糠に釘】参照。
いや、待てよ。超合金製の暖簾もあるようだ 。 これは手強い。





◆暖簾分け
★なんとかコンビニ店長。名前とは裏腹に、四六時中休みなし。
暖簾代を返すのはたいへんのようだ。
私がよく寄るコンビニ店長は、だいたい毎回いる。
私も私だが、相手も相手である。






◆のろまなロバは走らせるな。
★どうせロバはのろまなのだから、走らせるのではなく、重荷を背負わせておけばよい。
役立たずも使い方しだいだ、ということ。

ああ、これもことわざ辞典には載っていませんよ。
ある偏屈爺の、体験談らしいですなあ。