表参道と青山通りの交差点の一角に交番があるのですが、その近く、青山通りに面した『山陽堂書店』さんはずっと変わらない姿で今もあります。でも、BLMは表参道駅界隈で事務所を開いて今年で15年目になりますが、この老舗本屋には入ったことがないです。地元の重鎮クリエイターが通う書店?なんて勝手なイメージで、敷居が高くほっこりあせる BLMは、いつも青山ブックセンターに行ってしまうのでほっこりあせる まあ、今度、行ってみよう。

 

 山陽堂書店の隣の隣には、花屋さんがあって、昔ながらの感じで、BLMとしては、家用に近所の人が買いにくるのかなとか思っていたのですが、今回、Web で探したら、あら、お洒落な花束も作ってくれるのね、とびっくり。名前も『HARADA FLORIST』と、パーフェクトスペースカーテン館のウエブサイト「こちら」で紹介されています。

『街に愛されるお花屋さんとして、お花を通じて多くの方々の日常に彩と安らぎを。
をコンセプトに4代にわたって続く創業から80年以上の老舗!』と紹介されています。

 こういうお店があると、ホッとしますね。キラキラ

 

 しかも、上記「こちら」で『表参道の一等地に位置するお店にも関わらず、鮮度の高いお花を低価格で提供してくださっています。』との紹介文に、キラキラおぉ、とプチ感動。BLMは滅多に花を買うことないのですが、ここ2年ほど、「表参道の花屋って、おしゃれだけど、鮮度イマイチ」と思うことがありました。その点で、老舗花屋は、安心できそうにやりはてなマークはてなマークはてなマーク

 

 で、実は、大変失礼ながら、以下の写真、先般撮影したところ、山陽堂書店さんの隣が空店舗状態になっていたので、「ありゃ、とうとう……」と思ったのですが。

 うーん、ここには何の店が入っていたっけ?と考えたところ、チョコレート屋さんでした。花屋さんじゃなくてよかったほっこり汗汗汗

2022年2月21日撮影(Photo by BLM)

 

 

 「こちら」の食べログの記事によれば、『リンツ ショコラ カフェ 表参道店 』が入っていたんですね。BLMも随分前に、ここの二階でチョコレートのドリンク系を飲んだ気がします。高級店らしいけど、二階は、ファストフード系のカフェのような狭い店だな、との印象だったような気がします。

 

 5、6年前から表参道で、まともに三時のおやつを食べると、千五百円から二千円ぐらいにはなるのです。で、コーヒーだけだとつまらない。甘いものが食べたい、でも、甘いものだけ注文すると恥ずかしい。この点、当時この店は「一人で隠れ屋的に、表参道では手頃な値段で美味しいものが食べられる」と思ったような気がします。

 

 食べログの口コミにも、『東京のこの場所で、これだけのものがこの値段で食べられることが凄い。』の見解もあれば、

 一方、ソフトクリームが700円って高すぎといったニュアンス(しかも『ロゴ入りチョコが一つのっています』と付言されており、要するにブランド代と土地代じゃぁない、って感想かなと推測します。)の見解もあります。

 両方共感できます。でも、まあ、5、6年前は、表参道駅周辺に、700円から1000円程度払えば楽しい午後を過ごせるカフェがあったと思うのです。でも、今やそういうカフェは、全国展開するドトールやスタバぐらい……。さらに、土日は、観光地価格で「小さくて高い」(かつ味は普通に美味しい)といった印象を受けるかも?

 

 さて、今日もタイトルで示したお店の話題を脇において、すみません、またまたBLMの愚痴になってしまいました。

 結論から言うと、「リンツ ショコラ」は、「こちら」の『リンツ ショコラ ブティック&カフェ 表参道 フラッグシップ 』へ移転したようです。

 食べログの記事によれば、『世界120カ国以上に展開するリンツ初の新コンセプトの店舗です。
チョコレートの甘い香りに包まれた空間が広がるなか、リンツの175年以上の伝統とチョコレート業界に起こしてきたイノベーションの軌跡を体感いただける「ヘリテージエリア」、極上のなめらかな口どけが特徴のリンドールがインタラクティブにお客様の感性を刺激する「リンドールモーメントエリア」の2エリアで構成されています。』だそうです。

 最初に表参道の目立つ場所に小さな店を設けて、さらに、表参道メイン通り沿いににコンセプト店舗を落ち着かせるというのは、手堅いように思います。

 

 これは、今度、このお店行ってこなきゃキラキラビックリマーク 期待通りか否か……。

 

素人BLMの肌で感じて立てる仮説 

 マーケティングや街づくりについて、BLMは素人ですが、肌感覚として、やっぱり表参道の魅力の質は変わってきているように思います。

 簡単に言えば、観光地化している、と思いますが、コロナ禍で外国人観光客が激減し、今後どのように変わるのか?謎です。

 表参道の理想形の一つとしては、上記で示した『山陽堂書店』や、上記花屋『HARADA FLORIST』なんでしょう。

 

 思うに、海外との行き来がこれまで通りに戻れば、観光地化は維持されるだろうと思います。一般論としては、表参道に土地を有する人間と、同土地で商売をする人間は異なる場合の方が多いと思うのですが(上記二つのお店の土地所有状況は全くBLMは分かりません)、変容している点は、表参道の土地が急激に投資対象になっていることから来るように思います。地価は下がることなく、海外高級ブランドが立ち並ぶ他、短期間で新しい店がクルクルと変わる街になるようにも思います。それはそれで刺激的な街であるように思いますが、ビル等の不動産を貸す側の街づくりへの積極的な参画が必要となるように思います。単なる投資対象ではなく、営業努力による魅力的な街づくりを通して、土地の価値を維持する必要があると思います。借りる側としては、表参道の土地の特性と自社ブランドとの関係を加味して、うまく利用する必要があるんでしょうね。

 

by BLM

 

 

 

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