今年最後の戦いへ | あ、どうも!瀬田のお便りです。

あ、どうも!瀬田のお便りです。

DURCコーチの徒然なるつぶやきをお届けします。

いつもお世話になっております。
金野です。

 

1週間、コーチブログをお休みしておりました。
久しぶりにキーボードに向かいます。
コーチブログを書く瞬間は、頭の中をボート一色にします。
普段はなかなか見に行けない瀬田の景色を思い浮かべながら、常に選手と同じ気持ちで、目線で。

 

しかし、
現役時とは違う目線も持ち合わせて。

 

先日、日本ハムファイターズが日本シリーズを制しました。
栗山監督は、昨日出演していたテレビ番組でこんなことを口にしていました。
「監督である以上、すべての責任を負う。負けたらそれですべて私の責任だ。」

 

生意気に指導する立場に立たせていただき、今年で4シーズン目を終えようとしている。
学生はプロではない。

 

しかし、

 

勝ちたいが一心に、学生生活の99%をボート部に注力してきた。
それは、かつての自分も同じことだが。

 

いつの頃からか、入部してきた頃の彼らからは想像もできないほど大きく成長した姿を見せてくれるようになった。
シングルスカルも漕げなかったあの頃から、想像もできないほど上手になった。
1日1日の小さな積み重ねが、大きな一歩に変わった。

たった4年間だが、中身の濃い4年間。
誰にも負けない4年間が、同志社大学ボート部に詰まっている。
それだけの生活をしてきた自負もある。
それだけの生活を彼らが送っているのを見届けてきている。

 

この秋期は2つの大会に選手は分かれて戦う。
・関西学生秋季選手権大会(加古川レガッタ)
・全本選手権

どのクルーも、目指す場所は同じ。
それぞれに力量が異なるが、同じ志を持つ仲間、クルーである。

自然を相手にするスポーツだからこそ、理論だけでは語れない。
ゴールする瞬間まで結果はわからない。
だからこそ面白く、だからこそ全力で勝負する。

 

ボート部の生活は、数ある選択肢の中から選んだ道。
選択とは、決断とは、何かを選ぶことであり、何かを捨てることである。
この道に、きっと後悔はないはず。
ここにいる、全員がそう胸を張って言えるチームであると信じている。


いよいよ今週末、まずは加古川で勝負が始まる。
試合前の最後の練習。
1漕ぎ1漕ぎ、噛みしめてください。
この一瞬一瞬の積み重ねが、未来に繋がっています。


11月6日(日)、歓喜の声を上げよう。
そして、全日本選手権に挑む仲間へのエールを送ろう。


応援、よろしくお願いいたします。

 


※ボート部の夜明け

 


金野