カレンのパスポート入手 | ジュネーブ半径500Mな毎日

カレンのパスポート入手

今日のジュネーブの日の出はなんだか暗い感じ



























それとは全く関係なく



今日はカレンを獣医(略してVet)の所へ連れていき、スイスへ登録し、EUならどこでも出入りできるパスポートなるものを入手しにいきました。



書いてしまうと1行ですが



出かける前の私は、英仏、仏英、和仏、仏和の電子辞書で、一応必要になりそうな単語をピックアップしてノートに書いておきました。



Vetまでは歩いて10分ぐらいです。初めて行く道でしたが、途中でこれぞフランスっていうような美しい小道がいくつもありましたが、よく考えてみたらここはフランスじゃなかった・・・・・・。



Vetに到着して、アシスタントのお姉さんにご挨拶



多分私が「ぼんじゅーる」と言った時点で、相手の人は私のフランス語がものすごい下手だと言うことが分かってくれるはず。



アシスタントのお姉さんに、まず一言



私「日本から来ました」(仏語)



ガイドブックで一度だけ見た例文だったけど、覚えていた自分に感動。普段は5分前のことも忘れるのに。



私「で、犬を登録したいんですけど」(急に英語)



アシスタントのお姉さんは、英語が分からないのでVetに電話して、私が電話でVetと話をしました。



Vetに、カレンにはマイクロチップが埋まっていると言うことを告げると、話はあっという間



Vet「オーケー、あとはアシスタントが全部やってくれるから~」



という感じでした。



アシスタントの方には大変申し訳なく、私がフランス語が出来ないので



二人で書類を見ながら



「飼い主である私の名前は?」



「マイクロチップの番号は?」



「現住所は?」



「電話番号は?」



「カレンは雄?雌?」



「毛色は?」



「誕生日は?」



などなど



筆談とか電子辞書を駆使してやっとこさ終了しました。



こんなに乾いたジュネーブでも冷や汗をかくんだー



と思ったのでした



しかし



「これが日本で発行された書類です」



とか



「マイクロチップの番号はこれです」



とか



長くて構文が簡単な文章は話すくせに



「名前」という単語が分からなかった私。しかも「名前」って「nom」で英語とすごい似ているのに・・・・・・。ちょっと落ち込んだのでした。







しかし、そんなこんなで晴れてカレンのパスポートを入手しました。



































多分ですが、こちらには犬にも税金がかかるらしいです。なので、これで私達も犬税を払うということになります。







ここからは余談ですが、ご存知のようにフランス語の名詞には男性名詞と女性名詞があります。



今日はVetに出かける前に、いくつかの単語を調べましたが、以下の通りでした



・狂犬病 rage (女性名詞)

・のみ  tique (女性名詞)

・だに  puce (女性名詞)

・フィラリア filaire (女性名詞)

・予防  prevention (女性名詞)



・薬  medicament (男性名詞)



お気づきかと思いますが、上記の病気や寄生虫はすべて女性名詞なのに、それを治療する「薬」だけが男性名詞って、なんかおかしくないですか?



みんな何にも思わないのかな?



私も何も思わなくなっていくのかな?



うーーーーーーん