脱 パン!に失敗か? | ジュネーブ半径500Mな毎日

脱 パン!に失敗か?

何事にも遅そうなこちら



そんな中で、予定よりも早く到着してくれた航空便。



そのおかげで



まったくなんにもすることがなかったイースターホリデー



が少しだけ、すこしだーけ過ごしやすくなりました。



先日の航空便でやってきた家電はこちら





















奧からパン焼き器、オーブントースター、オーブンレンジ、炊飯器 です。



そしてそして、



そんな日本発の家電を支えてくれる縁の下の力持ちが、こちら





















トランスです。



この黒い箱はこんなに小さいのに一個10㎏もします。



今回は航空便で二つ運びましたから、それだけで20㎏



こちらの配送屋さんが、この重い箱をこともなげに、段ボールの山の一番上に積み上げて去っていったときには、ちょっと私の血の気が引きましたが、家電をはやく使いたかったので、頑張って降ろしました。







炊飯器も来たことだし、やはり白米を炊いてみようということになり、スーパーに行くと・・・・・・



ありました





















すしライス 「ゆたか」  しかも無洗米



とあります。



今日はこれでおにぎりでも食べようと、袋を開けて中を見てみると!



はいはい、これぞ日本の短粒米!



早く白いご飯が食べたいなぁ。



子供達が白い塩むすびに喜ぶ様子を想像しながらお米をセット



30分後にスイッチオン



1時間後に炊きあがり~



やったーと思って炊飯器を開けたらびっくりしました。



だって だって



短粒米が長粒米になっている!!!???



しかもちょっとパサパサしてない?



気落ちした物の頑張っておむすびを作ってみましたが・・・・・・。



塩は岩塩しかないし、水は硬水、ご飯はバサバサで、やっと三角に握れるという状態でした。



Rは、「わたし、海苔がついていないといやだ~」



Mは、「おかあさん、パンにハムはさんで食べるよ」



と子供達のテンションも低いままでした。



うーん



完璧な日本食の再現は難しい。



で、



開き直ったので今度は



タイの長粒米を調理しました





















炊きあがった匂いは、



日本の夏



というちょっと青くさい収穫の薫り・・・・・・



なんか懐かしいねぇと思いながらもそれはオムライスとリゾットとして調理されました。



やはり、ちょっと味がついていないと子供達は食べにくかったみたいです。







実はスイスという国では、国防の為にその年の新しい小麦は備蓄に回されるのです。国では常に一年は人々に小麦を供給できるように備蓄しているのだそうです。



したがって、スイスで買うパンはすべて古い小麦粉から作られているからか、あまり美味しくないのです。



ふわふわに見えるパンでも固いし、バゲットも中身も外も乾いていて固いです。



そんな訳で、たまには脱パン生活をしてレパートリーを増やさないといけません。



つぎはクスクスにチャレンジしようかな。