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bleu-vert-et-bleuのブログ

好きなもの、マイブームなどを思いつくまま綴るブログ
今の一番のマイブームはキャンディキャンディ!

好きなことは
絵を描く、展覧会、漫画、アニメ、ギター、読書、旅行、映画、食べることなどなど

感想を先に言ってしまうと、凄くよかった!!期待以上でした。

 

エンディングの鉄郎とメーテルの別れのシーンで感情がこみあげ涙がぼろぼろと・・・


ゴダイゴの歌が終わり、会場が明るくなったとき、拍手が起きました。

 

ブログ主も思わず一緒に拍手しました。


きっと昔映画館で見た方々は、少年/少女の時に味わった時と同じ感動があったのだと思います。

同世代またはもう少し上の世代の方が多かったけれど、若い方や、子供連れの方も割といらした。

今回一体どれくらいの感動があるか、改めて感動できるのだろうかと少し心配していたけれど、そんな心配は無用でした。

テレビ版の999もそれはそれで味わい深いものですが、映画版のこの作品は、鉄郎の人としての成長、メーテルの心の変化を2時間の中に詰め込んでもそこまで違和感がなく、ハーロック、エメラルダスといった魅力的なキャラが沢山登場し兎に角てんこ盛りですニコニコ

 

最初から最後までずっと目が離せず、物語の展開を知っていても作品に引き込まれたまま。

一番印象的だったのは、声優の方々のすばらしさでした。


特に野沢雅子さん、エンディングでの彼女の「メーテル」のセリフ。

 

叫びの使い分けが圧巻で、映像と音楽と一体となって泣ける泣けるえーん

 

野沢さんはこの時すでに誰も真似できない域に達していたんですね。

池田昌子さん、富山敬さん、肝付兼太さん 麻上洋子さん、井上真樹夫さんをはじめ、脇役でも当時見ていた他の作品の主役級の声優さんが多く出演されており、ここまで豪華で贅沢な作品であったことに驚きを隠せません。

ゴダイゴの曲が明るい未来を予感させ、気分が一気に高揚、今週の疲れが吹っ飛びましたニコニコ

さて、今回の上映特典として配られた銀河鉄道999のパス。

さよなら銀河鉄道999の前売り特典として配られたものはケースがありましたが、今回は紙だけのものでした。


「さよなら」の時のものは段ボールの中にあるので確認できませんが、45年前に映画館で購入したパスは手元にあるので早速比べてみる。

 

 


ん? 何か違う・・・真顔

 

 

銀河鉄道株式会社の角印がない!滝汗


今回のは有効? 宇宙行けますか?滝汗

調べてみるとパスは過去に色々なタイプが発売されたようで角印があるものもないものもある。

手持ちのは当時250円で映画館で購入したもので鉄郎の写真入り。

 

このパス、買う時にすごくワクワクしたのを今でもよく覚えています。


当時は本当に宇宙に行けるような気がしていて、夜寝る前に色々空想していました。

 

それくらいの感動がこの映画にありました。


こんなに希望に満ちた素晴らしい作品を子供の頃に鑑賞できたことは、人生の喜びであり幸せなことだったとつくづく思います。

松本零士先生始め、制作に関わってくださった多くの方々に深く感謝申し上げたいです。

 

 

パスに下記の記載がありました。
Again,the whistle is blowing
Sending out a mixture of thousands of emotions.
Again,the train pulls out 
Evoking a comingling of millions of emotions.
Goodbye!
Galaxy Railway Train Three Nine
A poem dedicated to the traveller!

師走になるとどうしてこうも忙しいのか・・

すでにかなりの疲れが溜まっている今週だったけれど、年末までに根元の白髪は何とかしたいから美容院の予約は早々入れておいた。

疲れていても長い付き合いの美容師さんだから無理しなくていい。

流行りのものや話題のものを色々と教えてくれ、いつも楽しくリラックスできる。

 

彼女は40代前半の女性だ。


美容の話、彼女の推し活ジャニーズの話からアニメ/映画の話に移ったところで、キャンディキャンディのことを聞いてみる。

「え? え? キャンディキャンディ? 知ってますけど、え? なに? 

ツインテール? ツインテールですか? うわー、どうしたんですか? 〇〇さん、あの髪型にしたいとか? 今日巻いて帰ります? いいですよ、できますよ」

 

知っているか聞いただけなのに一人で盛り上がっている。滝汗

 

こちらは疲れきっていて、いつもの切り返しができず笑うしかないチーン

その時、20代の頃のある出来事をふと思い出した。

結婚式だったかなんだったか、フォーマルな装いでのパーティ参加、そんなパーティもその頃はもっと頻繁にあった。時代だったのか、若かったからか。

 

当日、事前に予約した美容院で服のイメージを伝えたところ、「では巻いておきますね」と、言われたので、なんの疑問もなくお任せすることにした。

後日、一緒に参加した友達と食事をした時、彼女はこう言い放った。

「もうさー。〇〇、会った瞬間、イライザかと思ったよ。すごい縦ロールで見た瞬間、笑ったよ」

・・・イライザかと思ったよ・・・滝汗

写真をよくよく見れば確かにイライザの髪型に見えなくもない。

綺麗に巻かれたその髪は素敵だと写真をみて自分ではそう思った。

 

そう、実際すてきだったのだ。ただ、縦ロール=イライザのイメージはこの物語を読んだ/見たすべての人にインプットされているから、縦ロールの魅力が半減してしまうのだ。

 

イライザは自分では決してセットしないその髪型を、誰よりも魅力的でゴージャスな髪型だと思っていたに違いない。

 

彼女以外には誰にも指摘されなかったその髪型。

 

写真を見るたびにイライザのことが思い出され、今はクローゼットの段ボールの中で断捨離予備軍となってしまってある。

 

キャンディとイライザの髪型はかなり人を選ぶもの、日本人だとちょっと難しい。

 

物語の中で特にアクが強いこの二人、それは髪型に表れている。

キャラ設定は大成功でイラストならいいけれど、どちらの髪型も実際ならご遠慮したいところだ。

アニーやスザナのような艶やかなストレートロングがいい?

 

テリィがいいって言えばあの髪型でいられるか?滝汗

でも、髪型じゃないんだ、結局。

 

あのテリィは爆発したキャンディの髪型もそばかすも好きだったんだから。


やっぱり笑顔か・・・

 

笑った顔のほうがかわいいよ、の年齢はとっくの昔に終わってしまったけれど、愛嬌だけは絶やさずいないといけない。

 

疲れが隠せない顔を鏡越しに見て、これではいかんと、帰りに取りつかれたように百貨店の化粧品売り場へ直行する。

「美容院の帰りに化粧品を買う方多いんですよー」

 

販売員さんの言葉に何もなかったかのように微笑んで見せた。

 

 

長野県には何かとご縁がある。

子供の頃から頻繁に訪れる機会がありそして今も。

友人に誘われて出向いた先週末。


佐久方面をドライブし自然を満喫して過ごす。雪がちらついていた。

彼女はかけがえのない親友だ。子供の頃から付かず離れずの距離感でずっとつながっている。

彼女はキャンディに似ていると思っていた。

性格はもちろんのこと、彼女の仕事や活動がキャンディと近いということもある。

おまけに小学生の頃、彼女は驚くほど木登りが上手かった。


一緒に木登りをしたとき、遥か上まで上がっていったこともよく覚えている、まるでキャンディだ。


さすがにターザンはやらない・・・爆  笑

ドライブ中、キャンディキャンディの話になる。

 

彼女は子供の頃キャンディのようになりたかったという。(やっぱり)


赤毛のアンごっこをしたということでさらに話は盛り上がる。


ただ、アニメしか見ておらずストーリーもぼんやりとしか覚えていないというので、話を追って進めていくうちにあの別れの場面になる。


彼女は自分なら当然スザナにテリィを託すという。


幸せにしてほしいとお願いし自分は身を引くと。


どんなに愛していても自分の役目はそこまでだと。

彼女ならきっとそう答えるだろうと予想していたけれど、なんの迷いもないその回答にこちらが慄んでしまった。


単にストーリーだけを説明されたなら、あの状況に対する第三者の大人の意見はきっとこうなのだろう。

色々考えあぐねるブログ主に、彼女は笑いながら「そういう推し活は体に良いらしいよ」で締めくくる。滝汗 

大人すぎる対応滝汗


何かに対する熱い想いは心に秘めておくのがいいのかもしれない。


松原湖近辺を散策する。突然二人が向かい合う石像が目に飛び込んでくる。



なぜこれがここに・・・

調べてみると同じものが近辺にいくつか設置されているとのこと。理由はわからない。

更に近づいてよくよくみる。

「こんなところにキスしている石像があるんだけど」

 

友人は興味を示すこともなく先に行ってしまう。ニヤニヤ

見る人のその時の心情によって想像するものが変わるモニュメント。

今ならあのひととあのひと。

でも次来るときは別のあのひととあのひとを想像するかもしれない。





今月に入り「なろう」サイトで薬屋のひとりごとがUPされていた。


3月に文庫本15巻が発売されてから7か月振りの更新ニコニコ、早速読み始めた。

アニメ2期が来年1月から始まるとのことで、とても楽しみにしている作品。


このアニメーション、とにかく映像が綺麗。

 

瞳や光の使い方が素晴らしく見ていて気持ちがいい。

薬や毒、食材など身近な題材だからか、50代以降の世代にも人気だとか。

謎解き宮廷ミステリーというキャッチフレーズ、実際内容は恋愛メインではないけれど、やはり女性には目に嬉しい美男子、壬氏というキャラを入れてきている爆  笑

国中で一番の美形とかいうチート級の設定ニヤリなのだから、おばさんだってときめかないわけがない。

小説では話がずっと先まで進んでいるのですが、毎度の二人の掛合の場面が、各文庫本の終わりのほうにご褒美と言わんばかりに入れられている。ニヤリ

というわけで、まるでそこを目指して読み進めているようにも思えて、そんな俗っぽい読み方はいかがなものかと反省してみるものの自然とやってしまう・・・ 真顔

この壬氏、白檀の香を部屋で焚いていて、その香りを服にも焚き付けているものだから、小説中に何度も白檀という言葉が登場する。


15巻にもなると壬氏=白檀が刷り込まれてしまい、白檀の香を焚きたい気持ちになってくる。

普段ラベンダーや柑橘系のアロマ位しか利用しないブログ主も、白檀があればその世界観を満喫できるのではないかと購入してみる。滝汗

商品を調べ口コミをみれば、同様の理由で白檀を購入している方がいる。

壬氏効果で白檀売り上げUP?ニヤニヤ

ところで、香りや匂いといえばテリィについても妄想したことがある。

漫画ではメイフェスティバルの場面で1コマだけその表現がある。

彼の顔が映っていないこの1コマ、妙にリアル感があって前からの流れに続き、恥ずかしさが増したことを覚えているキョロキョロ


だってキャンディも我に返ったときに恥ずかしがってるし、切り立った襟のシャツに必死でしがみついているニヤリ

Finalでは 若草のような汗の香りと表現されている。

どんな?ニヤニヤ

彼の若さや場面の瑞々しさを強調するためか、5月の新緑の匂いの入り混じる風とミックスされているのか、彼の香水か・・・

この表現一つで妄想が半端ないにもほどがある滝汗

でもファンというのはそんな小さい表現にも敏感に反応し、妄想の羽を大きく広げてしまうものかも爆  笑


これだけなのに… 画像お借りいたしました。

塗り絵をやっていると、昔やっていたバイトを思い出す。

 

今から30年位前、アニメーション制作会社の下請会社でセル画の彩色のアルバイトをしていた時がある。

偶然見つけたアルバイトで、ちょうど前職を辞めて時間があった時。


人生のアニメブーム第2期と重なっていて、現場を覗いてみたい気持ち半分、制作のお手伝いをしてみたい気持ち半分といったところ。

ご存じの通り、今は殆どCGに移行していますが、当時はすべて手作業でやっていたわけで、それはそれは大変な作業だったわけです。

1秒に8-12コマ位のセル画が必要で、同じもので動きが違うものを何枚も塗る。


丁寧に塗らないとはみだしますし、乾かないと隣の色は塗れない。薄すぎず厚すぎずでマットに仕上げるには時間もそれなりに必要。


当然ながら締め切りがあり楽しいながらも気づけばあくせくとやっていた煽り

自分が仕上げた場面がテレビで放映されると嬉しい。


が、あんなに時間がかかった作業なのにたった数秒で終わる・・・真顔

そして、この仕事の報酬、今では考えられないほど低くかった。(とてもいくらとは言えない滝汗


結局しばらくは続けていましたが妊娠して出来なくなり辞めてしまった。

子供にその話をすると、「凄いね」の次に「遣り甲斐搾取じゃないの?」という。

 

痛いところついてくるね・・・滝汗


そう、そうなんだよ、コスパ重視のあなたには考えられないことさ。

でも、アニメーションはそうやって沢山の人達に支えられて発展してきて今がある。

 

正直日本人気質があっての文化だと思っている。


セル画からCGに移行したときは、CGが不自然でセル画のほうがいいのにと思った時期があったけれど、今はもうセル画アニメに逆行するなんて無理。

アニメに関わらずコンテンツ産業は面白いけどなかなか厳しい世界。


日本のアニメは世界に誇る立派な文化なんだもの。この先も発展していってほしいな。

 

 

 

大人の塗り絵シリーズ。左が見本
許可を取り載せさせていただきました。このブログのみで使用します。

 


 

キャンディキャンディ いがらし先生のイラストが素晴らしいということが、この漫画の魅力となっているのはいうまでもない。

漫画を一度は手放してしまったブログ主も、イラスト集だけは引越しを重ねても手元に置いてある。

このイラスト集、漫画3-4巻もさることながら、かなりガン見した記憶しかなく、子供の頃何度も何度も模写したり、薄紙にトレースして色を塗ったりしていた。

当時1枚10円とか15円くらいだった。小銭を握りしめて近所の文房具屋に薄紙1-2枚を買いに行ったものです。

 

先日改めてみてみると、イラスト集の1冊目にあるスコットランドでのテリィとキャンディのイラスト。

 

このページだけはがれてしまってる箇所があり滝汗、がっかりするとともに、それだけこのシーンが本当に好きで楽しんでいたんだと自分を慰めた。

 

詩も絵の雰囲気にあっていて場面の空気感が伝わってくるラブ

年甲斐もなく、テリィの魅力に改めて圧倒されたブログ主ですが(何度も言うニヤニヤ)、イラスト集2冊目、テリィの上半身裸に躊躇している。

当時も相当なインパクトがあったのですが、やはり見るたびに何とも言えないもやっとした気持ちになる。

恐らく何らかの演劇でのシーン、舞台用のもの、そう捉えているブログもあったので、殆どの方が同じように考えているのだと改めて確認しました。

ただ、どうしてこのイラスト入れたんだろう・・・?

ファンへのサービスでしょうか。きっと見たいテリィファンは沢山いるはず。

このもやもや感は、当時の殿方に半袖を着る文化がなかったからか、登場する男性方が肌を見せるシーンがほぼないからか・・・

漫画では肌を見せるシーン、アルバートさんのライオンに噛まれた後の治療の時や、暖炉の前くらいしかなかった。(記憶違いだったらすみません)

このテリィのイラストがあまりに直球アピールでガン見するも、何ともいえない羞恥心に襲われた。


さらに自信ありげな感じではなく、何処となく気後れしているようにも感じられてみてよかった?と申し訳なく思ってしまった。

テリィの魅力の一つはその外見や彼の醸し出す雰囲気にあるのですが、そこに肌を見せるということがブログ主には含まれておらず、逆に見えないからこその色気にノックアウトなのです。(オヤジかあ?滝汗

そよぐ風に揺れる髪や、これでもかと立った襟の合間から見える胸元やセンスの良い服装、キザ貴族のもつ品格・・・。これでおなか一杯。

 

結論:ブログ主には肌を見せないテリィが魅力的!

役者ですからね、いがらし先生が描く年を重ねた様々なテリィをもっと見たかったという気持ちはある。

 

大人のテリィはきっともっと色気を増してるはず。上半身裸見たい・・・かな?爆  笑

 

かなりかなりお気に入りの一冊。あと数枚を残してほぼ塗ってしまった。

この塗り絵ブックはもう何年も前に買ったものだけれど、厚手の紙でできていて、色鉛筆でも水彩色鉛筆でも塗れるようにできているのがいい。

塗り絵ブック、今では本屋に沢山の種類のものがおいてあるから、お手軽に好きなものを楽しめるという点ではとてもいい。

でも厚手の紙でできてるものは少ないのです。

紙が薄いと色を重ねてぬることが画材によっては難しい。

その点、このアーティストセレクションは少し改まった気持ちで取り組むことができるし、発色もよくきれいに仕上がる。

ストレスなく取り組めて集中することができるので、満足感が得られます。

 

たかが塗り絵、されど塗り絵。

 

やりだすとかなりハマります。

 

ジョハンナ・バスフォード ねむれる森 塗り絵ブック

確認の上掲示させていただきました。このサイト内のみでの使用です。

 

さらば宇宙戦艦ヤマトによってもたらされた、第一次アニメブーム、ファーストインパクトの多くは宇宙を舞台にしたSFファンタジーものだった。


その中に地球へ・・・がある。

あのダ・カーポのcoming home to Terra~という主題歌の作品。懐かしいです。

 

あとで知ったのですが、実は結構長い話なのに映画は2時間でまとめられているものだから、子供が予備知識なくみても、ストーリーは追えるもののわかりにくい。

 

なので当時ブログ主もなんとなく絵柄を楽しんで、なんとなく終わった作品でした。

それから時は過ぎ、20代初め頃にふと本屋で漫画を見かけ、あの頃のリベンジと言わんばかりに購入。その結末に度肝を抜かれた。

すごい、宮崎監督のナウシカ、富野監督のガンダムと並んでいる・・・ここまでだったのか竹宮先生・・・

 

当時少女漫画が歴史、恋愛ものが主流であったなか、女性漫画家が男性同様にここまでの壮大な宇宙SF作品を描けるのかと、それはそれはもう竹宮先生の創造性に心底驚かされたのです。

 

この時の驚きと言ったらなかった。


人間が与えられた環境下でどう生きるか、どう変化するか、を進化を織り交ぜて描かれる作品が好きなのですが、とうとうこの域に到達する女性漫画家がでたのかという驚きとでもいうのでしょうか。

そしてその流れで風と木の詩も読み、またも震えるほどの驚き。

 

全く違うジャンル。BLの流れを生み出した作品。その耽美性が漫画を超えフランス文学の域にまで昇華された作品といっても過言ではない。なんなの竹宮先生・・・

 

と、何十年と思っていた数年前に、少年の名はジルベール、そして一度きりの大泉の話です。もう言葉が見つからない。

これだけの作品が生み出された背景にもう一人の存在があったこと。

 

そして創作の様子など興味深い反面、読者としては知らなくてもよいところまでを知ることになった。

 

知ってよかったのか、読んじゃいけないものを読んでしまったんじゃないかと思ってみたり。

 

文化が生まれた背景にあった人間模様。本の感想は割愛しますが、それを漫画家先生の言葉で知ることができるのは大変貴重なことです。


地球へ・・・

何度かアニメのリメイクがされている。でもアニメは見ていない。漫画がおすすめ。

 

今読んでも古さを感じない作品。

映画のパンフレットにあった声優陣の方々のお写真。濃いいです・・・

 

 

 

 

漫画の最終回は前月号で突然知らされた。

 

次回最終回、明かされるその正体、みたいな感じで。え?もう最終回?滝汗 

 

最終回が翌月だなんて、今から考えるとよく読めていなかったのかも・・・

 

おそらく殆どの読者はウイリアム大おじさまがアルバートさんだと気づいていたはず。

いくつかの伏線や登場人物がさほど多くないことなどを考慮すれば、自然とその答えを導きだせるような気がする。

それでもアルバートさんがレイクウッドの屋敷で振り向いてその正体を明かす最終回までそれを否定していました。

 

何故かそうあってほしくない、全く知らないおじさまに登場してほしいと思っていた。

アンソニーのお父様でもよい、だれかわからないアルバートさん以外のダンディな男性。

 

あしながおじさんがベースにあるのであれば、アルバートさんであるのは自然な流れなのに、どこかで拒否感みたいなものがあったように思う。

大おじさまという呼び方からか、養女なのに大おじさま?お父様ではないのかとか?とか、アードレー家の養女ということはアルバートさんの養女?彼は養父?滝汗いうことも字面でなく頭で理解するのに少し時間がかかり・・・そして終わる。

 

丘の上の王子様であったという想像もしないラストはそうだったのかー、そうやって終わるのね。

ステキ、なんて運命的な出会い!10代のキャンデイ色々経験して大人になっていくのね。

 

そして、第2章はいつだろう・・・そして時間は過ぎて・・・漫画の続きはなかった。(テリィの時と同じ感想w)

第2章はさておき、アルバートさんのそこに至るまでの情報が少なすぎて、やはり彼のことも含めてアードレー家を描いた続編や様々なスピンオフを読みたいなあという気持ちは今もある。

ただ、アルバートさんがアードレー家の当主であることを秘密裏にせざるえなかった事情は理解するも、どうしてもここからキャンディの恋愛相手としては考えられず・・・

 

彼だって一度も恋愛しなかったなんてことはないはず。(どんな風に恋愛してきたんだろうとか妄想が膨らむ・・・真顔

確かにテリィと別れてからのキャンディの悲しみや苦悩している姿を見て「幸せにしたい」と言っていましたし、途中から恋愛が芽生えていくことを予感させていた。

アルバートさんがキャンディのおでこにキスしたりや暖炉でのシーンなど(全然記憶になかったキョロキョロ)テリィを思い起こさせるシーンがあります。

 

ただ、同じシーンをもってくることで逆にテリィとアルバートさんのキャンディへの愛情は異なった種類のものだとよくわかる。

 

アンソニーやテリィの時のように自然に湧き出る恋愛というのとは違う。

それが恋と愛の違いなのだとするならきっとそう。

 

静かで穏やかな愛。

 

アルバートさんはキャンディが同世代の仲間とともに成長する中で、一人だけ10歳以上も年上なのだから、立派な大人であり精神的にも余裕がある。

あれほどの沢山の優しい、魅力的な男性達に囲まれていたけれど(いいなーニヤリ)大人のやさしさを与えられるのは彼しかいない。

 

これからは悩みや苦しみを半分僕にくれないかのセリフ、これは10代のテリィでは言えない。

 

ライオンから体を張って庇う、これも深い愛情がないとできない。

 

これらの行動はすべて記憶を取り戻してからのことで、彼のキャンディへの愛に性愛が含まれているのか、それを超えた愛として取るかは漫画からはわからない、読者の判断に委ねらた形。

 

アルバートさんはアードレー家の当主としての宿命を背負っており、それを守秘し生きてきた。

 

そして最後に正体を明かした以上、その後はそれまでより公に身勝手な行動ができない立場になるということで、キャンディとの恋愛が一層難しいものになるということを彼が一番よく理解しているように感じます。

 

それに初恋の人の叔父様ですし。


キャンディが好きだった人の叔父様と恋愛関係になる。2人の男性との過去の恋愛をすべて知っている人との恋愛関係。うーんうーん・・・(複雑ねキョロキョロ

 

でも、アルバートさんにはそんな事実があろうがそんなことどうでもいい、素敵なものは素敵なんだというのも当然で(あ、ブログ主、テリィのことを語ったときに似たようなこと言っている?滝汗)実際アルバートさんは本当に素敵な人。(大事にされていて羨ましいですぜぃ、キャンディ)


Final以前の小説ではアルバートさんと結婚したようなことが書かれているとも聞く。しかし今となっては近所の図書館にもFinal以外はなく読むことさえできない。


テリィ推しのブログ主としては、アルバートさんとキャンディが結婚?そうなんだ、そうなんだね、やはりそうなのか・・・アルバートさんだしね、そうだよね、となる。

 

テリィも認めるいい男ってことで、ラブラブのキャンディとテリィのイラスト集を見て過去の恋なのね・・・と、複雑な気持ちだったり真顔

 

漫画のあと、テリィがスザナへの責任を選択をして生きることと、アルバートさんがアードレー家の当主という責任を負って生きることはどこか似ている。


だからキャンディは一人だったかもしれないかもいう可能性も考えたりした。

キャンディのような女性は物分かりがよくて、自分の気持ちを押し殺してしまいがち。

 

折角いい男性たちが周りにいたのに結局だれとも結びつかなかった、となってもおかしくない。

 

でも30代のキャンディは一人ではなかった。あのひとと一緒だったおねがい

 

あのひと?そう、あのひととウインク



 

宇宙戦艦ヤマトが今年で放映50周年記念ということで11月にも最新作公開が予定されています。

10/28-11/6で東京国際映画祭が開催されており、本日、旧作最初のTVシリーズのダイジェスト版映画「宇宙戦艦ヤマト」を子供と一緒にみた。

上映前には初代森雪役の麻上洋子さんの舞台挨拶がありました。

 

麻上さんは年齢を感じさせない可愛さで、当時と声質も殆ど変わっていませんでした。


声優になった経緯や、撮影での出来事などかなり詳細に話をされており、また当時声優という職業は芝居役者が片手間としてされていることが多く、芝居経験が作品に深みを与えているのだと先輩方がおっしゃっていた、ということにも触れられていた。

確かにアニメ声優さんはアニメの需要の増加とともに認知度も増していった職業です。

子供の頃に購入していたアニメ雑誌の見開きに、特典としてアニメ作品のシールがついていたのですが、その中に声優さんのシールもあった。

 

が、子供のブログ主は声優の方々ほぼ存じ上げず、よってアイドルのように捉えたことはなく、あくまで作品が好きという理由だけで雑誌を購入していた。

 

誰?この人?この男性のシールどこに貼る?筆箱?下敷?いう感じでした・・・滝汗

恐らく、雑誌はもう少し年齢層が高い方々をターゲットにされていたのでしょう。

宇宙戦艦ヤマトは「さらば」のあとにみたのですが、今のように見たいと思ってもレンタルビデオ屋があるわけでもなく、テレビでの再放送がなければ見られなかった。

そこで音声だけが入ったこの映画のLPレコードを買ってもらい、解説を読み音声から場面を想像しながら楽しむスタイル。

 

結構マニアックかも爆  笑

昭和30年代製の実家のステレオは、狭い物置と化した部屋に押し込められており、その狭い空間で「一人の世界」を楽しんでいました。

 

今となってはとても懐かしい・・・

宇宙戦艦ヤマトは、12-13年前に38年振りに「宇宙戦艦ヤマト2199」としてリメイクされた。そのテレビシリーズは子供と一緒に楽しんだので、今回FirstYamatoに連れて行きました。

「さらばも見たっけ?」と問うと「子供の時に見させられた」と回答され、え?強制してたのか?滝汗と、親として自分の嗜好を押し付けてしまっていたことに愕然として申し訳なく思ったのでした。そうそう999も見せたかも。こんなのが流行ってたんだよーとか言って。ニヤニヤ

現代の進化したアニメーションと比較すると古さや、突っ込みどころはあるものの、50年前にこのクオリティで制作されていたことはやはり驚異的で賞賛に値するものでした。

上映時間2時間内で地球からイスカンダルに行って戻ってこないといけないので、ナレーションでの解説がどうしても多く、残念なところもありますが十分楽しめた。

 

冥王星海戦の反射衛星砲や、七色星団のドメルとの会戦、ガミラス星での戦い、欠かせない3つは入っているので2199と比較してみたりを子供に付き合わせる。子供のほうが大人だったニヤニヤ 

ところで、進撃の巨人のエルヴィン団長は絶対ドメル司令がモデルと思っているのですが思い込みでしょうか。

 

こういった体育会系の熱血漢はやはりああいうイメージになってしまうだけなのか爆  笑