「史実」を学べない歴史の授業 (日米編) Part 17 | Subaruのブログ

Subaruのブログ

ブログの説明を入力します。

前回の blog では、
Terrorist 達と戦う America に、
日本が協力しなければならないというなら、
Terrorist 達への武器・資金の補給路を遮断するというのも一つの方法だということを書きました。
ただ、この方法には大きな問題があるということも書きました。

皆さんご存知の通り、America は、
巨大な軍需産業を持つ、
史上最大の軍産複合体国家です。

軍需が産業だということは、つまり、
武器を生産し、それを消費し、そして再生産する、
この cycle を繰り返すことによって利益を産み出すということです。

この過程において、武器を消費する為に、
戦争が必要になってきます。
つまり、軍需産業国家にとって、
戦争は business だということになります。

そういえば、大分前に誰かが、

“The United States was happy when there was Soviet Union.”
(ソ連があった時、America は幸せだった。)

と言ったのを聞いたことがあります。

米ソ冷戦の時、America は、
大量の武器を生産することができました。

Hollywood Movie なんかでも、
ソ連を悪役にした映画を作って儲けました。

“The United States needs enemies.”
(America には敵が必要)

とも言ってました。

敵がいなければ、大量の武器消費はできません。

ただ、この米ソ冷戦構造というのは多少複雑で、
この両国は敵同士と言われながらも、
直接対決をしたことは一度もありませんでした。

この、「不倶戴天の敵」と言われながら、
一度も戦わなかったのみならず、
度々 table を囲んで会議を開いていた、
この、二つの国の関係に関してのツッコミは、
いつか改めて書こうと思っていますが、
今回は端折ります。

それで、この、
一度として戦うことのなかった両国に代わって、
米ソの「代理戦争」という名目で選ばれたのは、
Vietnam や朝鮮半島といった小国でした。

こういった戦争が、business 戦略における、
いわゆる戦争兵器の
「消費」
の舞台として使われたものと思われます。

その後しばらくしてソ連は崩壊し、
冷戦構図は消えてしまいました。

これでもう少し世界が平和になると思いきや、
今度は、
「極悪非道な Terrorist 達との正義の戦い」

という新たな戦いが、絶妙の timing で現れました。

America は、
「Terrorist 達との戦い」を掲げながら、
どさくさに紛れて Afganistan や Iraq も攻撃することができました。

石油利権獲得、軍需産業活性化、
日本を初め他国からも援助をもらい、
America の政治家達は儲かり、
経済効果も上がりました。

ちなみに America は、
「Iraq に大量破壊兵器がある。」と言い切り、
Iraq を危険な国と断定して攻撃しましたが、
これもよく考えると、本当は事実は全く逆で、
America は、
Iraq に大量破壊兵器がないことを承知の上で、
Iraq 攻撃に踏み切ったんではないかと思われます。

「へ?何のこっちゃ」

と思われた方の為に、
このことも説明しておこうと思います。

もし America が言うように、
Iraq に本当に大量破壊兵器があって、
Saddam Hussein が見境いなく人を殺すような殺人鬼だったら、
そんな国を攻撃したら、America は、
その Iraq にある大量破壊兵器でもって、
報復攻撃を受けるかも知れないじゃないですか。

だから America は、CIA だかなんだかを使って、
事前に Iraq の状況を調べ上げ、
Iraq には大量破壊兵器は無く、
報復されても大きな痛手を被る危険性はまず無いことを確認した上で、
Iraq 攻撃に踏み切ったものと思われます。

ちなみに America は、北朝鮮に対しては、
これと逆のことをおこなったようです。

つまり、America は、
北朝鮮が核開発を行なっていることを承知の上で、
泳がせたんじゃないかということです。

なぜそんなぶっそうなことをさせたかというと、
北朝鮮のすぐ近くに、日本があるからです。

America は、日本に軍隊を置き、
北朝鮮から日本を守っていることになっています。
そのことの故に、日本に恩を着せ、
多額の「思いやり」や「お気持ち」を日本からもらっています。
それに加えて、Terrorist 達との戦いとか、
何のかのと理由をつけて、
America の起こす自己都合の戦争にも協力させ、
日本から出来るだけ絞っていきたいところです。

となると、北朝鮮には、
「日本に対する脅威」として、
もっともっと強く雄々しくあることが望ましい、
America の援助無くしては倒せない相手であって欲しい、
ということになります。

America という国は、
あくまで business 戦略として、
全世界を見渡しながら、常に戦争と、
戦争の脅威が無くならないように、
日夜たゆまぬ努力を続けている、
そんな国なのです。

もし、世界の平和を願うなら、
このような国が、戦争を行なう理由を失わせるよう、
徐々に外堀を埋めていくことが、
紛争を根絶やしにする、
有効な手段ではないかというわけです。

しかし、軍産複合体の国が、
仮に戦争の理由を見出せすことが出来なくなったとしたら、
どうなるか?

当然、国の経済は後退し、
それまで景気回復策として起こしてきた戦争もできないとなると、
国家自体が衰退してしまう、ということになります。

そうなると、現在、
America によって間接支配を受けている日本は、
America の景気後退の影響をまともに受けることになってしまいます。

このことが、日本にとって、
おおきな neck になってしまうということです。

「America がくしゃみをすれば、
日本が風邪を引く」
「今の日本があるのは、America のお陰。」
「America を失えば、日本は吹っ飛ぶ。」

このような mind control を、日本人達は、
永年に渡って、
他ならぬ日本の Mass Media や政治家達、
更には教育者達からまで受けてきました。

明治政府が始まって以来、
日本は欧米追従型の政策をとり続けてきました。

大東亜の戦いにおいて無条件降伏を受け入れてからは、
更に America 隷属の度合いを強めていきました。

例えば、最近日本では、消費税を上げるか、
上げないかという議論がなされていますが、
以前私は、ある雑誌には、

「消費税据え置きができるかどうかは、
America 政府の同意を得られかどうかにかかっている。」

と書かれている文章を見たことがありました。

自国の税率を決めるのさえ、
America の介入をうけるというのなら、
これは堂々たる内政干渉で、
これが本当なら、日本は所詮
「なんちゃって独立国」
にすぎない、ということになります。

今の日本の状態だと、
America の戦争 business に対して、
日本はこれからも協力し続けるしかありません。

自分が汗水垂らして稼いだお金が、
血税でゴッソリ持って行かれ、そのお金が武器となり、
多くの人々が殺されているとしても、
良心に蓋をしながら、
「Terrorist 達と戦う正義の国 America」
とかいう彼らの言葉を盲信しなければならなくなるのです。

結論から言うと、
日本が本当に世界の平和を願うなら、

America とは距離を置くべきです。

それに、移民の寄せ集めで出来たこの国は、
個人主義が横行する、
国家というには余りにもお粗末な
「砂上の楼閣」で、
これから America が衰退していく予兆はいくつもあるのです。

実は、日本以外の国では、
America 時代の終焉を察知している国は以外に多く、
それらの国々は、
もう既に America と距離を測り始めているのです。

といって、では America と距離を置いた国は、
どこに近づいていくのでしょうか?

「中国」でしょうか?

かつて、
中国にある10億人以上の市場を狙った国々が、
中国進出を狙いましたが、
これらの国々は、殆ど中国に騙され、
挙げ句は cyber terrorism の攻撃にあったりと、
酷い目に遭わされています。

これらの国々の第三の選択肢は、
当然、「日本」となります。

米中のような国は、
力に任せて他国を支配し、
他国の富を自国に引っ張ってくるのが外交であり、
それが善だと信じています。

それに対して日本は、
共生共栄の理念に立脚し、他者を繁栄させ、
自分も共に発展していこうとします。

韓国の「漢江の奇跡」も、
中国が GDP 第二位になるほどの経済発展を遂げたのも、
台湾の経済の発展も、
日本の協力無くしてはありえませんでした。

America は、
援助した国を自分の支配下に置こうとするので、
America が援助し続ける国は、
たいてい貧しいままで、
それどころか、下手したら犯罪率が増加したり、
Drug や Mafia が横行するようになったりします。

それに対して、援助した国々に、
確実に経済成長を持たらしてしまう国、

日本。

諸外国はもう、
違いに気付いてしまっているのです。

Mexico など、America と隣接しているにも関わらず、
日本を未来の business partner として選びました。
中国も Mexico に Approach をかけましたが、
Mexico は、中国ではなく、
日本企業を誘致する道を選びました。

永年 America と深い繋がりを持ってきたイギリスでさえ、
最近は、Charles 皇太子自らが福島へ赴いたりと、
日本に love call を送っているように見えます。

Europe の国々も、
本音では、希望の見えない Europe を離れて、
生き残りを掛けて日本に繋がりたい思いがあるのではないでしょうか。
しかし、「一人だけ抜け駆けは許さんぞ。」と、
EU 諸国同士が牽制しあってる、というところもあるでしょう。

ASEAN 諸国も、未来に向けて、
日本の leadership に期待しています。

もう時代は、America 依存、従属の状況を脱却し、
弱肉強食の、戦争や飢餓が横行する、
いわば動物 level の世界を抜け出し、
平和と、共存共発展の世界実現に向けて、
日本が initiative をとっていく趨勢を見せ始めているのです。

問題は、日本人の側に、
内外ともにその準備ができているかどうかということです。

古来より、日本民族が好んで拝してきた、
天照大神や大日如来。

それは、

この世界を普く照らす光

日本民族を最も恐れた侵略勢力は、
その光を消す為に、あらゆる方法を使って、
日本を葬り去ろうとしてきました。

一つの民族を消し去る方法。

それは、殺戮という方法もありますが、
それ以外にも、

「民族の Identity を奪い去ってしまう」

という方法があります。

つまり、自虐史観を学ばせ、民族劣化を招き、
日本民族の正体がなんであるか、
わからないようにしてしまうというものです。

この blog では、今、
日米関係を中心に色々書いてますが、
調べれば調べる程、
この、日本と America という国は、
対立軸を成しています。

そして、日本民族とは、

これも結論から先に言うならば、

世界の最後の希望として、
神が準備した民族

そう感じざるを得ません。

今まで私が書いてきた blog の内容からも、
そのことを感じとって頂ける方がいるかも知れませんが、
日本民族がどれほど民族であったかは、
まだ書ききれていません。

これからまた徐々に、
書き進めていきたいと思います。