かけがえのない多くの命が失われ
東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした
東日本大震災の発生から3年の歳月が経ちました。
被災されたすべての方々に心からお見舞いを申し上げます。
あの日、自分は六本木の街をタクシーで移動中に地震に会い、なんとか赤坂までたどり着きました。
ピアニストのレコーディングの現場でしたが、
地下のスタジオだったので閉じ込めを危惧して、スタジオの扉を開けたままレコーディングしたのを覚えています。
あの余震の揺れの中で、ピアニストの方もよく弾いてくれたものだと今となっては思います。
扉の外からは、微かにTVのニュースアナウンサーの声がヘッドホンに入ってきましたが、普段ならちょっとしたノイズも気になる私でしたが
何故かその時は、
「これもアリ」と思える状況でした。
混乱の１日で、帰宅もままならない方が大勢いるなか、歩きでしたが無事に仕事を終え、会社に戻れたことは幸いでした。
職場に戻って、朝までTVのニュースを見て本当にそう思いました。
あの震災をいつまでも風化させないよう
自分もあの時 感じたことを、誰かと話す機会を忘れないようにしたいと思っています。
これからのさらなる復興を願い
被災者の方々が１日も早く
普通の生活に戻られることを心からお祈り申し上げます。