4月からホームドクターの診療所などで、60歳以上と私のような自己免疫疾患を持つ患者などがコロナワクチン接種ができるようになりました。でも、私は直ぐには動かず他の同病や神経科に通う患者さんの動向、そして何より日本での副作用の報告などを毎日チェックしていました。

 

 

2週間ほど前に大学病院のペイン科で

 

「この病院でも外来患者がワクチンを受けられるようになるかもしれない。優先患者リストに名前載せておいたからね。」

 

と言われ、病院だったら私の病気の専門医もいるし安心と思って待っていたのですが、なぜかその後話が進んでいないようです。普通は州から受けられる順番が来た人に送られてくる手紙で接種所の予約をするのですが、政府がワクチン接種を半強制的に勧めるようになってきたので、どうやら手紙がなくても条件を満たしているならホームドクターの診断書で予約可となり、先週後半に診断書と診療所での接種予約の両方を頼みました。

 

 

診療所には毎週ワクチンが届けられるのですが、数がまだ少ないし毎週どの会社のワクチンが届くのか診療所側ではわからないんだそうです。アストラゼネカは特に60歳未満の人なら回避できるようになったので安心していたのですが、最近日本でのファイザー/バイオンテックの副作用を見ると、不安でいっぱいになってきました。

 

 

現在までに19人もの方がおそらく副作用と見られる症状で亡くなっていて、基礎疾患がない人がたくさん含まれているとのこと。アナフィラキシーショックのような症状が出た人は500人近く、国際的基準に合わせると80人台になるらしいですが、それにしても多すぎます。韓国でも死者や副作用の報告が相次いているというし、欧米でも確実に副作用らしい症状で亡くなっている方たちがいるでしょうに、バイオンテックがドイツ企業ということやアストラゼネカのようなとてもめずらしい血栓ができるわけではないので、あまりこちらでは報道されていないです。だいたい、欧州各国でこんな数は見られないでしょうし。

 

 

知人と万が一の時の後見人や委任者などの話を始めたところ、今日神経科の受診時にいきなり

 

「今打てるけど。バイオンテックがあるから。」

 

と言われてパニック。デスクの上にはすでに5本ぐらい注射器がならんでいて、考えたらホームドクターの診療所だけでなく感染するとリスクが高い人が通う専門の診療所でも接種が受けられるはずでした。

 

 

自己免疫疾患の患者が接種した場合のリスクについて調べても

 

「感染したら死亡するリスクの方が高いし重篤な副作用はない。」

 

という話ばかり耳にします。ドイツ多発性硬化症協会はmRNAワクチンを推奨しているので、やはりファイザー/バイオンテックかモデルナになるのですが、神経科医には日本での統計と欧米人との体質の違いを話し、とりあえず保留にしてもらいました。

 

 

私には2羽のインコたちがいて、1羽はアスペルギルス症持ち、もう1羽も今年の検診で肺の具合があまり良くないといわれてしまい、常に様子に注意していなければなりません。そんな状態で副作用で死に至ったら、この子たちを引き取ってくれる人はいないしティアハイム(病気の動物も受け入れてくれて獣医の治療も受けられるはず)に譲渡してくれる人を探しておかなければなりません。それよりまず、接種後に経過を知っていて、連絡がつかなくなったらアパートに入って様子をみてくれる人も。コロナで制限の多い今、簡単にお隣さんや友人に頼むことも難しく、法的な後見人や委任者を急いで手配しないといけなくなってきました。

 

 

まさかワクチン接種で遺言書作成とは思ってもいませんでした。でも、海外一人暮らし。何かあった時にまわりに迷惑をかけないよう、というか私はインコたちだけが心配で心配で、彼らのために飼い主として自分が亡くなった後のことも責任を持たなければと、まだ先だと思っていた終活を大急ぎで進めなければならなくなって...やっぱりショック。

 

 

セラピストの一人が事故にあって療養中なので作った「お大事に」カードです。