こんばんわ、寒いです。

鍋にし始めて、体重変わらず体脂肪少し落ちています。

今日は、滑車について書きます。

ウエイトスタックの重量が一緒なのに、体感が全然違うことありませんか?

それには、摩擦や滑車などによる理由があるのですが、それは滑車の物理学によるものが大きいのです。

①ラットプル
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②プレスダウン&ケーブルクロス(右も左も同じ構造)専用機具ではないけど。
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上の2つのマシンの違いが分かりますか?

同じウエイトスタックの重量でもラットプルダウンの方が、2倍の負荷を感じます。ラットプルの方は、書いてある表示重量がそのまま負荷としてかかります。

あー、何か書いているうちに面倒くさくなってきました。

もう、簡単に言っちゃうと、ラットプルダウンは、1本のケーブルでウエイトスタックを引っ張るので、ウエイトスタックの表示重量がそのまま負荷されてきます。

下のプレスダウンは、ウエイトスタックのすぐ上に滑車がありますので、2本のケーブルでウエイトスタックを引っ張るので、負荷が2分の1になります。1本のケーブルにかかる負荷が2分の1づつにななります。

重量を設定するときは、滑車がどこにあるか見て設定してください。

基本的に、ウエイトスタックと滑車があるくっ付いている場合は、負荷が半分になると思っていただいて設定すればよいと思います。

なぜかそうするかと言うと単純に高さを変えるため(プレスダウンやケーブルカール等色々な種目に使用できるように)にそのような構造になっています。

ケーブルのローイングマシンで、負荷を半減させずにローロウやミッドロウ、ハイロウなどケーブルの高さが変えることができるマシンを今、考えてデザインしています。て言うか、もうデザインしましたが。もしかしたら、申請すれば特許とれるかもです。これ、かなり面白くていいと思います。

この夏に、知り合いの弁護士の先生から紹介された特許事務所に色々相談しに行ったときに、上記とは違う自分が考えたマシンについて簡単に説明したのですが、2人の弁理士の先生にも特許とれると言われました。まあ、お金にならないと思いますが。

今度、売り出す業務用ケーブルロウは、200kgのウエイトスタックを装備しますが、負荷も200kgのままです。

最近、他社でカッコいいマルチマシンが出ていますが、ラットプルやプレスダウン等は、負荷が半分になりますのでお気をつけてください。ウエイトスタック100kgなら50kgの体感になります。当方の、次回発売のFTSもそうなので。

なんでも、結構なのでblackseepsince2012@gmail.comまでお気軽にお問合せどうぞ。

それでは、今日はここまでです。