コロナ重症化と血液型には関係があるのか? | blackk2022のブログ

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以前中国の科学者が、O型の人は感染リスクが低い一方、A型は高いことを発見したという話があったが、本当かどうか疑っていました。(ごめんなさい)

 

その後、科学ジャーナル『PLOS Genetics』で発表された論文では、3000以上の血中タンパク質を分析。どれが重症化に寄与するか、あるいはその逆かを解明しようと試みた(ここで研究者が“重症”と定義しているのは入院や人工呼吸が必要、あるいは死亡した人のこと)。

その結果、研究者は、血液型を決定づけているタンパク質など、重症化リスクを高めた可能性がある血中タンパク質をいくつか発見。

論文では「感染による入院リスクを高める血液型を正確に特定することは、私たちの研究結果からはできない」としながらも、研究結果ではA型とB型には該当の血中タンパク質反応が見られたが、O型は見られなかったと述べている。

論文の共著者クリストファー・フーベルはテクノロジー&科学ニュースの『New Atlas』に、A型が特に重症化リスクが高い疑いがある、とコメント。

 

ハーバード大学医学部とブリガム・アンド・ウィメンズ病院のショーン・R・ストウェル博士はプレスリリースで、「SARS-CoV-2のスパイクタンパク質のうち、ウイルスが細胞に侵入する鍵となる部分は、血液型A細胞に対する親和性を示し、さらにウイルスは血液型A細胞に特異的に感染する能力を示すことを示しています」と述べています。

A型血液細胞はO型血液細胞よりもSARS-CoV-2感染しやすいとStowell氏は指摘しています。「数千人のグループの中で、いくつかの研究は、血液型Aの人は、血液型Oの人と比較して、SARS-CoV-2への曝露後に感染する可能性が20%高い可能性があることを示唆しています。」その後の実験では、オミクロン株は元のウイルスよりもさらに強いA型血液細胞への感染を好むことが示されました。

他の最近の研究では、血液型とSARS-CoV-2に対する感受性を関連付けるメカニズムが調査されています。ある研究では、ウイルスが細胞侵入のために結合する受容体であるACE2タンパク質のレベルが、A型の血液型を持つ人々の他の血液型と比較して有意に高いことが示されました。また、スパイクタンパク質の赤血球への結合率は、A型の血液を持つ人で最も高く、O型の人で最も低いことも発見しました。

包括的なレビューでは、A型の血液を持つ人々は、胃がんの既知の危険因子であるヘリコバクターピロリにかかりやすく、したがって、病気を発症する可能性が高くなることがわかりました。対照的に、O型の血液は、結腸直腸がん、胃がん、乳がんなど、いくつかのがんのリスク低下と関連していました。

https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5137991/

 

実は私もO型ですが、周りがコロナに感染しても私は感染していないと思われます。(検査をしていないので、分かりませんが、風邪の症状程度で止まっていたのかもしれません)

どうもコロナ重症化と血液型には関係がありそうですね。