昨日、朝起きた際、母からのメールで知ったロンドン市内ノース・ケンジントンでのグレンフェル・タワーの大火災。貧困層の住む高層公団アパートがものすごい勢いで燃え、火災から22時間経った昨晩のニュースでも生放送でまだまだアパートが燃えていて、声を失いました。9.11を思い起こさせるような悲惨さです。(http://www.bbc.com/japanese/40269857)
またさらに悲しいのは、このアパート(英国では珍しいかなり高層アパート)があるのが、バブリーな街ロンドンの中でも、もっとも高級地区であるケンジントン・アンド・チェルシー行政地区にあること。
地価の高さが尋常ではないあの区に、あんな見るからに公団な高層アパートがあったのが驚きだけど、それは英国だからあり得るんだろうな。どの区にも、結構、いい場所に昔からの公団がだだーんと建っているから。
英国だけでなく、海外では、高級地区(安全なエリア)と、貧困層の住むエリア(危険度が高いエリア)が入れ子状態になっています。チェック模様みたいというか。だからよくよく現地のことを知らないと、ここなら大丈夫と思っていた高級エリアでも、一本、道を間違えたら、別の国かと思うぐらいすさんだ雰囲気に騒然とすることもあります。
さすがチャリティの国、英国と思ったのは、義捐物資を集めたりする場所が現場だけでなく、例えば、私の住むロンドン南東部でも、火災発生以来、あっという間にいくつも出来たり、義捐金を集めるページが即座に出来たりと、たくさんの人がアクションを起こしていること。
→私が学校のためのファンドレイジング活動を常にしているバブラちゃんとラッキーちゃんの学校でも、「なにかしないと」という声が上がり、とりあえず明日のお迎え時間に、アイスキャンディーや、チョコ、ポテトチップスといったおやつを売って、そのすべてを義捐金として寄付することになりました。日を改めて、来週、もっと大掛かりなことをしたい人もいたけど、とりあえず出来ることを確実にしていこうというので、まずはこれ。英国に住んでいると、一般家庭でも年間を通して、様々なチャリティー活動に募金します。子供たちの学校でも、間違ったら、2ヶ月に一回はなにかの団体の支援のためにイベントしているよねって思います。
日本にいたら、赤い羽根とか、あしなが基金とか、限られた団体が募金箱持って、街頭に立っている気がするけど、やはりそういうメンタリティは違うんだろうね。小さい頃からチャリティマラソンで走る子や、チャリティで募金を集めるために、クッキーを焼いて売る子、自分のおもちゃを売る子なんかも結構いるし、そういうこころざしが自然と形成されていくんだろうね。
ということで、明日の午後は、学校の高学年の子供たちと一緒におやつ売ってます。少しでもたくさんお金が集まりますように。