大いなる妄想、山陽新幹線に貨物列車が走る日? | 鉄道ジャーナリスト加藤好啓(blackcat)blog

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福祉と公共交通の視点から、鉄道のあり方を熱く語る?
blackcat こと加藤好啓です。
現在の公共交通の問題点などを過去の歴史などと比較しながら提言していきます。
随時更新予定です。


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荒唐無稽なお話ということで、ネタとしてお読みいただければ幸いです。
この記事を書いている最中に、JR西日本がJR貨物からの要請を受けて山陰本線を経由するう回輸送を行うと言った記事が出ていました、再統合を含めた経営形態の問題は、またの機会に行うとして、飽くまでも妄想として、山陽新幹線による貨物輸送が実現したらという妄想を書かせていただきました。

もちろん、実現のためには解決すべき課題は山積みであり、いわゆる妄想ネタ、チラシの裏みたいなものですが、「もし可能性があれば」ということで、書かせていただきますので、お読みいただければ幸いです。
妄想ですので、実際の建設費用等は考慮していません。

東海道新幹線で計画された貨物輸送

新幹線を建設する際に、夜間に新幹線貨物を走らせる構想があったと言われています。
一部の本では、世界銀行から借款を受けるために、記述したものであり、最初から本格的に貨物輸送を行う気はなかったと言った記述もあるようですが、実際には当初から夜間に貨物輸送を行う構想はあったそうで、世界銀行の担当官がむしろ大変興味を持ったと言われています。
当初の計画では、140km/h程度で走行して5時間程度で東京~大阪(おおさか)間を結ぶ計画だったようですが、現在は在来線のスーパーレールカーゴが約6時間で結んでおり、当時の新幹線計画をほぼ在来線で達成してしまった感はあります。
東海道新幹線区間の貨物輸送については、弊ブログでも書かせていただいたのでそちらを参照ください。

貨物輸送今昔 18 新幹線と貨物輸送

東海は夜間は元より、昼間も貨物列車が走ることは拒否するでしょうから、実際に設定されるとすれば、可能性があるのは、鹿児島~博多・博多~大阪(吹田貨物ターミナル付近)となるのではないでしょうか。

妄想の最初の段階として、仮に実現するなら問題点はどこにあるのか考えてみましょう

  1. 先ほども書きましたが、貨物輸送を行う区間をどこにするのでしょうか。
  2. 途中に貨物を積み下ろす駅を設けるのか否か。
  3. コンテナを直接積むのか否か。
  4. もっと言えば、何を運ぶのか

と言った疑問点が出てきそうです。

実現するためのハードルは高いですが
最初にお断りしたように、あくまで妄想なので自由な発想で書かせていただくことをお許しいただければ、貨物途中の取扱駅は、博多南・新大阪(吹田岸辺付近まで線路を延長)となりそうです、欲を言えば、広島・岡山あたりにも拠点があればもっと良さそうですが・・・。
ターミナルをどこに持ってくるか?場所の確保が難しそうです。
博多に関しては、現在の博多南総合車両所の東側にいきいき通り側に物流拠点を設けてやれば・・・ただ在来線との接続も考える必要がありますので、そうなると竹下駅付近までのアプローチも考える必要がありそうです。
なお、新大阪側はもっと大変で、新大阪から在来線に沿って岸辺駅付近まで新幹線の貨物線が延長して、吹田貨物ターミナル駅に接続なんて言うのが理想でしょうか。

まぁ、妄想ですからね。
楽しいと言えば楽しいですが、より実現性のあるもの、となるとなかなか難しいでしょう。
あと、問題になってくるのは、最高速度をどの程度のするかだと思います。

軸重と最高速度の微妙な関係

軸重と最高速度の問題があるかと思います。
車体が重くなれば重くなるほど、特にばね下重量(サスペンション等の緩衝装置の下にある重量を表す)が大きくなると、軌道破壊が進み、騒音・振動が増すとも言われています。

車体重量と振動。騒音の関係では、JR東海が実験した結果では、210km/hで設計された新幹線の軌道破壊量とほぼ同値の破壊量で抑えて、かつ270km/h走行するためには、軸重は12トンに制限されると言われています。
現在の「700系などは」は編成重量 634t (空車時)で、その軸重内に収まるように設計されています。

山陽新幹線の場合、260km/hで走行できるような規格で設計されていますので、貨物電車も260km/h で走行させてやれば良いかもと思ってしまいます。
260km/hで、途中こだま並みに待避しながら走行しても。5時間程度で博多から大阪まで荷物が運べればかなり競争力的には有利になるのではないでしょうか。
なお、スーパーレールカーゴのように、コンテナを車体に直接載せる方式とすることで、大阪で在来線への積替。トラックへのスムーズな積み替えができるのではないでしょうか。

ただ架線下荷役は、交流25000V下では難しいですので、蓄電池などを搭載して、短区間は電池で走れる仕様にする必要があるかもしれません。
貨物輸送としては、九州各地のコンテナを新幹線基地に集めて、大阪までの荷物を急送する、コンテナを中心に考えていくこととすれば実現可能性はありそうです。
もう一つの方法は、JR九州元会長の石井氏自身も言及されていましたが、新幹線700系の中古を改造する方法です、この方法に関しては一般的な貨物ではなく、どちらかといえば、パレット輸送が中心の荷物列車に近いイメージになりそうです。
この辺については、また改めて妄想してみたいと思います。

飽くまでも、新幹線貨物は在来線のバックアップとしての位置づけ
基本的には、貨物輸送は在来線が行うべきであり、新幹線での貨物輸送は、バックアップと言うか拠点間の輸送力として活用できれば良いなぁ等と、勝手に妄想中です。
 

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