今日も思うことを思うままに書かせていただこうと思います。

今日朝からふっと思ったのは、感じとは究極のアイコンと言う言葉でした。

 

アイコン・・・何気なく使っていますが、その定義は以下のように記されています。

 

アイコン (英語: icon) は、物事を簡単な絵柄で記号化して表現するもの。アメリカの哲学者パースによる記号の三分類の一つ。 

 

出典:wikipedia

 

ということで、言わずもがな、以下のようにそのマークを見ただけで何を意味しているのかが判りますよね。

こうしたアイコンを使ったサインとしては、1920年頃にオーストリアの社会・経済学者、オットー・ノイラートが生み出したアイソタイプがピクトグラムのはじまりとされていますし、1964年の東京オリンピックではこうしたピクトグラムが数多くの施設などを表すのに使われたとされており、いわゆる世界共通言語とも言えるかも知れません。

 

さて、そう考えると漢字というのは英語圏の人間からすれば難解な文字である訳です。

ただ、中国から入ってきた漢字を日本語に導入することで、それまでの言語を漢字に当てはめることで、記録し流通させることが出きるアイコンを手に入れたということが出来ます。

 

小学校一年生で習う、基本的な漢字。

上・下・火・山・川・木・花等々・・・

元々は、火や木は、火が燃えるゆらゆらした炎の様子を木の場合は、立っている木そのものを象形として表現したのが始まりであるわけです。やがて、そうした基本的な象形文字を組み合わせて、男・林・森といった漢字が派生していったわけです。

更に、日本には「国字」と呼ばれる、日本で生まれた漢字もあると言われています。

 

代表的なものとしては、以下のように 峠(とうげ)・榊(さかき)・畑/畠(はたけ)・辻(つじ)と言った言葉が昔から有るようで、それ以外には単位を表す言葉として、 頓(トン)・瓩(キログラム)・粁(キロメートル)と言った言葉も有りますが。さすがに、峠や榊と言う文字では、アイコンとしての意味合いを持たれますが、数字の単位という意味では、さすがにこれはあまり使われることはないだろうと言うことになりますが。

 

漢字というのも、昔のアイコンと考えてみると、先人の知恵を垣間見ることが出来るように思えます。

時にはこうした、言葉遊びではありませんが。

漢字を分解してみるというのも面白いと思いますし、新しい漢字を創造するのも、頭の活性化にちょうど良いと思うわけですね。

あくまでも個人的な感想ですけど。